ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1573022
全員に公開
ハイキング
道北・利尻

利尻岳〜ここは、ユメのような島だよ!

2018年08月29日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:22
距離
11.9km
登り
1,551m
下り
1,542m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:16
休憩
1:06
合計
8:22
距離 11.9km 登り 1,551m 下り 1,549m
3:54
3:55
3
4:30
4:31
31
5:02
5:03
26
5:29
5:30
19
5:49
5:51
51
6:42
2
6:44
6:45
10
6:55
6:56
27
7:23
25
7:48
14
8:02
8:35
13
8:48
23
9:11
20
9:31
9
9:40
9:54
1
9:55
9:57
37
10:34
10:35
19
10:54
10:59
16
11:15
22
11:37
11:38
20
12:08
ゴール地点
3:46 利尻山北麓野営場(登山口)
3:54 甘露泉
3:57 利尻山−ポン山 分岐
4:30 四合目
5:02 五合目
5:30 六合目
5:48 七合目
6:42 長官山
6:44 八合目
6:55 利尻岳山小屋
7:23 九合目
7:48 沓形分岐
8:02 利尻山北峰
天候 晴れのち曇り。
過去天気図(気象庁) 2018年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
飛行機
 1日で利尻まで入って、予備日を作ることによって、少しでも条件の良い時に利尻に登りたい。めったに行く機会のないところなので、そう考えました。
 そのためには、
・稚内まで直行便。そして船で入る。
・札幌乗り継ぎ、利尻まで飛行機で入る。
の2つの方法があります。
 その中で、一番値段の安い方法を選びました。
 LCCで札幌に入り、丘珠空港まで移動して利尻行に搭乗。(新千歳からも利尻便はあるのですが、便利な分やっぱり高かったのでヤメ!)

 帰りは「若いころの足跡を再びたどる…」ということで、フェリー、JR(宗谷本線、もしかしてなくなってしまう?)と長いながーい道のりを…。

 島での交通機関、ほとんどありません。タクシーも少ない。なにしろ、利尻空港に着いてもバスも連絡していません(他の便は連絡バスあるのに…)。タクシーも1台停まっていましたが、島の某ホテルの送迎バスの運転手さんが声をかけてくださって、乗せてもらいました。ありがたや。
 しかし、スーパー(セイコーマート)で降ろしてもらって、食料を調達して、温泉によって、キャンプ場まで、あとは交通の便ありません。近いようで遠い!特にキャンプ場までのダラダラ坂の車道、食料やワインの重さも加わって、今回最大の難所?!。
 温泉の前にもキレイなキャンプ場(ゆーに)があるので、そっちに泊まれば便利なんですが、そうすると、やっぱり翌日の行程が…。

詳しくは、このへんで…。

利尻島観光情報ポータルサイト
https://www.rishiri-plus.jp/
ハートランド・フェリー
www.heartlandferry.jp/
 
コース状況/
危険箇所等
・登山口から5合目くらいまでは緩やかな登りです。樹林の中で眺めはありません。下りではイヤというほど長く感じました。
・5合目から8合目(長官山)までは「ちょっと急坂」って感じです。このあたりも「見晴らし」とかいうところ以外、ほとんど灌木の中で、見えそうで何も見えません。特に登りで長く辛く感じました。
・8合目で、山頂が見えます。頂上が1番カッコよく見えます。(…ということは、ここでガスってたら最悪!)避難小屋までは登り下りはあまりありません。避難小屋の少し先からは急坂ですが、眺めがよけりゃ〜、最高に楽しい道?です。
・9合目はすぐ先。この先急坂が続きます。以前の写真で見かけたアブナイ道、整備されていて安心して登れます。その先が沓形分岐。ここからは赤い火山礫のザレた道です。念のためにスパッツ持っていきましたが、ローカットのトレランシューズでも大丈夫でした。

