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Yamareco

記録ID: 1553744
全員に公開
ハイキング
大峰山脈

釈迦の後だと不動様のご機嫌が悪いようです(釈迦ヶ岳-不動七重の滝)

2018年08月13日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:23
距離
13.8km
登り
1,481m
下り
1,479m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:33
休憩
0:49
合計
6:22
距離 13.8km 登り 1,492m 下り 1,487m
5:16
5:25
49
6:14
6:19
37
6:56
6:58
2
7:00
7:09
3
7:12
7:13
21
7:34
45
8:19
8:33
35
9:08
20
9:28
5
9:33
9:34
3
9:37
29
10:06
10:12
37
10:49
10:51
20
11:12
ゴール地点
天候
過去天気図(気象庁) 2018年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
その他周辺情報 北に帰る途中に上北山温泉があります。JAF割引を使うと400円。
おわかり頂けるでしょうか。鹿がいます。しばらく逃げなかったのに、カメラを持ち出した途端に逃げ出してしまいました。
2018年08月13日 03:50撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
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8/13 3:50
おわかり頂けるでしょうか。鹿がいます。しばらく逃げなかったのに、カメラを持ち出した途端に逃げ出してしまいました。
これが不動の滝への遊歩道入り口。
2018年08月13日 04:01撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
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8/13 4:01
これが不動の滝への遊歩道入り口。
オリオンが見えたので、車窓から撮影。
2018年08月13日 04:04撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
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8/13 4:04
オリオンが見えたので、車窓から撮影。
ここは不動の滝の展望台。
2018年08月13日 04:05撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
8/13 4:05
ここは不動の滝の展望台。
自動車を停めた箇所からの夜空。ここでも降るような星空に巡り会えました。また、写真には残せませんでしたが、流星も見ることができました。
2018年08月13日 04:17撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
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8/13 4:17
自動車を停めた箇所からの夜空。ここでも降るような星空に巡り会えました。また、写真には残せませんでしたが、流星も見ることができました。
夜が明けてきました。
2018年08月13日 04:47撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
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8/13 4:47
夜が明けてきました。
この車止めからスタートです。
2018年08月13日 04:52撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
8/13 4:52
この車止めからスタートです。
小仲坊(宿坊)。幕営している方もおられました。なお、お手洗い(チップ制)も使えます。
2018年08月13日 05:17撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
8/13 5:17
小仲坊(宿坊)。幕営している方もおられました。なお、お手洗い(チップ制)も使えます。
やうやうしろくなりゆくやまぎは。
2018年08月13日 05:18撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
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8/13 5:18
やうやうしろくなりゆくやまぎは。
昔は宿坊は5つあったそうで、その跡です。
2018年08月13日 05:24撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
8/13 5:24
昔は宿坊は5つあったそうで、その跡です。
しばらく登山口がわからずうろうろしました。ここから山に入ります。
2018年08月13日 05:26撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
8/13 5:26
しばらく登山口がわからずうろうろしました。ここから山に入ります。
小仲坊の屋根越しに。間もなく日の出です。
2018年08月13日 05:27撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
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8/13 5:27
小仲坊の屋根越しに。間もなく日の出です。
朝の光を受けた登山道が反則級に美しい。
2018年08月13日 05:40撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
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8/13 5:40
朝の光を受けた登山道が反則級に美しい。
息をのむようです。
2018年08月13日 05:41撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
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8/13 5:41
息をのむようです。
高い木があったり。
2018年08月13日 05:45撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
8/13 5:45
高い木があったり。
瘤もあったり。
2018年08月13日 05:48撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
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8/13 5:48
瘤もあったり。
標識もあります。
2018年08月13日 05:51撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
8/13 5:51
標識もあります。
これが件の853段の階段。853段ならさほどの難事じゃない、と言うことなかれ。えらい「じらしプレイ」をしてくれました(本文参照)。
2018年08月13日 05:59撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
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8/13 5:59
これが件の853段の階段。853段ならさほどの難事じゃない、と言うことなかれ。えらい「じらしプレイ」をしてくれました(本文参照)。
198段から200段までどれだけ時間がかかったことやら。
2018年08月13日 06:10撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
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8/13 6:10
198段から200段までどれだけ時間がかかったことやら。
うわー、どうも雲海が出ているみたいじゃないですか。なんとか稜線に出ないと(間に合いませんでした)。
2018年08月13日 06:11撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
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8/13 6:11
うわー、どうも雲海が出ているみたいじゃないですか。なんとか稜線に出ないと(間に合いませんでした)。
かなり無理して生えてきているようです。
2018年08月13日 06:13撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
8/13 6:13
かなり無理して生えてきているようです。
ロールスロイスのエンブレム?
2018年08月13日 06:15撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
8/13 6:15
ロールスロイスのエンブレム?
役行者しか腰掛けてはいけません。
2018年08月13日 06:19撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
8/13 6:19
役行者しか腰掛けてはいけません。
二つ岩の間から太陽。
2018年08月13日 06:21撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
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8/13 6:21
二つ岩の間から太陽。
ちょっとやり過ぎ?
2018年08月13日 06:26撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
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8/13 6:26
ちょっとやり過ぎ?
この500段も到達するのにえらい手間がかかりました。
