笹子峠〜清八山〜御坂峠
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- GPS
- 07:55
- 距離
- 21.8km
- 登り
- 1,625m
- 下り
- 1,309m
コースタイム
08:05 清水橋
08:40 笹子峠
09:08 中尾根ノ頭
9:40 カヤノキビラノ頭
10:40 ボッコノ頭
11:10 大沢山
12:20 清八山(昼食)
13:00 八丁峠
13:25 御坂峠
13:50 御坂山
14:20 旧御坂峠
14:40 行者平
15:10 籐の木バス停
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰りは藤の木から石和温泉駅までバス(760円) |
写真
感想
先週の遠見尾根の合宿の疲れもとれたので、12月10日に笹子峠から御坂峠まで歩いてきました。
甲斐大和駅を出て右側に道なりにすすみ、甲州街道を横断してから旧甲州街道へ入りました。
前日の雪のために路面は凍結気味で慎重に登りました。また甲州市側も台風の影響か路面が崩壊している箇所がありました。
清水橋からは甲州街道峠道という登山道に入りました。ここで既に2、3センチの積雪がありました。
早朝ということもあり、トレースは笹子トンネルまでありませんでした。
甲州市側の笹子トンネル入口は大月側と比べ控えめなデザインでした。
旧甲州街道を大月市側から車で来た人がいるようで、笹子峠へあがるトレースが残っていました。
笹子峠からトレースは笹子雁ヶ腹摺山方面へ続いていたのでカヤノキビラノ頭へ向かう登山道にはトレースはまったくありませんでした。
尾根上では5センチほどあり、凍っていなかったので滑りやすかったです。
カヤノキビラノ頭へ登る途中振り返ると雪化粧した大菩薩連嶺が望めました。
山頂からは正面に富士山が望めました。一応景観を良くする為に伐採などが行われているようです。
大洞山は木々の間から笹子雁ヶ腹摺山が望めました。
大洞山から少し下ったところに摺針峠があり、地図にはルートが記述されていませんでしたが、
笹子駅へ2時間、御坂町三ツ星へ1時間という標識が立っていました。
ここから笹子駅へのルートがしっかりすると、カヤノキビラノ頭付近にも入りやすくなりそうです。
ボッコノ頭の手前にあるピークは大きな岩が露出していて、凍結すると危険かもしれないです。
山頂からは西側に南アルプス、東側には滝子山などが望めました。
ここからも地図にはないルートとして、御坂町藤野木へ下りるルートがあるようです。
ボッコノ頭から大沢山までは踏み跡が薄く、積雪もあったのでルートがわかりにくかったです。
山頂からはまた富士山が望めました。この辺りの山の整備は富士山が望めるようにすることのようです。
個人的には東側の滝子山も望めるようになっていると良かったです。
大沢山の北東の尾根上のルートから熊鈴の音が聞こえましたが、姿は確認できませんでした。
女坂峠を過ぎると岩が出ていて両側が切れているところを、よじ登りました。
ロープや鎖もなく、積雪があったので滑りやすかったので非常に危険でした。
笹子峠から清八山までのルートで一番危険なのはここだと思います。
清八山から御坂山塊へのルートへ出るとかなりのトレースがありました。
ここから一旦清八山へ向かい、山頂で昼食をとりました。
山頂には単独行の方が2名いました。展望は前回行った時よりもさらに良く、富士山、南アルプスがよく見えました。
清八山から来た道をもどり、八丁山へ向かいました。八丁山の標識は見過ごしてしまったのか、気づいたら八丁峠でした。
地図にある見廻り道は破線でしたが、しっかりとしたルートのようです。
御坂山まで左手に河口湖の奥に富士山を望めるスポットが何箇所かありました。
山頂からも木々の間から多少見えます。
旧御坂峠まではかなりのトレースがありました。
旧御坂峠には休業中の御坂茶屋がありますが窓は壊れていて長い間使用されていないようです。どちらかと言うと廃業したように思えます
たいていのトレースは黒岳に向かい、ほかは三ツ峠入口バス停へ向かっていました。
帰りは河口湖方面ではなく、甲府駅方面のバスに乗りたかったので、北側へ抜けました。
旧御坂峠から北側へ抜けるロートにはまったくトレースがなく、野うさぎなどの小動物の足跡しかありませんでした。
普段から人気のないルートのようで、壁面から崩れた岩が登山道に散乱していていました。
また、落ち葉が積もった上から積雪していたので、慎重にくだりました。
行者平を抜け舗装された作業道に入ると左手の斜面一面が伐採されていました。
また近くに新御坂トンネルの排気口が轟音を立ていて、ようやくこのルートの人気がない理由がわかりました。
しばらく歩くと御坂みちに出ました。籐(とう)の木バス停は左手すぐのところにあります。
右手にはドライブインがありましたがバスが15分後にあったので立ち寄りませんでした。
藤の木バス停からのバスは甲府行きでしたが、調べてみると甲府駅より東京寄りの石和温泉駅にバスが行くとわかり、石和温泉駅入口で下車しました。
東京方面の電車も5分後にあるので、ここで下車するのはちょうどいいと考えていました。
しかし石和温泉駅入口から石和温泉駅までは1キロくらいあり、電車には乗れませんでした…
正直調査ミスとはいえ駅入口から駅まで長すぎると思いました。
まとめ
東京でも前日は若干みぞれが降りましたが、積雪はないだろうということで行くことにしました。
しかし甲州街道峠道の時点で2、3センチほど積雪があり、山中では5センチほど積もっている場所もありました。
笹子峠から清八山までは山と高原地図の2011年度版では破線ルートということでしたが、登山道が不明瞭ということはなく、途中にエスケープルートがないことから健脚層以外の人が間違えて通らないようにするための措置のように思えました。
甲斐大和駅の駅から笹子峠までの間、手袋を着けずに登っていたので手の筋肉が冷えてしまい、物が握りづらくなってしまったので、次回からは出発する時点で手袋を着けることにします。
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