・全体的にとってもよく整備されています。道迷いの心配なども全く感じませんでした。

・携帯トイレのブースは6合目の少し上、8合目の先の避難小屋、9合目にあります。
その他周辺情報 北麓のキャンプ場と鴛泊港との間に「利尻富士温泉」があります。
港のそばにはあんまり食堂とかは見かけませんでした。鴛泊の中心街(セイコーマートなどの商店も…)は港から少し先(空港の方向)みたいです。港にも食堂がありましたが2時ごろには閉店していました。その点、次の日に行った礼文島の方がニギヤカでした。
利尻島へ向かう飛行機から。なんだ、あれは?
2018年08月28日 14:29撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
4
8/28 14:29
利尻島へ向かう飛行機から。なんだ、あれは?
ブロッケンだ!。山で見られるブロッケンと同じ原理なんですね。
2018年08月28日 14:29撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
19
8/28 14:29
ブロッケンだ!。山で見られるブロッケンと同じ原理なんですね。
礼文島が見えてきました。利尻は反対側の窓から見えていますが…。
2018年08月28日 14:48撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
6
8/28 14:48
礼文島が見えてきました。利尻は反対側の窓から見えていますが…。
着陸する時、こっちに見えてきました。
2018年08月28日 14:51撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
5
8/28 14:51
着陸する時、こっちに見えてきました。
利尻空港。
2018年08月28日 14:58撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
13
8/28 14:58
利尻空港。
北海道の食料調達はなんといってもココ。ちなみに左の店ではガスを扱っているらしいです。(今回はガス使わなかったので未確認ですが…)
2018年08月28日 15:25撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
8
8/28 15:25
北海道の食料調達はなんといってもココ。ちなみに左の店ではガスを扱っているらしいです。(今回はガス使わなかったので未確認ですが…)
今日登ったらよかったかな?
2018年08月28日 15:33撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
6
8/28 15:33
今日登ったらよかったかな?
この時間にここまで見えているんですからね。
2018年08月28日 15:57撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
5
8/28 15:57
この時間にここまで見えているんですからね。
利尻富士温泉の露天風呂からも山頂見えます。
2018年08月28日 15:58撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
6
8/28 15:58
利尻富士温泉の露天風呂からも山頂見えます。
キャンプ場からの道が長かった!。重かった。「あれ!なんか横切ったぞ!」
2018年08月28日 16:33撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
3
8/28 16:33
キャンプ場からの道が長かった!。重かった。「あれ!なんか横切ったぞ!」
この子でした。
2018年08月28日 16:33撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
29
8/28 16:33
この子でした。
北麓野営場。¥500。トイレとかとってもきれい。
2018年08月28日 16:42撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
4
8/28 16:42
北麓野営場。¥500。トイレとかとってもきれい。
気持ちのいいキャンプ場です。こんな、上高地並みのキャンプ場、北海道ではフツーにあるんですね。
2018年08月28日 17:08撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
10
8/28 17:08
気持ちのいいキャンプ場です。こんな、上高地並みのキャンプ場、北海道ではフツーにあるんですね。
今回、ガスなしなのでこーしました。
2018年08月28日 17:15撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
19
8/28 17:15
今回、ガスなしなのでこーしました。
翌朝、暗いうちから登り出しました。日の出はヤブの中からです。
2018年08月29日 04:50撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
3
8/29 4:50
翌朝、暗いうちから登り出しました。日の出はヤブの中からです。
ここまでは緩やかな樹林の中の道でした。北海道にも雷鳥いるの?
2018年08月29日 05:02撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
3
8/29 5:02
ここまでは緩やかな樹林の中の道でした。北海道にも雷鳥いるの?
礼文島ですね。
2018年08月29日 05:02撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
8
8/29 5:02
礼文島ですね。
こういうダケカンバの道です。眺めナシ。
2018年08月29日 05:13撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
3
8/29 5:13
こういうダケカンバの道です。眺めナシ。
ここで上の方が見えてきました。あれは山頂ではありません。長官山かな?
2018年08月29日 05:27撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