2018年08月13日 06:32撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
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8/13 6:32
この500段も到達するのにえらい手間がかかりました。
大日岳、見えました。
2018年08月13日 06:37撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
8/13 6:37
大日岳、見えました。
これが最後の階段だと思うのですが、全く愛想がない。
2018年08月13日 06:49撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
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8/13 6:49
これが最後の階段だと思うのですが、全く愛想がない。
もうちょっとで稜線に出ます。
2018年08月13日 07:02撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
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8/13 7:02
もうちょっとで稜線に出ます。
太古の辻に出ました。
2018年08月13日 07:03撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
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8/13 7:03
太古の辻に出ました。
ここから稜線歩きで少し楽ができる・・・わけではありませんでした。
2018年08月13日 07:03撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
8/13 7:03
ここから稜線歩きで少し楽ができる・・・わけではありませんでした。
大日岳? 行きませんよ。
2018年08月13日 07:04撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
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8/13 7:04
大日岳? 行きませんよ。
これが本日用のザック。
2018年08月13日 07:04撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
8/13 7:04
これが本日用のザック。
雲の具合が美しい。
2018年08月13日 07:09撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
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雲の具合が美しい。
行かないと言ってるじゃないですか。
2018年08月13日 07:19撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
8/13 7:19
行かないと言ってるじゃないですか。
い、行かないんだからね!
2018年08月13日 07:19撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
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8/13 7:19
い、行かないんだからね!
もうちょっとで釈迦ヶ岳なのですが。
2018年08月13日 07:19撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
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8/13 7:19
もうちょっとで釈迦ヶ岳なのですが。
ストゥーパのような雲、と思ったのですが、これだとよくわかんないですね。
2018年08月13日 07:27撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
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8/13 7:27
ストゥーパのような雲、と思ったのですが、これだとよくわかんないですね。
深仙の宿まで来ました。釈迦ヶ岳見えますが、ここからが大変。
2018年08月13日 07:32撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
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8/13 7:32
深仙の宿まで来ました。釈迦ヶ岳見えますが、ここからが大変。
笹を漕ぎます。
2018年08月13日 08:04撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
8/13 8:04
笹を漕ぎます。
太古の辻から1時間以上。ようやく旭登山口からのルートに合流。
2018年08月13日 08:14撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
8/13 8:14
太古の辻から1時間以上。ようやく旭登山口からのルートに合流。
ようやくお目見えです。
2018年08月13日 08:22撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
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8/13 8:22
ようやくお目見えです。
2018年08月13日 08:24撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
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8/13 8:24
三角点タッチ。
2018年08月13日 08:24撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
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8/13 8:24
三角点タッチ。
蜂がいるのがおわかりでしょうか。
2018年08月13日 08:26撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
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8/13 8:26
蜂がいるのがおわかりでしょうか。
お釈迦様にもあたらしい山の日を。
2018年08月13日 08:32撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
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8/13 8:32
お釈迦様にもあたらしい山の日を。
錫杖と並んで。
2018年08月13日 08:34撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
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8/13 8:34
錫杖と並んで。
く、くどい! 行かないと言っておろう。
2018年08月13日 09:05撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
2
8/13 9:05
く、くどい! 行かないと言っておろう。
下りも格闘した階段。そろそろ終わりです。
2018年08月13日 10:16撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
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8/13 10:16
下りも格闘した階段。そろそろ終わりです。
これは道沿いの展望台から。これだけでも充分な迫力です。しかし、これを見ると近くまで行ってみたくなりますよね。
2018年08月13日 11:25撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
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8/13 11:25
これは道沿いの展望台から。これだけでも充分な迫力です。しかし、これを見ると近くまで行ってみたくなりますよね。
不動七重の滝への遊歩道。吊り橋を渡ります。
2018年08月13日 11:45撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
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8/13 11:45
不動七重の滝への遊歩道。吊り橋を渡ります。
水が澄んでいます。
2018年08月13日 11:47撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
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8/13 11:47
水が澄んでいます。
遊歩道だから楽ちんと思ったのが大きな間違い。苦しんだ挙げ句に、ようやく展望台到着。
2018年08月13日 12:23撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
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遊歩道だから楽ちんと思ったのが大きな間違い。苦しんだ挙げ句に、ようやく展望台到着。
素晴らしい滝でした。
2018年08月13日 12:24撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
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8/13 12:24
素晴らしい滝でした。
七重の滝の最下段。
2018年08月13日 12:43撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
8
8/13 12:43
七重の滝の最下段。
撮影機器:

