飯豊山 (大日杉小屋からピストン)

2018年08月22日(水) [日帰り]

• GPS: 10:51
• 距離: 22.9km
• 登り: 2,254m
• 下り: 2,250m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:08
• 休憩: 1:02
• 合計: 11:10

4:46 大日杉小屋
5:19 5:25 長之助清水
5:29 0:00 御田
6:05 6:07 滝切合
6:24 6:26 地蔵岳
6:44 0:00 語らいの丘
7:01 7:08 目洗い清水
7:38 0:00 御坪
8:19 8:21 切合避難小屋
8:44 8:50 草履塚
9:04 0:00 御秘所
9:42 9:43 本山小屋
9:54 10:09 飯豊山
10:22 10:28 本山小屋
11:32 11:46 本山小屋水場往復
11:16 0:00 御秘所
11:34 0:00 草履塚
11:59 0:00 切合避難小屋
12:44 0:00 御坪
13:11 0:00 目洗い清水
13:28 0:00 語らいの丘
13:51 0:00 地蔵岳
14:06 14:07 滝切合
14:42 0:00 御田
14:46 0:00 長之助清水
15:25 0:00 大日杉小屋
15:26 ゴール地点

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

駐車場まで舗装路(ちょっとだけ凹凸箇所有り)

コース状況／危険箇所等

・要体力
・樹林帯では数はいないものの、でっかいアブがしつこくまとわりつく
・登山道に雪渓は無し
・切合小屋あたりから本山山頂までドコモの電波は結構届いていたようだ

その他周辺情報

川西町の某300円温泉
伝説のすた丼 チーズすた丼肉増し(910円)

写真

8/22 4:41

3時間ぐらい寝て1時半ごろ出て4時に着いた。
5時ごろになるかと思っていたが、
グーグルマップは山道判定されてる道に対し
コースタイムが長く計算されるようだ。
家から2時間半、意外と近場。
砂利道を覚悟していたが着くまで舗装路だった。