3
8/29 5:27
ここで上の方が見えてきました。あれは山頂ではありません。長官山かな?
鴛泊の町のあたりと礼文島。なんとか天気持ちそうですね。
2018年08月29日 05:28撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
11
8/29 5:28
鴛泊の町のあたりと礼文島。なんとか天気持ちそうですね。
相変わらずこういう変化のない登りが延々と続きます。
2018年08月29日 06:05撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
2
8/29 6:05
相変わらずこういう変化のない登りが延々と続きます。
まだ頂上は見えません。左が長官山みたいです。
2018年08月29日 06:20撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
2
8/29 6:20
まだ頂上は見えません。左が長官山みたいです。
大分登ってきました。あの丸っこい丘の左側のあたりが北麓野営場です。
2018年08月29日 06:20撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
4
8/29 6:20
大分登ってきました。あの丸っこい丘の左側のあたりが北麓野営場です。
数少ない高山植物。イワギキョウかな?
2018年08月29日 06:31撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
20
8/29 6:31
数少ない高山植物。イワギキョウかな?
この尾根を登ってきたんですね。
2018年08月29日 06:37撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
8
8/29 6:37
この尾根を登ってきたんですね。
それで、いきなりこの眺めです。
2018年08月29日 06:41撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
15
8/29 6:41
それで、いきなりこの眺めです。
このあたりからの山頂が一番カッコいい。見られてよかった。実は天気これから少し崩れるみたいなんです。
2018年08月29日 06:48撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
33
8/29 6:48
このあたりからの山頂が一番カッコいい。見られてよかった。実は天気これから少し崩れるみたいなんです。
避難小屋の内部。
2018年08月29日 06:53撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
5
8/29 6:53
避難小屋の内部。
いよいよ急坂にさしかかります。
2018年08月29日 06:55撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
5
8/29 6:55
いよいよ急坂にさしかかります。
このあたりまだ急坂といっても歩きにくいわけじゃーありません。
2018年08月29日 07:01撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
4
8/29 7:01
このあたりまだ急坂といっても歩きにくいわけじゃーありません。
どんどん高くなっていくのがわかりますね。
2018年08月29日 07:01撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
4
8/29 7:01
どんどん高くなっていくのがわかりますね。
このノコギリソウ、いくらでも咲いてるんですが、なんだか花がデカいです。調べたらエゾノコギリソウっていうらしいです。
2018年08月29日 07:07撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
16
8/29 7:07
このノコギリソウ、いくらでも咲いてるんですが、なんだか花がデカいです。調べたらエゾノコギリソウっていうらしいです。
山頂が覆いかぶさってくるようです。
2018年08月29日 07:09撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
6
8/29 7:09
山頂が覆いかぶさってくるようです。
避難小屋と長官山を振り返ります。
2018年08月29日 07:14撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
6
8/29 7:14
避難小屋と長官山を振り返ります。
崩れやすい所はこのように整備されています。
2018年08月29日 07:18撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
5
8/29 7:18
崩れやすい所はこのように整備されています。
ここからが本当の急坂?
2018年08月29日 07:20撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
3
8/29 7:20
ここからが本当の急坂?
あれは姫沼ですね。
2018年08月29日 07:23撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
5
8/29 7:23
あれは姫沼ですね。
イワギキョウ。
2018年08月29日 07:27撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
10
8/29 7:27
イワギキョウ。
エゾノコギリソウ。
2018年08月29日 07:29撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
8
8/29 7:29
エゾノコギリソウ。
イワツメクサでしょうか?
2018年08月29日 07:29撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
7
8/29 7:29
イワツメクサでしょうか?
