北八ヶ岳(北横岳〜三ツ岳〜雨池山)
- GPS
- 03:10
- 距離
- 5.1km
- 登り
- 333m
- 下り
- 320m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・坪庭の積雪は50儖未任垢、細身ながら樹氷ができていました。 ・坪庭から北横岳への山道は多くの登山者で踏み固められているものの、低温で締まった雪なので気持ち良く歩けます。 ・三ツ岳山頂は巨岩が雪に覆われた状態で、これが結構長く続きますので要注意です。 |
写真
感想
強い冬型の気圧配置が少し緩んだところを狙って北横岳に行ってきました。
ロープウェーは9:00始発ということでいつもと比べると随分ゆっくりした出発です。
着いてみると、スキーやボードの客で結構一杯です。気温は駐車場でも-5℃と結構
冷え込んでいます。山頂は-15℃と書かれており、ヒェーという感じです。
降りた直後の坪庭には、まだ痩せた状態ですが、樹氷が何本もできていて幻想的
です。加えて最近雪が降ったばかりのようで新雪が木に降り積もっていて、大きな
クリスマスツリーが一杯っていう感じで盛り上がってきてしまいます。
道中の雪は多くの登山者に歩かれて締まった状態で、とても歩きやすい状態になって
いました。既にウェーブ性の雲が八ヶ岳主峰にかかりつつありましたが、八ヶ岳の
山々は最近の降雪で美しく連なっていました。ただし、寒さは結構なもので、北横岳
の山頂は風もビュービューで、とても長居する気になれず、写真をとったらさっさと
引き揚げです。
途中で、左に折れて三ツ岳、雨池山方面に向かいます。しっかりした装備無くして
向かうべきにあらずというような警告板がありましたが、アイゼンも持っているし
ということでそのまま向かいます。
途中トレースはありますが、どんどん少なくなります。本日分のトレースはあるのか
無いのか微妙な状態でした。
三ツ岳は巨岩が高原状態で長く連なった状態で、そこに雪が降り積もった状態に
なっていて、絶壁の岩場の危険というより、大きな岩の間の狭間に落ち込むことの
危険性がありそうだなという感じでした。
下りになって軽アイゼンを着けていたのでですが、岩場が続く中で、また軽アイゼン
のゴムが低温で硬化していることで、一つの軽アイゼンがどこかで脱落してしまって
いることに気が付きました。暫くツボ足で進みますが、岩場での雪で滑りがちなので
12本アイゼンを着けることにしました。
アイゼンを着けてからは何の不安も無く、急な岩場の下りでも何ら問題なく進んで
いけました。
程なく雨池峠に到着、折れて縞枯山荘を経て山頂駅に戻りました。途中寒くて、昼食
をとる気にもなれず、山頂駅でようやく暖かいスープと昼食でホッとしました。今回
はお手軽雪山という感じでやって来ましたが、寒さと三ツ岳の雪と岩の連続で、
ちょっと疲れました。
本年の山行はこれでおしまい?かな。
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