朝日連峰〜この稜線をずーっと歩いて行きたかった!こんな天気の日に!
- GPS
- 32:54
- 距離
- 27.2km
- 登り
- 2,420m
- 下り
- 2,421m
コースタイム
- 山行
- 7:35
- 休憩
- 1:39
- 合計
- 9:14
- 山行
- 7:09
- 休憩
- 1:24
- 合計
- 8:33
天候 | 17日(月)曇り時々雨 18日(火)晴れ後ガス時々晴れ、強風 19日(水)晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
日暮沢まで1時間半〜2時間くらいか?(寄り道しているのでテキトーです) 山形からは、左沢から大井沢トンネルを越えていく方が速いように思います。 (行きは西川町から大井沢の集落を通りました、帰りはそっちの大井沢トンネルを越えました。) 日暮沢への林道は半分近くまで舗装されています。その先も細いながらそれほど走りにくくはありません。普通車でも十分です。 駐車スペースは、通行止めと書いてあるところの手前(その先にも行けますが、工事車両とかが入りそうなので遠慮した方がいい?)に5台くらいづつ3カ所ありました。ここから小屋まで徒歩15分くらいです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【日暮沢〜清太岩山】 いきなり木の根イッパイの急な尾根道です。ゴロビツ沢水場の少し下道がえぐれていたりして少し荒れていますが道はハッキリしています。水場は確認していませんが、あのあたり水が流れていたのでたぶん出ているようです。その先、少し緩やかになりますが、眺めはなくってタイクツな灌木の道です。 【清太岩山〜竜門小屋】 眺めもよくって楽しい道です。清太岩山からはけっこう下ります。竜門小屋の水、ジャカジャカ出ています。 【竜門小屋〜北寒江山】 小屋の少し先のトラバース道、右側が崩れ気味で少し歩きにくいです。南寒江山の登りはかなりキツかったですが、この時期でも花がたくさん咲いていました。夏はきっとすごいと思います。寒江山から北寒江山までは一旦かなり下ります。でも、北寒江山からの以東岳の眺めが素晴らしかったので、来てヨカッタと思いました。 【竜門小屋〜大朝日岳】 天気にも恵まれ、素晴らしい道でした。ピークを越えるごとに、大朝日が近づきます。そして、以東岳が小さくなっていきます。西朝日からの眺めが素晴らしかったです。中岳は巻いていきますが、頂上近くを巻くので、かなり登らされます。金玉水は未確認です。 【大朝日岳〜古寺山】 小朝日の手前までは眺めのいい道です。下りきってから、トラバース道と小朝日頂上への分岐までかなり登らされます。その後も、トラバースといってもかなり登ります。古寺山への登り返しもイヤでした。銀玉水、チョロチョロ出ていました。 【古寺山〜ハナヌキ分岐】 ここからは眺めがなくなります。かなりの急坂です。三沢清水もジャカジャカ出ていました。 【ハナヌキ分岐〜日暮沢】 ハナヌキ峰まで登り返し、短いけどイヤでした。その先、ビックリするくらい良い道でした。でも、結局最後は木の根の出た急坂でした。沢沿いになってもぬかるみがあったりロープにハシゴ(沢を越えるところ一か所)だのって、楽させてくれませんでした。橋を渡ってやっと林道です。 |
その他周辺情報 | 山形の温泉、とにかく安い!。初日と3日目にハシゴ湯をしたので、その中から気に入ったところを紹介します。 ・「ゆーチェリー」寒河江インターの近く。立派な施設が¥350。もちろん露天風呂あり。3種類の源泉だとか…。 ・「奥おおえ柳川温泉」大井沢トンネルの左沢側。こんな山奥に…って感じ。露天風呂がデカかったです。¥300くらいだったかな?。 ・「西川町老人福祉センター」西川町役場のそばの国道から少し入ったところ。¥200。内湯だけだけど、イオウの匂いのする気持ちのいい湯でした。 こんな温泉施設で、ブドウだの洋ナシだの売っていたりします。サスガ山形。荷物が少なかったら買って帰りたかったです。 蕎麦屋はあちこちにありました。 山形といえばこの時期有名な「いも煮」。これは売っているものじゃーないみたいですね。そいいえば、朝日の山小屋でも小屋番さんたちが、イモ煮をやっていたとか…。それにあたって相伴になったなんて話を聞いたことがあります。 |
写真
感想
【ガスと強風の縦走路】
4年前の7月。大鳥池から大朝日岳まで縦走しました。ひどいガスと強風で、狐穴のあたりでちょっと眺めがあった以外は、ほとんど眺め無し。何しろ、竜門の小屋の前の水が引いてあるところまできて、やっとぼーっと小屋の存在が確認できたほどなんです。ヒメサユリが満開だったこと以外、トホホな山行でした。
「晴れた日にあの縦走路をもう一度歩いてみたい!」
あれ以来ずっと思い続けていました。
今年あたり、朝日に行こうかな?、なんて春ごろから思っていたんですが、何しろこの夏の猛暑、いくら東北とはいえ、2000mに満たないことを考えると、「秋にしようかな〜」と弱気の虫。
そんな、今秋、天気悪いなりにチャンスが!。ちょうど連休明け、天気も回復しそう!
【でもやっぱり、ガスと強風?】
ということで、山形までやってきました。今回は大鳥ではなくて、少し短縮の日暮沢。それでも、ちょっと縦走の感じ味わえるかな?
飯豊も朝日も、どこから登ってもこのあたりキツいんです。それでもひたすら登ること2時間半。やっと稜線が見えてきます。
「大朝日が見えている!」
期待が高まります。
しかし…、怪しげな雲が、山々を次々に飲み込んでいくではありませんか!。
稜線の小屋に着いた頃には、山々は見えなくなっています。
「またかよ!」
それでも、午後は稜線歩きに出発。
前回よりずっとマシ!。時折ガスが飛んで見えるんです。寒江山あたりまでくると、青空が…。そして、北寒江まで足をのばすと、以東岳の雄大な姿。そして、いつか歩いた道が延々と続くのが見えます。
「まー、これで一応満足かな?」
【青空の下の縦走路】
ガスと強風も明け方前には収まり、最終日は最高の天気になりました。
「ガスがないとこんなんだったんだー!」
ピークを越えるたびに大朝日が近づきます。そして、以東岳が遠くなっていく…。こうやって、いくつもピークを越えて歩いていく…そんな山登りが大好きです。最高の時間でした。
下りたくない!。多少の登り下りはちっとも苦になりません。(でもそのあとの下りではとっても苦になりました。)
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