秋田駒ヶ岳〜ムーミン谷〜乳頭山縦走(思いつき東北単独行1日目)
- GPS
- 08:43
- 距離
- 20.4km
- 登り
- 1,135m
- 下り
- 1,621m
コースタイム
- 山行
- 8:03
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 8:43
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
横岳からの縦走路は藪に隠れて登山道が見えない箇所が多々あり。藪こぎしないと行けないので長袖、長パンの方がよいです。アザミが登山道にせり出しているところも多いです。 |
その他周辺情報 | 水沢温泉郷下車すぐ 水沢温泉600円 乳頭山登山口のすぐ奥に孫六温泉520円 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
飲料
コッヘル
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
ファーストエイドキット
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
|
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感想
週末は当初テニスの試合の予定でしたが、相手との調整があわず、延期となりました。せっかくだからどこか遠くの山に行こうと調べていたら早池峰山が良さげな感じ。よし、早池峰にいこう!と思ってさらに調べると秋田駒ヶ岳がさらによさげな感じ。というわけで思いつきで決めた東北単独行。2泊3日で秋田駒ヶ岳〜乳頭山縦走と早池峰山を目指します。
早速金曜の朝に往復新幹線と宿をとり、16時に新幹線に飛び乗りました。秋田新幹線に乗って田沢湖に着くと気温11℃。。。寒い。半袖、短パンで来てしまった。。明日は大丈夫かと思いつつ、宿を目指します。お宿は水沢温泉と明日の登山にはもってこいの場所をとりました。ただ、宿の送迎が終了していてタクシーで向かうことに。地図では大した距離ではなさそうだったので歩くことも考えていましたが、寒さと暗さと予想以上の距離で断念しました。(タクシーは4000円弱と歩いていくのは不可能でした。。。)
水沢温泉は乳頭温泉の影に隠れて素通りされてしまいがちですが、なかなかの名湯でした。個人的には乳頭温泉より好きかも。
翌朝は8合目までバスで行き登山開始です。朝7時の時点で登山客は10人ほどでした。熊が登山道で発見されたばかりということもあり、熊鈴をならしながら進みます。20分ほどで様々な高山植物が見えてきます。さすが新花の百名山。
天気も上々で気温も思ったよりは寒くなかったです。このあたりからかなりの頻度でヘリが飛び交うのが見えました。何かあったのかと思いつつ、阿弥陀池、男女岳、男岳と進みます。
男岳の次は楽しみにしていたムーミン谷へと下ります。秋田駒ヶ岳を選んだ決め手はムーミン谷があるということを知ったからです。お花の時期は過ぎていましたが、気持ちのいい散策路でした。ムーミン谷を抜けると尾根づたいに横岳にもどり、縦走路を進みます。
ここからは道が見えないほど、藪こぎしないといけなかったり、右膝だけ異常に痛くなったりでしたが、下に見える池塘と自分が歩いてきた稜線の雄大さはすばらしかったです。下山後は乳頭温泉の中でも奥にある孫六温泉で疲れをいやし、田沢湖で夕日を見て、大満喫した山旅となりました。秋田駒ヶ岳は当初名前を聞いたことがある程度の知識しかありませんでしたが、登りやすさと様々な花、稜線歩きと今まで行った山の中でも見所が多く、ぜひ違う季節に行きたいと思いました。
翌日は早池峰を計画していましたが、膝に不安があるので、八幡平の散策と秘湯藤七温泉にプランを変更し、盛岡へと向かいました。2日目につづく。
頻繁に飛んでいたヘリは行方不明の方を探していたものでした。その方は私が下山した翌日に登山道近くの草むらでご遺体で見つかったそうです。山登りを初めてかなりたちますが、これほどまでに死を近く感じたことはありませんでした。今回の登山も途中膝を痛めたので、あれが悪化していれば、踏み外して滑落や歩けなくなり低体温症になることも十分に考えられました。山の素晴らしさを感じるとともに山の怖さを再認識する山行となりました。亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。
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