十勝岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 1,142m
- 下り
- 1,129m
コースタイム
- 山行
- 5:52
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 6:17
でも今までと違い登山指数はA判定が多く、とりあえず雨と風が無いなら景色が見れなくても仕方がないと思い、ホントは大雪山に行きたかったけど景色が見れない山ならロープウェイ代金をケチりたい・・・という理由で十勝岳に決定しました(笑)
十勝岳は高校生の時の宿泊研修で登れなかった心残りがあり、まさかの30年越しのリベンジで初めての十勝岳を登ることになりました。
天候 | 曇りとガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
望岳台の情報館の中に登山届がありました。 危険な個所はありませんが、ガスが濃くなると道迷いの危険がありました。 |
その他周辺情報 | 美瑛の白金温泉が近くにあります。 私はちょっとだけ足を延ばして吹上温泉白銀荘に行ってきました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
GPS
保険証
携帯
タオル
ストック
カメラ
|
---|
感想
曇りとガスは最初から覚悟しての出発となり、前日は望岳台で車中泊しようと思っていたら、美瑛にもう一つ道の駅が新しくできていることが分かり、その道の駅『白金ビルケ』で車中泊しました。
朝目覚めたらやっぱり曇り。
でも登ったらもしかしたら雲海の上に出て晴天かもしれないとポジティブに考えて出発。
6時に登山届を書いて出発しましたが、道中はほとんどガスで何も見えず、何も見えない中地道にただ登るだけの登山になってしまいました。
地面の地質が変わるのだけはじっくり見た気がします(笑)
突如目の前に避難小屋が表れてからしばらくガスが晴れて景色が見えていたので、かなり期待しましたが、火口手前で結局ガスに包まれ、何も見えない中黄色のペンキだけを必死に目で追い、登っていたら突然頂上に到着しました。
合目の表示もないし、あと何キロ的な看板も少なかったため、ホントに突然山頂に到着した感じでした。
山頂で防寒着を着てしばらく晴れるのを待ちましたがチラリとも晴れてくれず、秋恨めて下山をしました。
下山を始めて30〜40分くらい経ったころからガスがどんどん晴れてきて、これから上る人たちが歓喜の声をあげているのを見て、もう一度登ろうかとさえ思ったけど辞めました。
きっとこの天気だって数分で崩れるはず・・・と信じたい。
山頂に後ろ髪引かれながら何となく人の足跡をたどって下山していたら、突然足跡が消えてしまい、しかもその直後に濃いガスに包まれ、登山道がどこにあるのか確認が出来なくなりました。
よくよく見ると黄色のペンキもどこにも見当たらずヤバイかも。
そういえば先週くらいに十勝岳で道外の登山客が遭難死したことを思い出し、こういう事かぁと妙に納得しました。
とりあえず元来た道を戻っているうちに少しガスが晴れてきて谷の向こうに黄色のペンキを発見!
ガスで分からなくなって火口方面に降りて行ってしまっていました。
なんでこんな方向に足跡があるのよ〜〜〜。
そうか、この足跡も迷った人の足跡なんだ。
こういう地獄の裸山はやっぱり人の足跡ではなく、ペンキの跡をたどらないと本当に危険なんだなぁと思いました。
その後出会った登りの単独少年も「さっきのガスで僕前十勝岳に登っちゃっていたんです」と言っていました。
その後は雲の中に突入し、雨が降っているわけでもないのに髪の毛から水滴が落ちるほど濡れてきて、でもカッパを着るほどじゃないし、と考えていたら突然雲の下に出てきたのが望岳台でした。
景色は余り楽しめなかったけど、ずっと目標にしてきた十勝岳に登ることが出来てよかったです。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する