まだまだ山頂は頭上って感じです。あの赤い所が崩れているところかな?
2018年08月29日 07:31撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
2
8/29 7:31
まだまだ山頂は頭上って感じです。あの赤い所が崩れているところかな?
これ、名前わまりません。オオバコの親玉?
2018年08月29日 07:33撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
7
8/29 7:33
これ、名前わまりません。オオバコの親玉?
トリカブトはどこにでもありますね。でも、これ「リシリブシ」とかいう変種だそうです。
2018年08月29日 07:37撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
15
8/29 7:37
トリカブトはどこにでもありますね。でも、これ「リシリブシ」とかいう変種だそうです。
あっ!ここだ。よく写真で見る、危険地帯。
2018年08月29日 07:43撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
8
8/29 7:43
あっ!ここだ。よく写真で見る、危険地帯。
でもちゃんと整備されているのでダイジョウブ!
2018年08月29日 07:44撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
7
8/29 7:44
でもちゃんと整備されているのでダイジョウブ!
最後の登りはザラザラの火山礫の道。でも、ちゃんと歩きやすくなっています。
2018年08月29日 07:52撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
7
8/29 7:52
最後の登りはザラザラの火山礫の道。でも、ちゃんと歩きやすくなっています。
おー!あれだ!
2018年08月29日 08:00撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
10
8/29 8:00
おー!あれだ!
ついに登り切りました。
2018年08月29日 08:04撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
22
8/29 8:04
ついに登り切りました。
あっちは立ち入り禁止です。
2018年08月29日 08:03撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
17
8/29 8:03
あっちは立ち入り禁止です。
天気、予報では怪しかったのに…、ラッキーですね。
2018年08月29日 08:04撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
7
8/29 8:04
天気、予報では怪しかったのに…、ラッキーですね。
ジジイでも、ゆっくり登れば何とかなるもんです。でも、実は、下りはヨレヨレでした。
2018年08月29日 08:22撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
52
8/29 8:22
ジジイでも、ゆっくり登れば何とかなるもんです。でも、実は、下りはヨレヨレでした。
大分、雲が出てきました。沓形への尾根を見下ろします。
2018年08月29日 08:34撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
8
8/29 8:34
大分、雲が出てきました。沓形への尾根を見下ろします。
こっちも雲に覆われようとしています。これで、満足!。下山します。
2018年08月29日 08:39撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
5
8/29 8:39
こっちも雲に覆われようとしています。これで、満足!。下山します。
ナデシコ。もうほとんど枯れかけてます。これもエゾカワラナデシコっていうそうです。なるほど、なんでも「エゾ」をつければ大体あたるみたいです。
2018年08月29日 08:40撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
12
8/29 8:40
ナデシコ。もうほとんど枯れかけてます。これもエゾカワラナデシコっていうそうです。なるほど、なんでも「エゾ」をつければ大体あたるみたいです。
例の危険地帯。もうほとんどガスってます。暗いうち登ってきてヨカッタです。
2018年08月29日 08:48撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
4
8/29 8:48
例の危険地帯。もうほとんどガスってます。暗いうち登ってきてヨカッタです。
もう、ここからも何も見えません。
2018年08月29日 09:54撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
4
8/29 9:54
もう、ここからも何も見えません。
朝暗くって写せなかった甘露水。
2018年08月29日 11:59撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
7
8/29 11:59
朝暗くって写せなかった甘露水。
戻ってきました。ここから、まだまだ港まで歩きます。
2018年08月29日 12:07撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
4
8/29 12:07
戻ってきました。ここから、まだまだ港まで歩きます。
鴛泊港から礼文島へ向かいます。
2018年08月29日 15:24撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
17
8/29 15:24
鴛泊港から礼文島へ向かいます。
すっかり雲に覆われてしまいました。
2018年08月29日 15:32撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
7
8/29 15:32
すっかり雲に覆われてしまいました。

