千畳敷カール 木曽駒ヶ岳 2,956m
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- GPS
- 24:02
- 距離
- 7.3km
- 登り
- 681m
- 下り
- 696m
コースタイム
- 山行
- 2:51
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 3:48
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
バスとロープウェイ往復で3900円(3日間有効) |
写真
感想
ゆっくり楽しみながらの登山
以前から千畳敷カールに行くことは狙っていたのですが、
お天気が良くて、あんまり混んでいない時に行きたい!!という
欲張り根性が働くせいで、決行するタイミングを逃していましたヾ(;´▽`A`
が!今年も今を逃すと夏の花の時期が終わってしまうぞ!
お盆休みの鬼混雑も目前に迫っている・・・
しかし台風が接近中・・・
更新のたびに変わる「てんきとくらす」と睨めっこしながらも・・・
一か八か!!
登山決行してきました!!
山小屋に一泊するので朝出発して昼前に菅の台バスセンターへ到着。
菅の台バスセンターの駐車場は満車だったため、
1km先の「黒川平駐車場を利用しろ」とのことでしたが、
直ぐ目の前の民間駐車場が同料金で空いていたのでそちらを利用。
これが大正解!
黒川平駐車場に停めると、ロープウェイ行きのバスに乗車する際、
菅の台バスセンターでかなりの人数が乗ってくるので
数人しか乗れずにまた次のバスを待つことになり、
だいぶ時間をロスしてしまう所でした。
バスとロープウェイを使い、憧れの千畳敷カールへ♪
この日の天気は微妙だったので到着するまでドキドキでしたが・・・
晴れてる〜〜絶景〜♪♪素晴らしい!!
\(●~▽~●)У(●⌒∇⌒●)
ホテル千畳敷の食堂で名物ソースかつ丼を食べてから、
いよいよ出発。
乗越浄土までは急な登りが続き、気温も想像以上だったので、
暑く汗だくでしたが、森林限界を超えてのアルプス絶景はやっぱり最高です。
お花もたくさん咲いていたのでゆっくりと鑑賞しながら登り、
宝剣山荘でソフトクリームを食べました。美味しい〜(*´μ`*)
本日の宿「駒ケ岳頂上山荘」には14時頃に到着。
テント場は広く既にいくつか張ってありました。
私達は山小屋の屋内泊。
山小屋ド・ド・ド素人の私は緊張するのです。
※注釈※山小屋泊はこれが2回目:前回は赤岳頂上山荘泊
ま〜人気の山だから相部屋は想像しています。
今日は100名定員のところ、40名位入る予定というのは、
事前に確認済み。
しかし、スタッフはどんな人?
泊まる部屋はどんな場所?
相部屋の登山者は?食事は??
ドキドキ ( ゜Д゜;) ドキドキ
受付で予約している事を伝えお金を払います。
「○号室です。他に4名入ります」
指定された部屋に行ってみると
広さは4畳半くらい??・・・ここに6人・・・
お、おかしい・・・
本日は100名定員のところ40名のはず・・・
なぜ無理やり、超満員にする??
他の部屋は10人部屋に6人、8人部屋に6人です。
使っていない部屋もある。
なんでこんな事するのか分からな〜いっ!!!????
┐(゜⊇゜)┌...why?
直ぐに、相部屋のベテラン風情のシニア4人グループも到着し、
場所配分するが布団が6枚まともに敷け無いし、
荷物を置く場所も無いので布団の上に置く事に・・・
ベテラン4人の猛者達も「だいぶ狭いな〜」と呟く・・・
ま〜ま〜これが山小屋なんだね。
と、自分に言い聞かせ荷物を置き、
木曽駒ケ岳に登ろうと外へ出るとガスって何も見えないやん!!!汗!
でも私は霧の中の登山も幻想的で好きなので、GO!
頂上に到着しても何も見えませんでした。
せっかくなので、近くにあるもう一つの宿
「頂上木曽小屋」に立ち寄ってビールを購入。
そこのスタッフのおじさんに
「駒ケ岳頂上山荘」の部屋割り事情を話すと
「ウチはせっかく来てくれたお客さんを満員じゃないのに
狭い所に詰め込む様な事はしないな〜」
「ちなみにウチは本日10人でゆったり。50人部屋を2人で使ってる人もいるよ」
だって!!マジか!!!
