やぶ漕ぎ中級 白布温泉から浄土平まで吾妻連峰縦走
- GPS
- 29:34
- 距離
- 23.5km
- 登り
- 1,664m
- 下り
- 1,007m
コースタイム
- 山行
- 6:31
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 6:31
天候 | 1日目は雨と風とガス。前線が通り抜けて気圧配置が冬型になった? 2日目はガスから晴れ。寒い。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰りは浄土平から福島までバス(土日のみの運行) |
コース状況/ 危険箇所等 |
天元台スキー場沿いのルートには道標無し。ゲレンデ内を歩く。 明月荘までは8割が木道。一部やぶ。 姥ケ原まではルート一部不明瞭。たくさんの沢を横断するが、登山道そのものが沢であることが多いため、引き込まれに注意。また、藪も深い。 |
その他周辺情報 | 浄土平には入浴施設無し。車なら土湯温泉などを利用可能 |
写真
感想
天気予報では、前線が通過した後は晴天が広がる…。
はずでした。
誤算だったのは、前線通過後に冬型の気圧配置になってしまったこと。
福島から米沢に向かう奥羽本線でも、ずーっと太陽が出ていました。
が、吾妻連峰はガスの中。
入山する前から分かっていました。山は雨だと。
でも、すぐに回復するだろうと。
結果、1日目は終日雨と風とガス。8月に手がかじかんでしまったのは久しぶりです。
避難小屋も寒かったですよ。
湯たんぽを作って、シュラフの中で手や足を温めました。
下山用の服に着替えましたが、着替えがなかったら、かなり辛い夜になっていたでしょう。
白布峠から西大巓を経て天元台スキー場までは前に歩いている。
今回は、未踏ルートをつなぎ白布温泉からロープウェイやリフトを使わずに
浄土平まで1泊2日のルートを検討してみました。
天元台ロープウェイの駅から車道を歩きます。
ここは車ももちろん通れますが、モーレツな急斜面です。
新高湯温泉からは普通の登山道。ただし、ほとんど歩かれていないようです。
でも、道ははっきりしていますし、危険個所もありません。
天元台スキー場沿いは、スキー場作業道をあるけば問題ありません。
人形石からは下り坂になります。
大きな岩の登山道は歩きにくいし、雨のため殆ど沢です。
一度下ってしまうと明月荘分岐までは殆ど木道歩きとなります。
この付近はビックリするほど広大な湿原が広がっています。
再び訪れたいですね。
分岐から明月荘まではあまり歩かれていないようです。
木道が多いのですが、恐ろしいほど滑ります。
明月荘の水場までの道は、藪漕ぎ上級?
木道があっても背の高さほどあるやぶを漕ぎます。
足元がまったく見えません。
ストックでかき分け、足場があることを確認しながら進みます。
やぶがなければ片道10分かからないと思われます。
なお、水場は目立ちません。気を付けていても見逃してしまうかも?
2日目は雨はやむが相変わらずガスの中。
東大巓を超えて谷地平と家形山分岐までは木道が続きます。
ここから谷地平までの道も悪かった。
水はけの悪いえぐれた登山道は沢です。
それがいつの間にか本当の沢に変わります。
途中から本流とは離れて山腹を巻くのですが、ここが危ないポイントでした。
登山道と涸沢の区別がつきにくいのです。
たくさんの涸沢があるのですが、沢沿いに進んだり横断したり。
慎重な判断が必要です。
また、やぶもひどいですよ。
谷地平を過ぎたところの渡渉点で大休憩としました。
谷地平からは、普通の登山道っぽくなりました。
ただ、相変わらず沢?登山度?の区別がつきにくい場所があるので注意は必要です。
東大巓から姥が平までは、2度と歩きたくないコースです。
2名とすれ違いました。
姥が平からは天国のようなコースです。
浄土平を起点とした登山客でにぎわっています。
鎌沼のほとりでバス時間も考慮した大休憩を取りました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する