ただ早く着いたはいいものの、暗すぎて結局車で待機。星が綺麗。
おにぎり2個とバナナ2本食う。
自分含めて車4台。

大日杉小屋の明かりは
暗いうちは工事現場に置いてあるライトかなんかだと思っていた。

8/22 4:49

登山届を書いて出発。
まだ暗いのでヘッドライトをし、一応ウィンドブレーカーも着て出発したが
まもなく明るくなり、暑いので
どちらもザックにしまう。

8/22 5:03

長い鎖場。
登りはなくても登れなくはない感じだなあと思ったが、
帰りはヘロヘロだったのでありがたく掴んだ。

8/22 5:05

お田ってなんだ
ヲタってことか？（笑）
と、この頃はまだ余裕があった。

おでんと読むのかもしれない。

8/22 5:13

ご来光。
風がなく暑くなってまいりました。

8/22 5:20

長之助清水
飯豊山は水場が枯れ気味との事だったので、
手持ちの水分はあったが出を見に行ってみる。

8/22 5:22

そこそこ出てた。
ロープおりてロープで少し横移動したら着くのだが
ザック降ろすスペースもない感じなので
汲むなら容器だけ持って降りてくるのがよいかも。

それ程冷たい感じはなく
クセのない味だった。

8/22 5:30

御田の杉。
なんでお田なんだろう？

右耳、ブヨかなんかに刺されたっぽく
多少違和感が…

8/22 6:06

尾根の合流地点、地図で滝切合という所かな？
少し広くなっている。
踏み跡らしきものが右手に続いているが
地図にある鍋越山に通じているのだろうか？

8/22 6:08

その滝切合から見た地蔵岳(右手)と飯豊山かな。

8/22 6:25

よーやっと地蔵山着いた。
右手奥すぐが山頂ぽい。

8/22 6:25

その山頂と思われるところ。
展望スポットぽくなっている。

8/22 13:42

地蔵岳すぎて右手の湿地帯みたいなところ
手前の方にも続いていてそこに降りると思われる道が2か所あったが確認せず。
写真は帰りに撮ったもの。

8/22 6:45

木に看板がぶら下がっている。
現地でもなんて言葉か判読できなかったが
「語らいの丘」らしい。

8/22 6:49

遠くの山々

8/22 7:02

目洗清水。
左手の斜面を下る道がある。
ここも確かめに行ってみる。

8/22 7:06

水の音がするし、ビンクのリボンの下あたりでパイプからちゃんと出ているんだと思うが、
あたりがぬかるんでいて長靴でもないと近づけそうもないので
諦めて戻る。

8/22 7:09

ここを右に曲がると

8/22 7:10

開けていて展望、休憩スポットのようだ。

8/22 7:31

この辺は刈り払いされていないようで
笹薮で道が見えないところが結構あり。
その上、段差あるところも有り。
地蔵岳過ぎで途中で追い越していった方がいたおかげか露でビショビショになることは無かった。

8/22 7:33

緑と白と青

8/22 7:38

よく分からないけど御坪というところ。

8/22 7:45

「ここより5分 山形県指定文化財 飯豊山の穴堰」
とある。
寄らないで先を急ぐ。
帰りは寄る元気が無くググって済ますことにする。

8/22 7:54

アサギマダラ。
正直なところ体の白い斑点がキモいといえばキモいし
キモがらせるための模様だと思う。

8/22 7:56

右の2つとんがりが磐梯山と櫛ケ峰かなぁ

8/22 8:06

降りて沢を超える。ここは水量豊富。
タオル濡らす。
切合小屋に泊まるときはこの辺で水浴びするとさっぱりしていいのかもしれない。

8/22 8:14

ビニール地の標識が打ち付けてあるのかと思い、
めくれて読めない左側のをめくろうと思ったら鉄板でできててめくれなかった。
雪の重みで曲がるのかしら？

8/22 8:16

三国山からの道に合流。
飯豊本山は多分草履塚の後ろで見えてない。

8/22 8:21

切合小屋
切合の由来が少し気になる。
何とか合は出合と同じく合流地点を指すのかな。
ホースで引いてる水場の水は全く出ていなかった。

8/22 8:30

傾斜はあまりないがザレ気味のところ

8/22 8:45

草履塚。飯豊本山が見えた。
ここでウィダーインゼリーを一個食う。
10秒チャージというだけに、たしかにあっという間に食える。
おにぎり1個のカロリーを飲み物なくても短時間で食えて良いが値段はおにぎりの2倍近い。

いつもの菓子パンを持ってこなかったのは
前日歯の詰め物が取れていることに気づいて、
虫歯が加速しそうな口が乾いた状態になりやすい登山中に歯に詰まりやすいものを食うのが恐ろしかったためである。
同じ原因で水分に家にあるアクエリアスは持ってこず水・茶オンリー。
翌日歯医者で詰め直してもらって一安心した。

8/22 8:52

大日岳の方

8/22 8:52

飯豊本山の方

8/22 8:55

降りて登り返せばほぼゴールだが…

8/22 9:01

これがトリカブトの花かー
たしかにたくさんある

8/22 9:01

姥権現とある
姥像？は人がいたためか見なかった気がする

8/22 9:07

御秘所
信仰関連ぽい地点名

8/22 9:08

岩場と鎖場
短く、慎重に行くことができれば特に問題なし

8/22 9:16

ここまでもキツイと思っていたが
ここの途中で太腿の内側の筋肉が攣ってしばらく動けなくなる。
片方なるとなぜか反対側も続けてなるんだな。
しばらく腰を下ろして足を伸ばしていたら治まったが、
内腿を攣ったのは初めてなので焦った。
前述の理由で持ってた塩飴も舐めずに来たが塩か糖分が足りないのかもしれないと慌てて舐め始める。
出発前・登る前の待機中と合わせて結構食べてきた気がしたがシャリバテにならぬよう登山中にもちょくちょく食うべきかもしれない。

8/22 9:43

また攣らないように気をつけてゆっくり登り、
本山小屋ついた…ここからは平坦！
手前の石垣のような石積みは鳥海山と違い人の手によるものなんだな。

神社はちょっと覗いただけ。
月山も鳥海山も神社があまりありがたい気がしないのは
山じゃなくても神社は立派なのから朽ち果てそうなのまでそこらにあるのに立地だけで崇めるのは何か引っかかるんだと思う。
まあ、参拝目的に来たのでないしただ無関心なだけかも。

