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Yamareco

記録ID: 1565991
全員に公開
ハイキング
奥武蔵

両神山ひとりテント泊

2018年08月18日(土) ~ 2018年08月19日(日)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
05:45
距離
14.2km
登り
2,208m
下り
2,172m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
2:27
休憩
0:44
合計
3:11
9:01
9:02
9
9:11
34
9:45
9:55
15
10:10
9
10:19
10:27
5
10:32
10:34
28
11:02
11:05
14
11:19
11:37
11
11:48
11:49
16
12:05
12:06
4
12:10
2日目
山行
1:50
休憩
0:23
合計
2:13
5:31
2
5:33
5:37
19
5:56
13
6:09
6:18
9
6:27
12
6:39
6:41
3
6:44
6:45
4
6:49
8
6:57
7:00
26
7:26
7:29
14
7:43
7:44
0
7:44
ゴール地点
1日目の登りの序盤てGPS が1キロぽど止まっていた。
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2018年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
コース状況/
危険箇所等
鎖場、崖、沢渡りあり。
武甲山、秩父鉄道の車窓から
2018年08月18日 07:13撮影 by  ALE-L02, HUAWEI
8/18 7:13
武甲山、秩父鉄道の車窓から
懐かしの紙の切符。秩父鉄道
2018年08月18日 07:36撮影 by  ALE-L02, HUAWEI
2
8/18 7:36
懐かしの紙の切符。秩父鉄道
神の山です
2018年08月18日 09:05撮影 by  ALE-L02, HUAWEI
8/18 9:05
神の山です
石像や石碑があります
2018年08月18日 09:25撮影 by  ALE-L02, HUAWEI
8/18 9:25
石像や石碑があります
ぐらぐら、朽ちた橋
2018年08月18日 09:29撮影 by  ALE-L02, HUAWEI
8/18 9:29
ぐらぐら、朽ちた橋
2018年08月18日 09:38撮影 by  ALE-L02, HUAWEI
8/18 9:38
七滝小屋、きれいです
2018年08月19日 05:28撮影 by  ALE-L02, HUAWEI
1
8/19 5:28
七滝小屋、きれいです
七滝小屋、無人です。中は広々
2018年08月18日 10:50撮影 by  ALE-L02, HUAWEI
8/18 10:50
七滝小屋、無人です。中は広々
ぽつんとひとつだけ。詰めて10張ほどか?
2018年08月18日 15:39撮影 by  ALE-L02, HUAWEI
1
8/18 15:39
ぽつんとひとつだけ。詰めて10張ほどか?
お昼はスパゲッティ。
2018年08月18日 12:41撮影 by  ALE-L02, HUAWEI
8/18 12:41
お昼はスパゲッティ。
鎖場
2018年08月18日 13:40撮影 by  ALE-L02, HUAWEI
8/18 13:40
鎖場
愛嬌ある狛犬
2018年08月18日 13:57撮影 by  ALE-L02, HUAWEI
8/18 13:57
愛嬌ある狛犬
こちらも愛嬌あり
2018年08月18日 14:00撮影 by  ALE-L02, HUAWEI
8/18 14:00
こちらも愛嬌あり
頂上前の鎖場
2018年08月18日 14:52撮影 by  ALE-L02, HUAWEI
8/18 14:52
頂上前の鎖場
登頂
2018年08月18日 14:51撮影 by  ALE-L02, HUAWEI
8/18 14:51
登頂
登頂
2018年08月18日 14:22撮影 by  ALE-L02, HUAWEI
8/18 14:22
登頂
100名山 10座目!
2018年08月18日 14:23撮影 by  ALE-L02, HUAWEI
8/18 14:23
100名山 10座目!
2018年08月18日 14:24撮影 by  ALE-L02, HUAWEI
8/18 14:24
榛名山、浅間山、八ヶ岳、甲武信ヶ岳、金峯山、南アルプス、雲取山などが見えているらしい
2018年08月18日 14:29撮影 by  ALE-L02, HUAWEI
8/18 14:29
榛名山、浅間山、八ヶ岳、甲武信ヶ岳、金峯山、南アルプス、雲取山などが見えているらしい
幾重にも連なる奥秩父の山々
2018年08月18日 14:30撮影 by  ALE-L02, HUAWEI
8/18 14:30
幾重にも連なる奥秩父の山々
2018年08月18日 14:35撮影 by  ALE-L02, HUAWEI
8/18 14:35
頂上そばの木
2018年08月18日 14:52撮影 by  ALE-L02, HUAWEI
8/18 14:52
頂上そばの木
夕食はタイ風グリーンカレーとコーンポタージュ
2018年08月18日 17:37撮影 by  ALE-L02, HUAWEI
8/18 17:37
夕食はタイ風グリーンカレーとコーンポタージュ
翌朝も登頂
2018年08月19日 06:13撮影 by  ALE-L02, HUAWEI
8/19 6:13
翌朝も登頂
富士山みえた!
2018年08月19日 06:15撮影 by  ALE-L02, HUAWEI
8/19 6:15
富士山みえた!
山頂をひとりじめ
2018年08月19日 06:21撮影 by  ALE-L02, HUAWEI
8/19 6:21
山頂をひとりじめ
2018年08月19日 06:29撮影 by  ALE-L02, HUAWEI
8/19 6:29
下山中
2018年08月19日 09:39撮影 by  ALE-L02, HUAWEI
8/19 9:39
下山中
薬師の湯て汗を流し、カツ丼とビール!
まさかのソースカツ2枚盛り
2018年08月19日 12:33撮影 by  ALE-L02, HUAWEI
1
8/19 12:33
薬師の湯て汗を流し、カツ丼とビール!
まさかのソースカツ2枚盛り
撮影機器:

