栗駒山:束の間の晴れ間に紅葉先取り
- GPS
- 04:31
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 653m
- 下り
- 623m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
紅葉最盛期は、いわかがみ平駐車場が一杯になると、いこいの村栗駒周辺の駐車場に置いて、シャトルバス(有料になるそうです)で往復しなければならない。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
良く整備されていて、危険箇所は特にない。石畳の下りは飽きるけど。 |
写真
感想
夏の猛暑、週末の悪天候と、この夏はあまり山に行くことができなかった。紅葉の季節を前に、体調を整えておきたいので、この連休に何処かに行こうと思ったが、天候が不安定そうだ。少し前の天気予報では、16日(日)は3日間で最も悪かったのだが、直前になって、北と南の低気圧の間で東北南部が気圧の峰になりそうなので、一転して良さそうになった。今年の紅葉の様子はどうだろうか。栗駒は、まだ、絶対早いだろうが、その兆しは感じられるだろうし、最盛期前で空いているので、行ってみることにした。
早朝から仙台は完全に曇りだったが、東北道を北上すると晴れ間が見えてきた。紅葉最盛期には6時前には一杯になるいわかがみ平の駐車場は、今日は7時前で10台程度だった。駐車場からからは下界や東栗駒は見えるが、栗駒方面は雲が架かっているようだった。
駐車場脇に東栗駒コースの表示があり、すぐに岩がごろごろしている登りになる。結構急な登りで、以前には無かったハシゴで整備されている。段差のある溝と岩の道を標高差200mほど登っていく。30分ほどで、周囲が潅木となり東栗駒が見え、稜線伝いに登っている様に見えるが、その後、新湯沢に出る。右岸の岩の上を100mほど遡行、表示に従って沢を渡り、対岸を登っていく。割と直ぐに登りが緩くなり、這松帯になると眺望が開け、東栗駒が見えるが、栗駒山頂は雲が架かっている。東栗駒山まで登り、平坦な稜線上を進むと、栗駒山方面も晴れてきた。周囲は紅葉が始まっており、栗駒山の草紅葉もきれいに見える。気持ちの良い稜線歩きは階段の登りとなり、中央コースと出会って、さらに階段を登って行くと山頂へ到着する。この時点では山頂も晴れており、10人程の方がいた。残念ながら遠くの山には雲が架かっており、神室や鳥海などの遠望は利かなかった。
稜線上の紅葉はどうかと思って、展望岩頭と御駒岳辺りまで行ってこようと、山頂から天狗平に向かう。時々雲が架かってくる。紅葉も始まったばかりだが、これはこれで綺麗である。全山紅葉ではないが、こういうのも粋じゃないかな、なんて考えていた。天狗平から緩く登り、展望岩頭へ。須川側の眺めが良く、須川湖やその間の湿原、龍泉ヶ原も眺められる。御駒岳まで行くと、雲が架かって何も見えなくなったし、ここまでで戻ることにした。山頂に戻り、中央コースを下る。整備されているが、ちょうど展望が無くなる行程の後半から石をコンクリートで固めた道になり、いわかがみ平まで続くが、案外歩きにくい。いわかがみ平近くでごく弱い雨、車で下まで下ると時折雨と、やはり不安定な天気のようだった
16日の栗駒山は、山行の時間帯は天気が良くて、頂上付近の紅葉も始まっており、十分楽しめた。栗駒を選んで良かった。栗駒の紅葉最盛期はやはり2週間後くらいかなと思う。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する