利尻山(沓形ルート)
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- GPS
- 06:07
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 1,461m
- 下り
- 1,471m
コースタイム
天候 | 晴れ/ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
●見返台園地〜三眺山 スタートの登山口は見返台園地から道路を少し戻ったところ。 しばらくは鬱蒼とした樹林帯の中、ぬかるんだ道を進んで行きます。 五葉の坂を過ぎると6合目。さらに登って見晴台と書かれた標識と トイレブースのある避難小屋へと至りります。ここが7合目です。 7合目を過ぎると明瞭な尾根に乗ると同時に視界も開け始めます。 そして礼文岩、狛犬の坂、夜明しの坂を通過して8合目へ。 この辺りから三眺山に向けて登山道は徐々に斜度を上げていきます。 馬の背と呼ばれる箇所を過ぎると三眺山に到着です。 ●三眺山〜利尻山 三眺山からは「背負子投げの難所」と呼ばれる岩場を下り、 やせた尾根をしばらく進むと、登山道は北に進路を変え山腹をトラバースして、 崩壊地の「親不知子不知」を横断します。 その後、ロープの張ってある岩場を急登して1580m付近で 鴛泊コースとの合流点へと至ります。 ここからは赤茶けた火山礫を高低差140mほど登ると利尻山山頂に到着です。 |
その他周辺情報 | 【温泉】 利尻富士温泉(500円) コインランドリーあり |
写真
感想
↓前日の記録はこちら
http://yamare.co/1554799
さて、どうしたものか。
改めて天気を確認すると、北海道の中で唯一天気が良さそうなのが
稚内や利尻など道北方面でも北端のみ。
「利尻に行くか〜、ウニ丼食うか〜」
と上がらないテンションを無理矢理上げます。
北海道に行くと地図のスケール感が狂ってしまうのですが、
最終のフェリーにはかろうじて間に合いそう(360km/東京ー名古屋間と同じ)。
途中、層雲峡(流星・銀河の滝)観光もして稚内へ。
クルマをフェリーに乗せて、5年ぶり2度目の利尻島上陸。
しかし、お盆の時期だからか、夜に空いている店がほとんどなく、
地元の人に教えてもらった3〜4軒もすべて予約で一杯 or すでに満席。
「ウニ丼」の夢が脆くも崩れ去るばかりか夕食難民に。
利尻富士温泉に併設されている食事処で、
かろうじてカレーライスにありつくことができました。
鴛泊ルートからは以前登ったので今回は沓形ルートから。
22時ごろ見返台園地に到着するとクルマは一台も止まっていません。
簡単に車内で宴会をして23時ごろには就寝。
朝起きると駐車場から山頂が見えていました。
フェリーや鴛泊の街には登山客と思われる人がたくさんいましたが、
鴛泊ルートからのようで、ビックリ、こちらは登山者ゼロ。
結局、鴛泊コースとの合流点までは貸切でした。
圧巻は三眺山から鴛泊ルートとの合流点までの眺望とお花畑。
利尻山の西面と仙法志稜の荒々しさに、
トラバース道を埋め尽くす白い花。濃密な空間。
おとといのニペソツに続いて、今回の利尻も晴れの山頂を踏んで、
下山を開始した途端にガスに覆われるというラッキーな展開。
6時間ほどで往復して、ようやくお昼ゴハンにウニ丼。
温泉に入って再度天気予報を確認すると愕然。
どんなに目を凝らしても明日・明後日と雨が降らないエリアはありません。
こりゃ、山行旅行からグルメ旅行に変更だな。
最終のフェリーで稚内に戻り、お寿司を食べた後、
道の駅さるふつ公園までクルマを走らせます。
↓翌日以降へと続く。
http://yamare.co/1560693
まさか、もう一度利尻島にやってくるとは…
もう一回利尻岳に登るのかぁ、と
山的テンションはあがらないものの
観光的テンションは、意外にあがってわくわく。
稚内までの道中は、層雲峡に立ち寄った以外は
ノンストップで、ごはんを食べる時間もないほどでしたが、
くるまで利尻に渡れること、うに丼をもういちど食べられることが
この日のモチベーションとなりました。
が、danyamaも書いているどおり、
うに丼はおろか、ふつうに食事にありつくこともできず…。
なんとか食べることができた、温泉の食堂の牛丼がなんと美味しかったことか!
