聖岳、赤石岳

- GPS
- 23:49
- 距離
- 32.9km
- 登り
- 3,708m
- 下り
- 3,712m
コースタイム
- 山行
- 5:12
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 5:52
- 山行
- 7:00
- 休憩
- 1:24
- 合計
- 8:24
| 天候 | 13日 晴れのち雨・雷 14日 晴れのち雨 15日 晴れのち小雨 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
12日22時前でしたが満車状態で、駐車場手前から路駐の列ができていました。なんとかスペースを見つけられましてラッキーでした。 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険個所はありません。 |
| その他周辺情報 | おふろcafe美肌湯に入りました。\780/90分。 硫黄泉が気持ちよかった。 |
写真
感想
お盆休みのアルプス縦走。今年は久し振りの南アルプス3泊4日を計画しました。しかし次々やってくる台風の影響で、天気はガタピシ。11日の入山は諦めて、13日からに延期して行ってきました。
前日日曜は夕方から出発して、仮眠時間を稼ぐ作戦。しかし新静岡ICから先はお店が少なくて、夕食のためにいったんICまで戻る羽目に。駐車場は満車状態で、スペースを探してうろうろする車の音で眠りは浅かったのでした。
朝の天気は上々で、狭いバスに揺られて登山口へ。いきなりの急登で大汗かかされましたが、ときどき見える稜線に心を躍らせていました。しかし残念ながら昼前から雨が降り始め、だんだん強くなって、しまいには雷がドカドカ鳴る始末。
聖平小屋では素泊りだったので、全身びしょ濡れで震えながら夕食を作り、そのままシュラフに入って、着たまま乾かしました。聞こえてくるのは、ルートは違えど同じ境遇かもっとひどかった昨日、一昨日の話。この夜はいびきの大合唱で寝た気がしませんでした。
翌日はガスの中予定通りに出発。しかし森林限界を超える前にガスが晴れて、絶景の中の稜線歩きになりました。これぞ夏山縦走の醍醐味。涼風を浴びながら緑の山々を眺め渡す喜びは決して平地では味わえない快感です。
でもそれも聖岳まで。ガスがどんどん流れてきて、小兎岳手前の水場でコーヒーを飲んでいるとついに雨が降ってきました。それからはずっと降り続けで、昨日ほど強くはないものの、また全身ずぶ濡れになってしまいました。
小屋での天気予報も芳しくなく、荒川岳は諦めて赤石岳から椹島へ下山することにしました。登山口へのバスで隣の席だった男性も全く同じルートの計画でしたが、朝の時点で判断したいと話していました。
少し酒を飲み過ぎて、ぐったりと寝床へ。この夜もいびきの大合唱で、耳栓をしたもののあまりよく眠れませんでした。
最終日。天気が崩れる前に下山するため、2時起き、飯抜き、3時発としました。満天の星空の下、百諒燭悗氾个蠅泙后ここでlunetteさんの歩き方をまねてみると、不思議なことに息が切れない。話しながらでも登って行けます。3日目で荷が少し軽くなっているとはいえ、これはよく気が付いたと自分を褒めたくなりました。lunetteさんとの付き合いは3年になりますけどね。
さて百諒燭録燭丹鼎撚燭發錣らず、赤石岳へ取り付きます。少しずつ明るくなっていく空。色付いていく雲。そして朝焼けの瞬間。素晴らしい時間でした。
避難小屋で小休止して、山頂へ。誰もいなかったのでセルフタイマーで記念写真を撮りました。360度の絶景を堪能するにはちょっと風が強くて冷たく、山頂を後にしました。赤石岳は過去2回来ていますが、北側から見る姿が好きでした。下り始めてすぐガスに隠れてしまいましたが、すぐに晴れてその姿を見せてくれました。もう思い残すことはなく、椹島へ下ります。
長い長い下り道をほとんど休まず、小雨に合羽を着たり脱いだりしながら無事下山。椹島は穏やかに晴れていて、今日下山したことが本当によかったと思いました。それに今日の行動を悩んでいた彼も同じルートで下山していて、ホッとしました。
というわけで、心配だった高速の渋滞も大したことなく、楽しく帰ってこれました。夏は暑いし天気が安定しないから来年は沢登りにしようとか、今後も楽しくなりそうです。
lunetteさん、今回もお世話になりました。またすぐご一緒の予定がありますが、よろしくお願いします。
今回はカッパ君が毎日活躍。一日目の聖平小屋に到着1分前に雷と強い雨。
着替えを上しか持ってきていない。だけどあと2日の行程のなで、濡れたままで眠ることを決心。ウールの上下を肌着として着ていたのでなかなか乾かない。寒い感じはしないのだが、ともかく気持ちよくない。ウールの濡れた匂いにつつまれて眠ろうとするも。。。いびきの三重奏で眠れない。今回ウエア選び失敗。からっとした服だったらぁ。少しはましだったか。。
二日目は兎岳までは晴れていてよかったが、その後の優雅にコーヒー飲んでいたら雨。百瞭胸海硫箸泙捻。
ぎりぎり晴れた聖岳に立ててセーフだった。実は兎岳から延びる稜線歩きを今回楽しみにしていたのだが雨。花に癒される。
山小屋に着いて、PLが明日の行程を千枚小屋まで行くのを止めて
赤石岳から下山とする。と言われ、濡れたウールの上下を脱いで乾いたシャツに着替える。ズボンは濡れているがウールを下着を脱いだのですぐ乾く。
名物のトンカツの夕食に感動。PLが受付の際に、素泊まりでとか言い出した時、軽く殺意を覚えた。すかさず脇から「夕食付きで!」と訂正する。
三日目、明けないうちから歩く。星が見える。良い予感。夜明けとともに大きな赤石岳が見えてきて感動。そしてでっかい富士山が見える。来てよかった。
赤石小屋からの長い長い降りはうんざりだったが事故無く下山できてよかった。
今回もPL(BBCさん)全行程でありがとうございました。
廃墟のうどん屋まで行かせて、すみませんでした。
引き返しての中華屋さんおいしかったです。立ち寄り湯もよかったー。
次回は荒川岳から登りましょう。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
BBC
lunette


















はじめまして。ほぼ同日同じコース取りをしたものです。3時間早く行動するだけでこんなにも景色が違うとは!百間洞の赤石方面、最後のテントが私のテントだったのです。
たしかに第1号が2:40頃通り過ぎて行きました。目が覚めたもの(o^―^o)ニコ
聖も赤石も山頂では何も見えなかったので、早起きは三文の得というけれど、三文どころじゃなくお金に換えられないくらいいいもの見てますね。来年の夏は早起きしようと思いました。
tati87さん、はじめまして。
早くに起こしてしまってすみませんでした。最終日はとにかく濡れたくないがために、昼までに椹島へ下りられる時間を逆算しての行動でした。
ときどき写真のコメントに書きますが、山は朝が一番きれいですね。なるべく早い行動がお得ですよ
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する