好天の硫黄岳
- GPS
- 32:00
- 距離
- 18.0km
- 登り
- 1,319m
- 下り
- 1,321m
コースタイム
28日 7:30赤岳鉱泉-9:10赤岩ノ頭-9:40硫黄岳10:30-12:05赤岳鉱泉-13:20堰堤広場-14:00美濃戸-14:40美濃戸口
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・堰堤広場-赤岳鉱泉 アイゼンなしで大丈夫でしたが、所々凍結部分あり。 ・赤岳鉱泉-赤岩の頭 危険箇所特になし。鉱泉からアイゼン着用しました。 ・赤岩の頭-硫黄岳 風で部分的にトレースが消えていましたが特に問題なし。 |
写真
感想
年末で混雑する前を狙った27,28日で、冬型の気圧配置が緩んで天気も良く静かな登山ができた最高の登山でしたよー。
美濃戸口からの単調な林道歩きが終わると北沢に入り、所々凍結している部分があるので、気を抜けない沢歩きになります。
日陰の沢道は気温が低く、体が引き締まって気持ちいいー。
しばらく沢道を行くと横岳と大同心が現れ、その存在感に圧倒されちゃいます。
赤岳鉱泉に到着すると、最初に目に飛び込んでくるのがアイスキャンディー。一組のクライマーの方がアイスクライミングしてます。
アイスピックを氷に打ち込む音、氷が砕けてサラサラ落ちていく音。なんともいえない雰囲気ですねー。
小屋泊まりの方は少なく、9人部屋を7人でゆったり使わせてもらいました。ガス暖房があり山小屋とは思えない暖かさでぐっすり眠れました。
翌日は6時半に朝食を済ませて7時半に出発。同室のクライマーの方にアイゼンは小屋から付けたほうがいいとのアドバイスを頂きました。
小屋を出た後しばらく樹林帯を進むと阿弥陀岳が見え、さらに目指す硫黄岳から続く横岳、赤岳、阿弥陀岳が現れてきます。
赤岩の頭からは雪が風で飛ばされ、道は岩だらけでアイゼンをはいていると捻挫しそう。やけに右足が重いなーと見てみると、コブシ大の石がアイゼンのかかとの爪にハマってました。
山頂は独り占めすることができ、360度の絶景は最高です!
風もほとんど微風でめったにない天気でした。
次回は赤岳を目指したいですねー。
山頂から10分ほど下った赤岩の頭手前で、若い男女二人連れが道が分からず立ち往生されていました(後でお聞きしたらカナダ人の旦那様と日本人の奥様の夫婦でした)。男性は高度が怖く先に進めず、女性だけ山頂で写真撮りたいので同行してもらえないかと頼まれ、男性が待っていられるならと了解し、再度山頂まで。
先ほどは爆裂火口まで行っていなかったので再度山頂まで行ってラッキーでした。しばらく写真を撮った後で一緒に下山開始。男性と会った後も心配なので一緒に下山することにしました。
帰りの電車でもご一緒し、いろいろと山のお話をさせていただき楽しい時間を過ごさせていただきました。
山頂の360度動画
はじめまして、yamaheroと申します。
冬の硫黄岳いいですね。それも快晴微風とは奇跡みたいですね。
私と同世代で、ブランクを経て復活された。
しかも冬山まで単独で登られているようなので、思わずコメントしてしまいました。
私も今シーズンから冬山再開しようと思っているのですが…
とりあえず北八の蓼科・天狗あたりから始めるか、
いや、やっぱり赤岳に行きたいなぁ。
年末年始を逃すと赤岳でも難しくなるし…
などなど毎日思案しています。
春山で練習したとはいえ、厳冬期は超寒いので、「う〜ん」という感じです。
一泊は気が重いし、日帰りもなかなかキツイし。
こんなことばかり、考えてます。
yamaheroさんこんにちは
私も冬山やりたくて体鍛えていますが、50歳を過ぎて意外に筋肉つくので驚いていますよ。努力次第でいけるんじゃないかなと思っています。
私もいずれは厳冬期の赤岳を目指して、数年前から冬の雲取、北横岳、天狗岳と段階を踏んできました。徐々に冬山のノウハウを身に着けながらステップアップしていくつもりです。
厳冬期でも天気が良い日を選べば、ウール肌着と中間着でも暑いくらいでしたよ。
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