装備

個人装備
調理用食材 調味料 飲料 コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図(地形図) ヘッドランプ 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ナイフ テント シェラフ

感想

土日に両神山へ1人テント泊登山してきました。
両神山は100名山で埼玉県の小鹿野町、群馬に近いところです。とにかく遠かった。
4時半に家を出て南武線始発に乗り、武蔵野線、西武線、西武秩父から秩父鉄道、三峰口からバスに、
バスも途中で乗り換え、はるばる4時間半かけて両神山の登山口、日向大谷までやってきました。

9時に登山開始。登山口は標高600mほど。山頂は1723m。
テント泊の荷物がずっしり重い。40Lザックで約12キロほどあったと思う。
これだけの荷物を背負っての登山は初めて。バランスを崩さぬよう慎重に。
地図によるとテント場の清滝小屋まで2時間。そう考えると気持ちが楽だ。

でも両神山は滑落事故が頻発しており、気が抜けない。
とにかく慎重に。ひとり登山だし。

登山者は同じバスだった5−6名程度。少ない。
展望は望めないが、沢沿いのルートは気持ちがよい。
途中、5回くらい渡河する。雨で増水したら渡れなさそう。

予定より早く、1時間45分で清滝小屋に到着。
小屋は大きくきれいだが営業しておらず、無人の避難小屋という扱いだ。
テント場は無料、広さは10張程度でいっぱいか。

さっそくテント設営、木々の下で風の心配はないが、展望はない。
炊事場からは少し離れてる。

すぐにお昼の調理。スパゲティを作った。
小さいクッカーでスパゲティ茹でるのに苦労した。
野外でのアルコールバーナーの使用は初めて。火が消えたり、火力が安定せずに、永遠に沸騰しないんじゃないか、って思ってしまう。
もし火が使えないなら、何が食べられるだろう、トラブルでバーナー使えない時も少しは考えておく必要があると思った。
まぁ山小屋が営業してれば問題ないが、、

で、自分より後に来た登山者がラーメンを調理して食べ終わる頃にようやくスパゲティが完成。
お味はまずまず。時間をかけすぎて茹で過ぎというか、ふやけた感じ。

食後、山頂へ登る。途中、鎖場の急登というか崖もあり、なかなかなもんだ。
滑落が多いのも分かる気がする。
途中、神社が2つあり、愛嬌ある狛犬が出迎えてくれる。

45分ほどで登頂。1723m。快晴。
山頂は狭いが登山者は5人と少なかった。
360度とはいかないが、榛名山、浅間山、八ヶ岳、甲武信ヶ岳、金峰山、瑞垣山、その奥に南アルプス、
雲取山などが見える。どれがどの山かいまいち分からないが。
奥秩父の深い山々、幾重にも重なる山々に神秘を感じる。
残念ながら富士山は雲がかかっていた。