沓形ルートの登山口、見返台園地で車中泊でしたが、
ここ、超真っ暗で誰もいなくて、超絶こわかった…けど、
気づいたら、眠って朝になってしました。
沓形ルートは、ガイドブックや温泉に張り出されていた注意書きに
「ハード」「危険」「難所」といった言葉が羅列されていましたが、
実際に歩いてみたら、意外と平気でした。最後の最後ちょっと気をつければいいくらい。
むしろ、お花畑とか、ここは別天地か!と思ったほど。
人が多いイメージの利尻ですが、こっちは人も少なく、静かに歩けます。
単調な下りは、かなり長く感じましたが。
ここでは北海道に長期滞在予定という方(お一人はヤマレコされている方でした)がいたり、
日本一周している人がいたりと、この旅の思い出をより印象付ける
楽しい出会いもありました。
私もリタイヤしたら、こういう旅がしたいものです。
おしまい
コメント
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楽しまれているご様子(^_^)
私も先月北海道遠征しましたが、会いたかったリシリリンドウにはまだ少し早かったようです。馴染み深い大好きなイイデリンドウは、リシリリンドウの変種らしいので、一目お会いしたかった…写真を見せてもらえて嬉しいです。
どうぞ無理なく、お二人のご旅行を楽しまれてください♪
cheeさん、こんばんは。
帰るに帰れず、北海道に軟禁状態だったので、
開き直って、楽しむしかなく…笑
でもふだんできない観光できて、これはこれでよかったです♪
じつはお恥ずかしながら、リシリリンドウ、
いつも見るリンドウとの違いを知らず、写真撮っていました…
cheeさんのコメントみて、調べてみたら、
リシリリンドウと、イイデリンドウはぱっと見似てるけど、
真ん中のところがビミョウにちがうのですね〜 勉強になりました!
コメントありがとうございました。
danyamaさんkomemameさんこんばんは。
好天を求めて利尻へ!に思わず反応してしまいました。
利尻だけは気流が違うのか他はダメでもここだけは良いときが有る見たいですね。
私も7月の始めに北海道に行ったのですが、同じ理由で急遽利尻に向かいました。
私の場合車では間に合わず、飛行機で向かわざるを得ないと言う落ちが付きましたが・・・・。
沓型コース、鴛泊より面白そうですね。仙法志稜はカッコいいし、お花畑ももの凄いですね。
今回私も検討したのですが利尻島内には公共交通機関が無いため、港から歩いて行けない所は車が無いとダメなんですよね
今年の北海道遠征、天気に恵まれずご苦労されたようですが、次のお山が有るのを期待して、次回のレコアップを楽しみにしています。(次は道東かな?)
余談ですがウニ丼を頂いて居るお店見覚えが有ります。私も入りました。
稚内の寿司屋も同じかな?
yamayaさん こんばんは
まさに困ったときの利尻!
しかもクルマごと利尻に渡れたので、
荷造りいらずで、超楽チンでしたよ〜
沓型コースは途中まではかなり地味ですが、
三眺山から先は、お花畑とかプチ難所っぽいところもあって
利尻のちがった面を見ることができました♪
機会ありましたら、こんどはクルマごとぜひ!!
ウニ丼は食べるのに、20分くらい並びました。
夏休み真っ只中だったからかな??でも並び甲斐がある味ですよね。
はぁ、また食べたーい!
コメントいただいてありがとうございました。
「沓形ルート」の様子を教えて頂いたばかりか、「見返台園地」登山口から、沓形バス停に向けてトボトボと歩いているオッサンに「車に乗りませんか?」と声をかけて頂き、有り難く同乗させてもらって感謝です。本当にありがとうございました😊
素晴らしいヤマレコ報告ですね。このような報告があると、後に登る人にもメチャ参考になると思います!
見習わせて頂きます!
ピッカリおやじさん
こちらこそいろいろお話できて楽しかったです♪
今日はどこにいるんだろう〜?と、
いつも羨ましくBlogチェックさせていただいてます!!
私もピッカリおやじさんみたいに、
いつか長期山旅できるようになりたいなぁ・・なんて思いつつ。
まだまだつづく長旅、気をつけて楽しんでください。
9月の裏岩手も楽しみですね〜。
本当にまたどこかでお会いしたいって思ってます!
コメントいただいてありがとうございます。
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