ε=ε=(o*>д<)o
正解は「頂上木曽小屋」だったじゃ〜ん!!
しかし、いくらぼやいても仕方が無い。
もうお金払っちゃったし。。。
そんなわけで、気分を変えて、ビール片手に優雅に山道を歩き!
最高の贅沢です!!
木曽小屋入口前の細い道には、コマクサが沢山咲いていました♪
「頂上山荘」に再び到着し、部屋に戻るも居場所がない。
しかも、ここは部屋以外の居場所も少なく、
狭い食堂も夕飯の準備で使えない。
霧が出て何も見えない外を出たり入ったり。
思ったほど気温が下がらず、全然寒くなかったのが救いでした。
とにかくウロウロ時間を潰しながら、やっと17:30の夕飯タイム。
山小屋なので食事は質素だがありがたく頂きました。
食後も居場所が無いので(笑)
外で日本酒を飲みながら夕日を待ちましたが、ガスっていて見れず。
ところが。日が落ちた後、徐々にガスなくなり満点の夜空に!!
星がキレイに見えましたよ〜
★★★ヽ( ´¬`)ノ★★★
夜9時には寝床へ入り、
狭い、臭い、うるさい(イビキ)の三重苦で
世にも恐ろしい、人生最悪の夜を過ごし・・・
Σ(´Д`;) Σ(´Д`;) Σ(´Д`;)
繊細な私は、かろうじて2時間程度の睡眠を取り、朝4時に起床。
山小屋の洗礼を受けた夜でした。
楽しみの一つだったご来光も、ガスって見れず (*´・ω・`)
朝食後も超ガスっているし雨が降りそうなので、
他の宿泊者は続々と下山していきました。
私はせめて、昨夜の拷問の時間を無駄にしたくない!!!
という切実な思いで、
チェックアウトぎりぎりの7時まで粘ります┌(`・_・´)┐
しかし7時を過ぎてもガスは晴れず、
本日の予定「馬の瀬」方面からの下山ルートを諦め
中岳を通り宝剣山荘へ行き、しばし休憩。
せめて、昨日行かなかった伊那前岳に登って帰ろうと、
誰も歩いていない山道を歩いていると!!!
ついに、キターーーーーーー!!!!
*。ヾ(。>v<。)ノ゛*。*。ヾ(。>v<。)ノ゛*。
徐々にガスが無くなり絶景がッッ!!
再び、予定変更!
宝剣山荘前の道から、駒飼ノ池を通って濃ヶ池まで行こう!!!
辛い昨夜を過ごしたご褒美だとニコニコで絶景歩き♪
テンション上がりました♪
私は霧が徐々に晴れていく過程が大好きなんです!
最初から晴れ渡っているよりも、断然ドラマチックです!(笑)
八ヶ岳の時もそうだったな〜って思いながら
お花を観賞しながら駒飼ノ池まで行き休憩。
早朝に多くの登山者が下山していったお陰で?
周りには誰もいません。
沢の音・沢山の花々・小鳥の声・雲が流れ・絶景に囲まれる
間違いなくここが今回登山最高のポイントでした。
駒飼ノ池付近の大きな岩の上で休憩していると
何となく雲行きが怪しくなってきたので、
濃ヶ池はやめにして、そのまま宝剣山荘方面へ戻りました。
結局、雨に降られることは無く千畳敷カールまで辿り着く事が出来ました。
帰りはこまくさ温泉に入り、ゆっくりと休憩しました。
大きな休憩室があったので、仮眠も取れました。
山小屋の洗礼は受けましたが、
星空や雄大な自然の中の静けさや・・・
山の素晴らしさを満喫できる山中泊は外せないなあ。
「やっぱり、山っていいなぁ〜」ってしみじみ思いました。
あの地獄を回避するには、
やはり、テン泊しかないのか!?!?!?
・・・悩ましい問題です。
■今回の山小屋情報を別Blogへアップしました。
詳しく知りたい方だけ、ご覧ください。
私の愚痴です。。。
ヒトリゴト
http://tomoya1068.blog11.fc2.com/
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