テント場に下りてきた。さっきはもう1つテントがあったはずなのに、
自分のテントだけになっていた。ぽつんと1つだけ。

小屋の周りで休憩している人達に声かける。
みんな今から下山だという。
避難小屋の中も無人。どうやら夜は完全にひとりっきりのようだ。

寂しいけど仕方がない。とりあえず夕食の準備。
まずはご飯を炊く。アルファ米じゃなく無洗米。
レトルトのカレーを温める。タイ風グリーンカレー。

追加で、野菜とウインナーを茹でてコーンポタージュの素を投入。

タイカレーとポタージュスープ、微妙な献立。
でも美味い。下界から持ち上げたビールも頂く。

ただ、鍋型のクッカー(コッヘル)1つでの調理は苦戦した。
ちゃんとした山用のクッカーが必要だ。
また、五徳が不安定、炎とクッカーの距離が近すぎることなど、
調理用装備の不足を実感した。

夕食後、暗くなり、外はもう肌寒い。
沢の音や獣の鳴き声など、物音にビクリとする。

恐いので寝ることにする。
熊が来たらどうしよう、人がテントに訪ねてきたらどうしよう、
山姥とかいるのかな?足音が近づいてきたらどうしよう、とか、
何か出るのでは?とか、いろいろ頭をよぎり、なかなか寝付けなかった。

12時に一度目が覚めた。その後は4時までぐっすり寝れた。

今から山頂行けば御来光が見れる、でも、暗い中ひとりっきりであの鎖場の崖を行くのはリスキーなので、まずは朝食にする。

山の定番、マルタイの棒ラーメン。
余った野菜も全投入。
今度は予備で持ってきた固形燃料で調理する。

食べてると夜も明けてきた。
食後に山頂へ。45分で登頂。山頂ひとりじめ。
富士山もくっきり。景色を堪能。

テント場に戻り、小腹が空いたので、
お湯で戻すだけのラーメンを食べる。
食後はコーヒー。
しばしくつろいでからテントをたたむ。

9時過ぎ下山開始。
昨日よりザックを軽く感じる。
でも最後まで気を抜かずに安全に気を付ける。
だけど走れるところは、つい走ってしまう。
重いザックに慣れない登山靴、注意しながらも走ってしまう。
1時間ちょいで無事に下山。
生きて帰って来れた。ほっと一息、安堵する。
10時過ぎのバスにも間に合う。

バスを途中下車して日帰り温泉、薬師の湯へ。
肌がぬるぬるして、いい温泉だった。

次のバスの時刻まで1時間あるので、食堂へ。
ビールとカツ丼。
出てきてびっくり!なんとまさかのソースカツ丼。
メニューにはカツ丼としか書いてなかった。
ソースカツ丼って信州のイメージだけど、、
埼玉の山奥、群馬の県境ではそうなのか??

でもこれはよかった。ソースの滲みたカツが2枚ものってる!
よく見りゃ切ってないけど。揚げたそのまんまのってる!切り忘れたのか!?
ソース味とビールの相性がよく、旨かった。

またバスに乗り、西武秩父へ。
特急のレッドアローも乗りたかったが、タイミング悪く、各駅や快速の乗り継ぎでも時間は大して変わらないので、特急に乗らずに西武、メトロ、東急と乗り継ぎ、2時間半で帰ってきた。

初のおひとりさまテント泊登山、大成功。
無事に登頂して、テントで泊まって、食事も昼、夜、朝、朝のトータル4回調理して全てミッションコンプリート。

でも課題も具体的に出てきた。足りない装備も明らかになった。
特に調理ではちゃんとしたクッカーが欲しい。
五徳ももっと安定したものが必要だ。
五徳も2つあればアルコールバーナーと固形燃料で同時に二品調理できる。

あと、シュラフももっと軽くてコンパクトなのが欲しい。
ザックも40L じゃ1泊でもパンパン。60L とか欲しい。

まだまだお金が掛かるな〜。

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