8/22 9:47

雲が出てきていたが山頂までは持ちそうだ。

8/22 9:49

ダイグラ尾根ちょいズーム。
ヘロヘロの現地ではあんなとこ誰が行くか！
と思っていたがいま写真見てると面白そうではあるが泊まりじゃなきゃ無理そう。
ぐらいに意思が軟化している。
あなおそろしや。

8/22 9:55

山頂。
着いたー！
着いたよ！着いた！
ウィダーインゼリーの残り1個を食べ休憩。

8/22 9:56

大日岳にはもちろん行く体力も気力も時間もない。
眺めるだけで満足する。

8/22 9:56

ダイグラ尾根・北股岳の方

8/22 10:01

本山小屋の方は雲がかかりはじめている。

8/22 10:01

南西の谷の方

8/22 10:21

本山小屋で500円のアクエリアスを買う。
少し歩いたあとザックから財布を出したときに置いたポールを置き忘れたのに気づき取りに戻る。

8/22 10:32

水場の標識
出てるか降りてみるか…
（小屋の管理人さんに聞いた方が早い）

8/22 10:36

3本あったパイプのうち金属の1本だけはチョロチョロ出ていたのでがんばってペットボトル2本、1リットルちょいを汲む。

8/22 10:42

水場奥に少しだけ道が続いていた行けたので行ってみた。
展望のためのものかな。

変な姿勢でしゃがんで汲んでいたためか登山道へ登って戻るとき再び脚を攣りかける。

8/22 10:54

ハート型に見える雪渓がある

8/22 10:51

ハート雪渓のズーム

8/22 11:32

草履塚を超えるとこの眺めともおさらばか…。
大日岳の方

8/22 11:32

本山小屋の方

8/22 12:14

切合小屋の水場の確認は少し気になったもののスルーして
再度ここでタオル濡らし顔とか拭く。
今回、合計4リットル弱ぐらい水分を消費した。

8/22 13:23

またしてもヘビ
ポールでつついても脇に寄せてもチロチロ舌を出すだけで逃げなかったが
ポールに絡みついて来たところをオリャっとヤブに放り投げ入れた。

8/22 13:29

日が当たらないと薄暗いが当たるとより暑い。
地蔵岳の登り返しがキツくてキツくて…

8/22 14:42

急な下りも両足の親指が痛くて膝も怪しくて…
しつこいアブにイライラしながら

8/22 15:24

疲労困憊して出発地点に戻った。
多くの滑落事故は疲労により足元が覚束なくなったり集中力が低下して起こっているのではないかと思う。

降りるときにスライドした年配の団体さんや追い越した老夫婦の方も本当に辛そうで何だか可哀想だった。
看板にもあったが、体力に合った無理のない計画を、山を。（自戒）

8/22 18:16

帰りに見たやたらでかい雲
かなとこ雲まで発達してないからさほどデカくもないか。
あれに登れたら楽しそうだな…

撮影機器：

HIGH SPEED EXILIM EX-ZR700 カシオ

装備

備考

ザック8��(うち常備水分4リットル)＋水分1.5リットル・ウィダーインゼリー2個

感想

966

今年中には行っておきたかった日帰り飯豊山を決行。
アップダウン・距離とも数値上では前回の朝日鉱泉からの大朝日周回とあまり変わらないようだが
暑さか体調のためか、とにかく疲れた。足も攣るし。
運動して脂肪が減ったというより寿命が減った気分。
安全で楽しい登山は体力の余裕があってこそだなあと思った。
翌日以降は筋肉痛等で動けなくなるのを覚悟していたが、疲れは残るものの表面上はわりと何ともなかった。
そんなわけで、よい景色も現地では心から楽しむ余裕がなかったが
撮ってきた写真を家で見てるとまた見に行きたくなったので
懲りずにまた行こうと思う。

◆川西町の300円温泉
設備は良かったが排水溝の匂いなのか微妙にう○こっぽい匂いがしたのが気になった。

◆伝説のすた丼
そこまで美味いわけではないが、仙台の街中じゃなくうちの近所にもあったらいいのに。