大毛無山〜不動山(途中まで)【妙高北部】
- GPS
- 16:00
- 距離
- 23.9km
- 登り
- 1,153m
- 下り
- 1,141m
コースタイム
- 山行
- 9:35
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 10:10
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
膳棚峠の東側(T字路)で北へ延びる車道の記号がありますが、一見した限りでは廃道のようでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
大毛無山&不動山が好展望の山とは前々から知ってはいましたが、雪が全くない時期の記録は極めて少なく、残雪期以外は簡単には行けない山だと思っていました。 あちこち検索し、それぞれ下記の無雪期の記録を参考にさせて頂きました。 大毛無山は長野県山岳ガイド https://www.naganoken.jp/mount/niigata/joetsu-w/ohgenashiyama-au.htm 不動山はパワーゾーン http://www.powerzone.co.jp/mt/gallery/detail.html?id=1821 往復タイム=9時間(林道往復だけで4時間半) 大毛無山は信越トレイルとして知られた開田峠から鍋倉山へ行くようなものでした。 不動山は膳棚峠に自転車も通さぬ堅牢なゲートがありますが、パワーゾーンの写真にある崩落した土砂は除去され、林業か土木関係と思われる車が入って仕事中でした。 先に不動山へ行ったのでは、下山後は疲労困憊し、大毛無山へ行く気力はないだろうと思い、大毛無山を手ぶらで登った後に駐車地に戻り、ザックを背負って不動山へ向かいました。 以下は感想文で・・・・・ |
写真
感想
東日本でも日本海側だけ終日晴れ予報でしたので、かねてからチャンスをうかがっていた妙高北部の大毛無山と不動山へ向かいました。
大毛無山は梢越しではありますが360度の素晴らしい展望でした。
標高約1070mの膳棚峠まで車で上がれば2時間半ほどでピストン出来るのに、ネットに無雪期の記録がないのが不可解です。
峠まで車で上がれることはほとんど知られていないか、行ってもネット上には記録を上げない人ばかりなのでしょうか?
登山道の踏み固められ具合から、実際には登る人は少なくないようです。
不動山は『山と高原地図』に登山口から2時間15分と書かれ、ルートは実線で表示されています。
林道から作業道へ入り、その末端が登山口だろうと予想し、GPSなどは携行せず、山地図と地形図のみでスタート。登山届は前日に新潟県警へ電子申請していました。
南葉山林道は地形図1232m峰の北西尾根を回り込む付近まではコンクリ、以後はずっとアスファルトの幅広の舗装路でした。
不動山への作業道入口には標示類や目印は皆無で、作業道は当初はアスファルトで舗装されていたようですが、今では甚だしく荒廃した林道跡でした。
地形図に堰堤記号があり、その資材運搬路だったと思われます。
パワーゾーンにある写真の堰堤はさらに多くの土砂が溜まり、流れは二つに分かれていて辛うじて飛び石伝いに渡れました。
この先で、作業道は真っすぐ前へやや上り気味に進む本線と、右下へ下る支線に分かれていました。
本線を進みましたが、登山口らしい所は見当たらないので引き返し、右下への支線に入りました。この支線も途中で真っすぐと右とに分かれ、右に行くと堰堤が連続する下部でした。
再び引き返し、真っすぐに行くと堰堤のある沢より大きい沢を暗渠化された車道で渡りましたが、間もなく行き止まりでした。地形図では685m付近で水色の水線と登山道を示す破線が交差しており、この暗渠化された橋までは正しかったはずです。
ところが目印や標識、踏み跡や道形などは全くなく、見渡す限り猛烈な藪ばかりでした。万事休すの感で、その地点で退却を決意しました。
繰り返しになりますが、目印や看板などはどこにも一切なく、唯一ルートを示すものかどうか?、崩落した作業道跡にトラロープを張り、ロープの中を通行してくださいと書かれていました。作業道跡はひどいぬかるみで、草と灌木の藪の連続でした。
登山道となる作業道は別の所にあるかも知れないと思い、林道に戻ってから橋記号のある806m地点(橋名=大棚入橋)まで行ってみましたが、やはり作業道入口は工事用のコーンが立てられている地点に間違いないようです。
『山と高原地図』は毎年刷新されているようですが、値上げをするための刷新なのか、マイナーな登山道は長年実踏調査されることがないことを露呈しています。
帰宅後、再度山行記録を調べましたら、上越市の主催で毎年7月に登山大会が開催されるようですが、今年は前年の豪雨災害で中止されたようです。
パワーゾーンでは今年も10月中旬に催行計画があるようです。好天に恵まれれば紅葉最盛期の思い出深い山行となるでしょう。
コメント
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親戚が名立に住んでまして、いつか不動山の一斉登山に行ってみたいなぁと思っていました。
上越市の最高峰をいつか落としてみたいです!
帰宅後色々調べていましたら、ヤマップに明瞭なログがあり、作業道末端まで行っていたことが分かりました。山道へ入る所には微かに獣道らしい感じの所がありましたが、目印等は皆無で、まさかこれが登山道だとは思いませんでした。
一斉登山は募集の競争率が激しい↓うえ、関東から集合場所へ行くには遠回りになります。
https://blog.goo.ne.jp/yamasenmalmal/e/b23c2e657bcf5e6ecb433d8fbaae11e4
rizojazzさんの体力なら、アクセスの便利な膳棚峠から大毛無山と不動山の日帰りは楽勝でしょう。
コメントありがとうございました。
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