利尻岳〜ここは、ユメのような島だよ!
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- GPS
- 08:22
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 1,551m
- 下り
- 1,542m
コースタイム
- 山行
- 7:16
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 8:22
3:54 甘露泉
3:57 利尻山−ポン山 分岐
4:30 四合目
5:02 五合目
5:30 六合目
5:48 七合目
6:42 長官山
6:44 八合目
6:55 利尻岳山小屋
7:23 九合目
7:48 沓形分岐
8:02 利尻山北峰
天候 | 晴れのち曇り。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
船 飛行機
そのためには、 ・稚内まで直行便。そして船で入る。 ・札幌乗り継ぎ、利尻まで飛行機で入る。 の2つの方法があります。 その中で、一番値段の安い方法を選びました。 LCCで札幌に入り、丘珠空港まで移動して利尻行に搭乗。(新千歳からも利尻便はあるのですが、便利な分やっぱり高かったのでヤメ!) 帰りは「若いころの足跡を再びたどる…」ということで、フェリー、JR(宗谷本線、もしかしてなくなってしまう?)と長いながーい道のりを…。 島での交通機関、ほとんどありません。タクシーも少ない。なにしろ、利尻空港に着いてもバスも連絡していません(他の便は連絡バスあるのに…)。タクシーも1台停まっていましたが、島の某ホテルの送迎バスの運転手さんが声をかけてくださって、乗せてもらいました。ありがたや。 しかし、スーパー(セイコーマート)で降ろしてもらって、食料を調達して、温泉によって、キャンプ場まで、あとは交通の便ありません。近いようで遠い!特にキャンプ場までのダラダラ坂の車道、食料やワインの重さも加わって、今回最大の難所?!。 温泉の前にもキレイなキャンプ場(ゆーに)があるので、そっちに泊まれば便利なんですが、そうすると、やっぱり翌日の行程が…。 詳しくは、このへんで…。 利尻島観光情報ポータルサイト https://www.rishiri-plus.jp/ ハートランド・フェリー www.heartlandferry.jp/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山口から5合目くらいまでは緩やかな登りです。樹林の中で眺めはありません。下りではイヤというほど長く感じました。 ・5合目から8合目(長官山)までは「ちょっと急坂」って感じです。このあたりも「見晴らし」とかいうところ以外、ほとんど灌木の中で、見えそうで何も見えません。特に登りで長く辛く感じました。 ・8合目で、山頂が見えます。頂上が1番カッコよく見えます。(…ということは、ここでガスってたら最悪!)避難小屋までは登り下りはあまりありません。避難小屋の少し先からは急坂ですが、眺めがよけりゃ〜、最高に楽しい道?です。 ・9合目はすぐ先。この先急坂が続きます。以前の写真で見かけたアブナイ道、整備されていて安心して登れます。その先が沓形分岐。ここからは赤い火山礫のザレた道です。念のためにスパッツ持っていきましたが、ローカットのトレランシューズでも大丈夫でした。 ・全体的にとってもよく整備されています。道迷いの心配なども全く感じませんでした。 ・携帯トイレのブースは6合目の少し上、8合目の先の避難小屋、9合目にあります。 |
その他周辺情報 | 北麓のキャンプ場と鴛泊港との間に「利尻富士温泉」があります。 港のそばにはあんまり食堂とかは見かけませんでした。鴛泊の中心街(セイコーマートなどの商店も…)は港から少し先(空港の方向)みたいです。港にも食堂がありましたが2時ごろには閉店していました。その点、次の日に行った礼文島の方がニギヤカでした。 |
写真
感想
【30年前ならまだしも…】
「テント担いで利尻・礼文」なんて、還暦とっくに過ぎたジジイのすることじゃーなかったかな?。麓の民宿にでも泊まれば登山口への送迎つきで、美味しい海の幸で…って…。
それなのに、ヒッチハイクみたいなことして、スーパーまで行って、弁当だのワインだの買って、荷物の重さにひーひー!。どこまでも続くアスファルトの道を…なんて…。安上がりだっていったって、大して違うわけじゃーないし、なんでこんなことやってるんだろう。昔と少しは変わったんだろうかね…。
…ってことで、やってきた利尻島。あの時もこの北麓野営場に泊まったんです。
ちょうど、パラパラと登山者が下ってきます。今日は飛行機から利尻岳、よーく見えました。明日の天気が気になります。
【クマ、いないハズだよ!】
ところが、なんと、今年の春にこの利尻島で、熊の足跡が発見されたんだそうです。本土から渡ってきた!。「オレを食うためにワザワザ本土から渡ってきやがったか…!」。
ヒグマがいっぱいの、羅臼からもトムラウシからも幌尻からもなんとか生還することができたこのジジイ、こんなところでヤラれたら利尻島の歴史に永遠に残ってしまう!。しかし、よりによって、こんな時に渡ってくるなんて…。
でも、ひとたび登り始めてしまえば、そんなこと忘れてしまいます。
【それにしても長いっ!】
利尻岳って、写真とかで見てもわかるんですが、すそ野が長くって、山頂がひたすら急なんです。(羊蹄山なんかは麓から急だけど…)
初めのうちのダラダラ登りが何しろ長い!。さらにその上の少し急な部分はもっと長い!。ほとんど眺めのない登りが続きます。
それで8合目の長官山。ここの眺めは劇的です。(ここで眺めがなかったらどーしよーもなくつまらない?)そこからは、ますます急坂なんですが、変化する山頂を見たり、海や麓の町を見たりしながら登っていくと、さっきまでの辛い登りが一気に…。(ただし、ここでガスってたりするとさらに辛いだけ?)
なんとか天気も味方してくれました。おかげで標高差1500m登りきることができました。
やっぱり感激ですねー。もう2度と(いや、3度と)来ることはないかなー、なんて考えると…。
…そんな感傷、下り道で吹き飛びました。登りがあれだけタイヘンなんだから、同じ道下るのタイヘンなのあたりまえ!
まだまだ、あります。テント撤収して、今度は港まで延々と続くアスファルトの道。(ただし、ワインと食料の分軽い!)
結局、ほとんど海から登って、海まで下ったことになる?
さて、せっかく来たんだから、次は礼文ですね。こっちは40年前の思い出の地なんです。
(礼文はレコしないで、こっちのオシマイの方に簡単にくっつけるハズだったんですが、ナカナカ素晴らしかったんで、別にレコしちゃいます。)
こちらでどうぞ。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1576135.html
良かったですね!
tsu-pm じぃじ様
やっぱり北海道はでっかいどうですね(*´▽`*)
ヒグマをおそれていたら(おそれなくちゃなりませんけど)一生北海道の山には登れませんね。。。→私はそれだな(゜ロ゜)
お疲れ山でしたm(._.)m
コメありがとうございます。
ヒグマに怯えながら(実際、山に入ったらあまり気にならないんですけど)、北海道の山、ひととおり登って、「来年はクマのいない利尻だ」って…。
そんな時、「ヒグマが海を渡って、利尻に…」だって…。そりゃ、ないよね!
これで、ヒグマにヤラれたら、ハズカシイことこの上ないよね!
でも、北海道の岳人に言わせると、本土のツキノワグマのほうがコワイとか…。
う〜ん、クマだのハチだの、ヒトだの…。いろいろありますなぁ〜。アハハハ!
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