感想

【30年前ならまだしも…】
 「テント担いで利尻・礼文」なんて、還暦とっくに過ぎたジジイのすることじゃーなかったかな?。麓の民宿にでも泊まれば登山口への送迎つきで、美味しい海の幸で…って…。
 それなのに、ヒッチハイクみたいなことして、スーパーまで行って、弁当だのワインだの買って、荷物の重さにひーひー!。どこまでも続くアスファルトの道を…なんて…。安上がりだっていったって、大して違うわけじゃーないし、なんでこんなことやってるんだろう。昔と少しは変わったんだろうかね…。
 …ってことで、やってきた利尻島。あの時もこの北麓野営場に泊まったんです。
 ちょうど、パラパラと登山者が下ってきます。今日は飛行機から利尻岳、よーく見えました。明日の天気が気になります。

【クマ、いないハズだよ!】
 ところが、なんと、今年の春にこの利尻島で、熊の足跡が発見されたんだそうです。本土から渡ってきた!。「オレを食うためにワザワザ本土から渡ってきやがったか…!」。
 ヒグマがいっぱいの、羅臼からもトムラウシからも幌尻からもなんとか生還することができたこのジジイ、こんなところでヤラれたら利尻島の歴史に永遠に残ってしまう!。しかし、よりによって、こんな時に渡ってくるなんて…。

 でも、ひとたび登り始めてしまえば、そんなこと忘れてしまいます。

【それにしても長いっ!】
 利尻岳って、写真とかで見てもわかるんですが、すそ野が長くって、山頂がひたすら急なんです。(羊蹄山なんかは麓から急だけど…)
 初めのうちのダラダラ登りが何しろ長い!。さらにその上の少し急な部分はもっと長い!。ほとんど眺めのない登りが続きます。
 それで8合目の長官山。ここの眺めは劇的です。(ここで眺めがなかったらどーしよーもなくつまらない?)そこからは、ますます急坂なんですが、変化する山頂を見たり、海や麓の町を見たりしながら登っていくと、さっきまでの辛い登りが一気に…。(ただし、ここでガスってたりするとさらに辛いだけ?)
 なんとか天気も味方してくれました。おかげで標高差1500m登りきることができました。
 やっぱり感激ですねー。もう2度と(いや、3度と)来ることはないかなー、なんて考えると…。
 …そんな感傷、下り道で吹き飛びました。登りがあれだけタイヘンなんだから、同じ道下るのタイヘンなのあたりまえ!

 まだまだ、あります。テント撤収して、今度は港まで延々と続くアスファルトの道。(ただし、ワインと食料の分軽い!)
 結局、ほとんど海から登って、海まで下ったことになる?

 さて、せっかく来たんだから、次は礼文ですね。こっちは40年前の思い出の地なんです。
(礼文はレコしないで、こっちのオシマイの方に簡単にくっつけるハズだったんですが、ナカナカ素晴らしかったんで、別にレコしちゃいます。)
 こちらでどうぞ。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1576135.html



 

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:980人

コメント

食べられないで…
良かったですね!

tsu-pm じぃじ様
やっぱり北海道はでっかいどうですね(*´▽`*)
ヒグマをおそれていたら(おそれなくちゃなりませんけど)一生北海道の山には登れませんね。。。→私はそれだな(゜ロ゜)
お疲れ山でしたm(._.)m
2018/9/2 19:58
Re: 食べられないで…
コメありがとうございます。
ヒグマに怯えながら(実際、山に入ったらあまり気にならないんですけど)、北海道の山、ひととおり登って、「来年はクマのいない利尻だ」って…。
そんな時、「ヒグマが海を渡って、利尻に…」だって…。そりゃ、ないよね!
これで、ヒグマにヤラれたら、ハズカシイことこの上ないよね!
でも、北海道の岳人に言わせると、本土のツキノワグマのほうがコワイとか…。
う〜ん、クマだのハチだの、ヒトだの…。いろいろありますなぁ〜。アハハハ!
2018/9/2 22:01
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 道北・利尻 [日帰り]
利尻山(鴛泊コース・ピストン)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら