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記録ID: 157254
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ハイキング
奥武蔵

【秩父・広河原谷から】 蕎麦粒山〜仙元峠〜有間峠

2009年09月06日(日) [日帰り]
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GPS
06:32
距離
12.8km
登り
1,075m
下り
1,063m

コースタイム

◎[往路] わさび小屋(9:40) → 尾根(10:25) → 分岐(10:55) → 痩せ尾根(11:30) → 蕎麦粒山(12:36=12:54)
 → 仙元峠(13:06)
◎[復路] 仙元峠(13:18) → 蕎麦粒山(13:40) → 日向沢の峰中央(14:11) → 有間峠(14:45)
 → 林道広河原逆川線をテクテク歩く → わさび小屋(16:12)

          -- ☆★ 所要時間:6時間32分 ★☆ --
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2009年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 県道73号線を奥へ進み、有間峠に続く「林道広河原逆川線」を行きます。
 この林道をもっと奥へ行って、大きく"ヘアピンカーブ" するところの手前右に、「わさび小屋」があります。

 この小屋の方が管理する林道脇に車を止めて、平行して上に細く伸びる「林道広河原線」。
 (言葉ではわかりづらいので、ルート図を+拡大していただければ、二つの林道の位置関係が判ります)
 これが「登山口」であり、登山道です。

 この「林道広河原線」は、わずかに行って終点です。
 そして、広河原谷沿いのコースに入って行きます。
 
コース状況/
危険箇所等
 蕎麦粒山までは「一般ルート」では無く、バリエーションルートです。地形図とコンパス必須です。

 昭文社発行の「山と高原地図/奥武蔵・秩父」2003年版での、破線ルート・スタート地点よりさらに奥へ入った
"二工場谷ルート"を 入りました。(ただし、沢の遡行ではありません)

 
 わさび小屋の先「広河原谷」から入って、「蕎麦粒山」まで 指導標の類は全くありません。
 最初のみ、マーキングと東電の「新秩父線54号」が頼りです。
 なにしろ初めてのコースで、地図と現地が一致せず、加えて上に行くほどルートが判らなくなって
最後は適当に登ったので、判りづらい説明となります。
 

「林道広河原逆川線」から「林道広河原線」を行くと、再び「わさび小屋」があり、林道終点。
 広河原谷へ入っていきます。いきなり「幽玄」な沢です。
  桟橋がしっかり張り付いている。やがて右に桟橋を渡り、山腹を登って行きます。(東電の新秩父線54号方面へ) 
 登山道がやや不明瞭になるが、54号ポールと赤いテーピングでわかります。

 秩父の山ではめずらしく落葉系の中を進みます。10:25、道が山腹から尾根になります。
 新秩父線54号のプラ杭に導かれて進む。 ずっと尾根を進む。10:44,左側から杉が出てくる。
 10:55,明らかな分岐地点。(冒頭に書いた破線からのルートと思われる)

 登りの左へ行くが、尾根が広いので道が怪しくなってきた。赤いテープを付ける。
 痩せ尾根になってくる。したがって、ルートがはっきりしてくる。11:30,痩せ尾根の急登。熊笹が刈ってある。
 
 12:20,遂にルートが判らなくなりました。

 いくつかピークらしきが来るたびに、山頂か?思うが、仲々山頂に行かず。
 ガスがかかってきて、周りが良く見えない。
 悪戦苦闘の急登の末、ついに蕎麦粒山の山頂にひょっこり出ました。きつかった。

 誰も居ない。おにぎりを食べ始めると、一人の登山者が東京側から登って来た。

 リュックを於いて足早に仙元峠に行く。いつもガスる仙元峠がこの時だけ晴れました。
 蕎麦粒山に戻ったら、再びガスってきました。
 さて下山。わさび小屋に向けて下ったが、いきなり急下降の上 ガスツて判らない。
 危険と判断し、蕎麦粒山に戻って、長沢背稜を行くことにしました。

 ガスで”風情のある”長沢背稜を足早に下り、「有間峠」から、「林道広河原逆川線」をテクテクと、
やっとの思いで「わさび小屋」に着きました。
 舗装された林道を歩くというのは、長くてうんざり。実に辛いものです。
  
広河原谷へ入って行く
2009年09月06日 20:16撮影 by  FinePix6900Z, FUJIFILM
9/6 20:16
広河原谷へ入って行く
広河原谷の滝を見る
2009年09月06日 20:30撮影 by  FinePix6900Z, FUJIFILM
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9/6 20:30
広河原谷の滝を見る
2009年09月06日 11:17撮影 by  FinePix6900Z, FUJIFILM
9/6 11:17
何ともすごい根っこ
2009年09月06日 20:36撮影 by  FinePix6900Z, FUJIFILM
9/6 20:36
何ともすごい根っこ
蕎麦粒山までもうすぐ
2009年09月06日 20:37撮影 by  FinePix6900Z, FUJIFILM
9/6 20:37
蕎麦粒山までもうすぐ
やっと蕎麦粒山に着いた
2009年09月06日 20:34撮影 by  FinePix6900Z, FUJIFILM
9/6 20:34
やっと蕎麦粒山に着いた
蕎麦粒山〜仙元峠にて
2009年09月06日 13:10撮影 by  FinePix6900Z, FUJIFILM
9/6 13:10
蕎麦粒山〜仙元峠にて
仙元峠の祠
2009年09月06日 20:33撮影 by  FinePix6900Z, FUJIFILM
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仙元峠の祠
仙元峠の大ブナ
2009年09月06日 13:27撮影 by  FinePix6900Z, FUJIFILM
9/6 13:27
仙元峠の大ブナ
仙元峠を見る
2009年11月21日 10:55撮影 by  FinePix6900Z, FUJIFILM
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11/21 10:55
仙元峠を見る
有間峠
2009年09月06日 14:59撮影 by  FinePix6900Z, FUJIFILM
9/6 14:59
有間峠
撮影機器:

感想

 「ヤマレコ」に 2011/10/05 初登録した関係で、過去の記録があるものを 少しづつアップしているところですが、
このルートは、後半でルートが判らなくなり、適当に急登したのは覚えていますが、詳細はあまり記憶がありません。

 初めは、確かに東京電力のポール「新秩父線54号」をよりどころにして登ったのですが、
鉄塔そのものを通過していないので、さりとて 線下を確認した記録もないし、尾根上の大事な"分岐点"も、
今は、あまり記憶が定かではありません。
 しかしその時は、ちゃんと確認したからこそ登っているのです。

 地形図や山の本にルートが無かったり、破線のものは、家に帰ってもう一度地理院の「地形図」を見て確認し、
後からルートを"確定"することがよくあります。

 この辺の山域、特に北から長沢背稜に取り付く尾根&沢ルートは、すべてバリエーションルートです。
 コースが長くて、時に不明瞭になり 痩せ尾根の岩稜となり、滝に出たり、登っていてとても不安になります。

 しかし登りであれば何とかなりますが、下りで不確定なルートは "要注意"です。
 遠回りしても安全なルートに限ります。
 ということで、蕎麦粒山からの下山は、一旦は登ったコースを降りたものの、急下降な上にガスって
周囲が判らなくなったため、すぐ元の山頂に取って返し、遠回りの長沢背稜を来たのです。

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