比婆山 ☆待ちに待った♪雪山テント泊
- GPS
- 26:27
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,058m
- 下り
- 1,064m
コースタイム
2日目 7:00大膳原〜鞍部〜8:20御陵8:30〜越原越〜9:50池の段〜10:30立烏帽子駐車場〜11:44展望園地〜12:27県民の森公園センター
天候 | 曇り、少〜しだけ晴れ。寒波の影響で寒い |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
この日は前日から寒波。福富町あたりの道路から凍結。 奥に行くにつれ、パリパりの凍結道路から圧雪道路へ。 車は4駆のスタッドレスなので安心ですが、慎重に・・・ コースは計画で、県民の森公園センター〜牛曳山登山口〜牛曳山〜伊良谷山〜毛無山と 歩く予定でしたが、積雪が5,60センチあるのと、出発時間が遅れ、県民の森公園センターから毛無山へ直接のルートへ変更。 幕営予定地の大膳原までたどり着けるか不安。途中ビバークも考えながら出発。 |
写真
感想
共同装備歩荷(テント、食糧、スコップなど) 自分の分担はガス、食糧など2kg強
ザック重量14kg
服装 帽子:毛糸の帽子(スキー用)
手袋:主にISUKAの薄手フリース手袋、時々モンベルオーバー手袋
上 :雨合羽 モンベル ストームクルーザー
中間着 モンベル スーパーメリノウール アクションジップネック
下 着 finetrackフラッドラッシュ®スキンメッシュロングスリーブ
下 :雨合羽 モンベル ストームクルーザー
ズボン TNH トレック カーゴ パンツ
タイツ ミズノ ブレスサーモ ライトウエイトタイツ
靴 下 メリノウール
靴 :LA SPORTIVA Trango S EVO GTX
スパッツ:ISUKAゴア
テント内でユニクロウルトラライトダウン
未使用:ウールの厚手手袋、インナー薄手手袋、バラクラバ、ネックウォーマー、
パタゴニアのキャプリーン3、ポケッタブルパーカー、ゴーグル、サングラス
1日目
回の山行は雪山テント泊に向けての訓練が目的だったが、
運の良いことに直前の寒波で5,60センチの積雪となり、実際の雪山でのテント泊になった。
比婆山は初めてである。
車で向かう道路は凍結して比婆山に近づくにつれ周りの景色が雪一色になってきた。
今シーズン初めての雪景色だ。嬉しい。
数台の車に分乗して集合したが、雪の影響で遅くなる車もあり、出発時間が10時になった。
空は曇っているが、雪は止んでいる。風もない絶好の登山日和。
今日はつぼ足で歩いてみる。膝くらいまでの雪を掻き分けて歩く。
時々、地図を見ながらルートを確認する。
周りは雪だらけ。まだ誰も歩いていない新雪を歩くのは気持ちいい。
一人片足30歩で先頭を交代していく。先頭はかなりしんどい。
30歩歩いたら立ち止まって休憩。最後尾につく。それを繰り返しながら頂上の毛無山まで全体休憩無しで2時間歩き続けた。
先頭で雪を掻き分けて歩くと、すごい運動量で汗が出るほど暑い。しかし後ろをついて歩くと寒くなってくる。
衣類調整が大変である。途中は雨合羽も縫いで、かなり薄着で大丈夫だった。
毛無山頂上はあまり視界がよくなかった。
すぐ、雨合羽を着て身体を冷やさないようにして、行動食を食べ、サーモス携帯マグの熱いお茶を飲む。
20分も経たない内に出発する。だって寒いんだもん。早く歩きたい。
登山道を外れての近道を試みるが、まだそこまで雪が着いていないので引き返す。
下りでは、我先に雪の斜面を駆け下りる。まっ平らな雪面に自分の足跡が着くのが嬉しい。
どうにか、16時までにテント泊予定の大膳原へ到着。
素敵な山小屋があるが、その隣でテント泊をする。
水場あり。トイレ有り。
足で雪を踏み固め、スコップで平らにならす。
通常のペグは使わずに竹ペグでテントを張る。出入り口は少し掘り下げて、靴を脱ぎやすくする。
何もかも勉強になるなぁ。
まずは皆さんが持ってきたお酒で乾杯し、一杯やりながら夕食の用意。
餃子鍋と煮込みラーメン。食事係の方、ありがとうございました。
とっても美味しかったです。
しかし、一つのテントに6人が座っていると、少し窮屈ではあります。
足が伸ばせないので、入れ替わり立ち代り、足がつる人が出ました。
内ももが頻繁につりそうになりました。長時間歩いた後で、足を曲げているとなりやすいそうです。
19時半には片付けも終わり、寝る準備万端。皆さん手際が良くて、のんびり屋の私にはついていくのが必死です。
最後にトイレに行った時、見上げた夜空には星が出ていました。
本当はゆっくり見上げていたかったんですが、寒いのと皆さんを待たせるわけにも行かず、ちょっとしか見れませんでした。
寝る時は頭と足が交互になるように寝ます。狭いテントで寝るので6人がキュウキュウにくっついて寝返りもままなりません。
女子は真ん中で寝させてくれたので、とっても暖かかったのですが、ずっと同じ姿勢で寝るのは辛かった。
服も登山ウエアのまま寝袋に入るので、時間がたつと締め付けなど気になってきます。
23時過ぎに目が覚めてから1時間おきに目が覚めました。
トイレにも行きたくなったけど、出口で寝ている人を起こさないといけないので、朝まで我慢、、です。
2日目
5時起床。
寝袋を片付けて、早速朝ご飯の準備。お湯を沸かして雑炊です。
食べながら行動用のお湯も作り、荷物をパッキングしてテントの撤収です。
テン泊に慣れていない私は、このパッキングにかなり神経を使います。
だって、すぐに何をどこに入れたかわからなくなったり、入ってたはずの荷物が入りきらなくなったりして、とにかく大変なんです。
頭で、すぐ必要な荷物を考えながら慎重に詰め込んでいきます。
買ったばかりのワカンを装着し、いざ出発です。
今日も曇りで風も無く、歩きやすそう。
夜の間に少し雪が降ったようで、道は新雪です。
少し、日の出が見えました。時々太陽が覗いて樹氷がきらきらしています。
今日も30歩歩いたら交代しながら2時間位で休憩。
ほんの数メートル腰くらいのラッセルをする場面がありました。
お昼過ぎに県民の森公園センターに帰ってきました。
その場で揚げてくれるカレーパン(200円)が美味しかった。
反省会をした後、解散しました。
展望園地で単独で登られている男性に会いました。
公園センターから1時間くらいで登られたそうです。
その方の登られたコースなら、登山道がしっかりあるので私でも一人で登れそうだと思いました。
また是非来てみたいです。
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