白根三山縦走〜初めてのテント泊
- GPS
- 10:27
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 1,777m
- 下り
- 413m
コースタイム
- 山行
- 4:37
- 休憩
- 1:33
- 合計
- 6:10
- 山行
- 7:57
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 8:15
天候 | 一日目雨天。二日目曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
※2日目のログをうっかり消してしまいました涙
初めてテントを背負っての山行でした。思い切り気負って いきなり白根三山の縦走に行ってきました。天気予報が今一歩だったのでchi-suke先輩に相談すると「初めてのテントだし おススメはしないけど、私なら行くかな!」。これを励ましと取って出発を決意しました。開始からずっと雨で 白根御池小屋で空を見ながら ここで泊まって翌日の北岳ピストンだけにしようかと1時間ほど躊躇しましたが、ウダウダしていても仕方ないので思い切って出ました。翌日はやや天気も良さそうだし! 行くっきゃない!
雨は途中であがりましたが、北岳までずっと真っ白でした。なんともったいない。肩の小屋も通過し、山頂も証拠写真だけ撮って通過しました。そこから山荘まで、絶景の天空路のはずがなんと心細い道だったことか。
ようやく5時過ぎに北岳山荘に着くと何やら人集りがしていました。尋ねるとなんと霧間にわずかに覗いた太陽が「ブロッケン現象」を提供してくれていたのです!!! それ自体を知らなかったので、なおさらの大興奮!! ご褒美がありました。これだけでも来て良かったー。
お湯を沸かしてレトルトカレー食べて、自分で設営した自分だけの空間に寝る。それだけで満足でした。シュラフも十分に暖かくて。ビール1本飲みましたが、そんなものはいらない という感じでした。生きてるって感じです。こんな不便な贅沢があるでしょうか。なんて幸せなんでしょう! おまけにぐっすりと眠ることができました。
翌朝は3時過ぎに目が覚めました。なかなかの雨がテントを打ちつけています。あーあ、今日も雨かー。4時に起きて中で座り込んでいると半に雨が上がりました。これを逃すものかと行動開始。立派なトイレ場に屋根があるのでそこで手早くテントを拭いてとりあえずザックに押し込みます。さあ2日目 行くぞ!
運良く中白根山の山頂で図らずもちょうど日の出を見ることができました。山の神様 ありがとう! 3千メートル峰からのこの絶景 忘れません!
その後は霧の中7 晴れ間3という感じでした。間ノ岳、農鳥岳と登山者たちが憧れる縦走路だったはずですが、自分としては、ひたすら縦走して完歩を目指す、この異空間から無事に家へ帰る、そんな感じでした。前年八ヶ岳を一泊で縦走して二日目に下山してくる時間と似たような感覚でした。自分にとってはとても特別な 宿泊を伴っての山行のはずでしたが、やはり往路と復路の心のあり方は全く違うものです。いつもそうなのですが、山はやはり目的地まで行く時(登山)の方が断然楽しい。帰路(下山)はただ降りてくるだけ、という感覚になってしまう事が多いのです。今回もそんなことを思う二日目でした。そうは言っても 下山時にもたくさんの絶景を見て感動をしたことも確かです。まだこの頃は写真を撮る事や 旅の思い出を残す事にあまり関心がなかったので、今振り返ると とてももったいないことをしたと思うし、残念です。
いずれにしてもテント泊という、重荷を背負っての今回の旅が特別だったことは確かです。奈良田からのバスでは美大の登山部の学生さん3人と巡り会い、彼らからもたくさんの刺激をもらいました。
なかなか実現するのが難しいのですが、早くまたテント背負っての歩きまくりプランをしたいと思っています!
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