感想

名瀑100選のひとつに算えられる不動七重の滝のことを聞いて以来、あんなにも壮大な滝があるのなら、是非この目で見てみたいと思っていました。しかし、近くまで行くだけで大変だ、と思い切れていませんでした。しかし、釈迦ヶ岳のレポートをいくつも拝見するにつれ、「前鬼からの本来のルート」で登りたいというご意見を読むと、自分も釈迦ヶ岳に行くのなら、正面から登ってみたいと思うようになりました。ただ、普通の日曜に行くには時間的に不安なので、お盆に前日から車中泊で乗り込み、1日で済まなかったら翌日も使って、釈迦ヶ岳と不動の滝を見てこようと計画しました。

橿原の策源地に前乗りし、17時くらいから眠るように努力し、0時に起きて準備して、1時前に出発。2日前にも通った169号線で、下北山村に着いたのは3時過ぎでした。道端にヤマザキショップがあり、お手洗いと自動販売機が使えたので、ここで時間調節し、4時前に再び出発して前鬼への分岐を曲がります。この道、細いし落石もあるしで走りにくいとは言え、この時点ではあまり問題はありません。問題と言えば、鹿がいるくらいか。不動の滝の看板を見送り、車止めの手前、ふたつ目の駐車場に車を停めました。他に2台の自動車があり、テントも張ってあります。大台ヶ原に比べると、空が小さいのですが、その小さい空には満天の星です。しかも、流星も見ることができました。

星を撮っている間に夜は白々と明けてきて、星の数はあっという間に減っていきます。まだ若干くらいとは言え、4:50に出発することにしました。車止め直前にもテント泊の方がおられます。舗装道路をしばらく登ると、東の空がどんどん明るくなり、そろそろ太陽が顔を覗かせるか、というタイミングで小仲坊到着。ここはかつてから5軒存在した宿坊の最後のひとつで、現在も宿泊ができるようです。有難いことに、お手洗いを借りることができます(チップを払います)。

ここから登山道に入りますが、ちょうど太陽が昇りだし、朝日を浴びた広葉樹が神々しいほど美しいです。この箇所、実はルートを間違えたりしていますが、道沿いのロープ、テープ、石積みなどを参考にしながら登って行くのがいいでしょう。ほとんどは悩むところはありませんが、2箇所ある枯れ谷を渡渉?する箇所が迷いやすいように思いました。その後、有名な階段が始まります。最初に853段と書いてあり、100-200-300と切りのいい段もそのように書かれています。しかし、長命寺山みたいに「853段登ったらおしまい」かというと、そうは問屋が卸しません。まず、853段は木の階段だけの段数であり、階段と階段の間に土の道、石段などがあっても全くカウントされません。特に、200段、500段の前には嫌がらせのように階段のないパートが挟まれており、あと2段なのに、という所から進みません。階段が出てきたらぞっとするのに、出てこないといつまで経っても登り切れないというジレンマ。えらいじらしプレイです。

ようやく稜線に出ると、そこは太古の辻です。大日岳の奇怪な山容がすぐそこにあります。大日岳に興味がないというと嘘になりますが、本来行場で、自己責任で、ということであり、今日は安全第一で戻ってきて、その後滝を見るのがテーマであり、大日岳は行かないことにしていました。しかし、おいでおいでをするわけですね。また、太古の辻から釈迦ヶ岳までは稜線歩きであり、これまでより楽なのかと期待していたら、どうしてどうして。笹漕ぎをしながらザレ道ガレ道を歩く必要があり、なかなかきつい稜線でした。ようやく到着した山頂には3組ほどの方がおられました。もちろん山頂にはお釈迦様の銅像があるわけで、よくこれをおひとりで担ぎ上げたものです。

ひとしきり写真を撮ったら前鬼目指して帰途につきます。帰りにはふたりの男性とすれ違いました。やはり前鬼かが登る方は少数のようです。帰りはだんだん膝が痛くなってきて、大きな段を降りたりするのが辛かったですが、まあなんとか6.5時間くらいで駐車場到達。11時過ぎなら不動の滝に行けるよね、ということで第二目標に移ります。駐車場が空いているかが気がかりで、実際3台の駐車スペースは全て塞がっており、トンネルを越えた後の道端に駐車しました。

さて、ここから不動の滝に向かうのですが、まず最下段の滝壺を見てから展望台に行く遊歩道へ。遊歩道って言うくらいだから大したことないと思い、ポールも自動車に置いてきたのが大間違い。なぜだか、登りが無茶苦茶きつかったです。脚の疲れなのか、脱水なのか、ハンガーノックなのか、はたまた釈迦ヶ岳の帰りだと不動様が気に入らないのか、階段を10段ほど登るたびに息をついて、ほうほうの体で展望台到達。はい、素晴らしい滝でした。

その後、帰途の途中にある上北山温泉に立ち寄ったのですが、実は西大台に申し込むと、小処温泉または上北山温泉に無料で入浴できます。前々日は使わなかったので、「有効期限3日」だからわくわくしながら入りに行ったら、「西大台申込日の前日から3日間」とのことでした。残念。ただ、JAF割引がきいて400円であり、杉の湯の半額近くで入浴できました。

このレポートはYAMAPにミラーしてあります。
https://yamap.co.jp/activity/2248537

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体力レベル
4/5

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