烏帽子岳(ブナ立尾根往復)
- GPS
- 09:45
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 1,640m
- 下り
- 1,638m
コースタイム
取付点 0630
道標(10) 0700
権太落とし手前0711-21
道標(9) 権太落とし0723
道標(8) 0733
道標(7) 0743
道標(6)中休み 0805-15
道標(4)2208.5三角点 0854
狸岩 0903
道標(3) 0915-25
道標(2) 0941
道標(1) 0956
烏帽子小屋 1011-26
烏帽子岳分岐1053
2208.5 1020-30
烏帽子小屋 1135-55
烏帽子岳 1115-30
烏帽子岳分岐1143
烏帽子四十八池1200
烏帽子岳分岐1217
烏帽子小屋 1243-54
道標(1) 1304
道標(2) 1312
道標(3) 1321
狸岩 1330
道標(4)2208.5三角点1335
道標(5) 1348
道標(6)中休み1403-15
道標(7) 1429
道標(9)権太落とし1446
道標(10) 1455
道標(11) 1509-19
取付点 1531-33
高瀬ダム 1555
天候 | 快晴。気温は平年並みか若干低め |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
問題なし。ブナ立尾根は意外に歩きやすい。感想参照。 |
その他周辺情報 | 七倉山荘の風呂が立派になってました。しかし、入浴料も上がったんじゃないかな? |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
非常食
飲料
地形図
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ガイド地図
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
携帯
時計
タオル
カメラ
|
---|
感想
北アルプスで、深田クラブ200名山の未登のものとして、中央部には、烏帽子岳と
赤牛岳が残っている。(他に毛勝山)
この2山は、野口五郎と奥黒部ヒュッテを使う2泊3日で両方歩けそうであり、
随分前から計画していた。しかし、初日、2日目とフル一日の行動の連続になる。
なんだかんだで、この夏は長時間歩くことは少なく、どうにも自信がもてない。
計画にこだわって実行できないよりは、少々下手なプランであっても実行することが
大事と考え、今回は烏帽子岳単独とし、早ければ日帰り、時間がかかれば
烏帽子小屋泊とした。船窪新道は登り、下りに一回づつ使っているが、
ブナ立尾根は初めてである。
朝の七倉山荘でタクシー利用者は丁度4人おり、最小限の出費で済む。高瀬ダム
貯水池は濁っているのは、不動沢のザレが流れ込む為だな。
(あとで考えると、この貯水池、船窪-烏帽子小屋を歩いた25年前は措くとしても、
数年前に唐沢岳山頂等からも見ていた訳なんだが、忘れていて再度納得できるのは
お得...なのか?)
長いトンネルを連なって歩き、不動沢を吊橋で、間にテン場をはさんで濁沢を丸木橋で、
それぞれ渡る。
ほどなくブナ立尾根の取付点で、最初は延々と長い階段主体の道で始まる。
白峰南嶺の笹山ダイレクト尾根に似ている。階段が尽きるとジグザグの登りで、
12で始まって減っていく番号がついており、大体一区間の標高が100mのようだ。
気温が低いことは大きく、1ピッチで権太落としまで。平坦地歩きもを含めて
450m近く登れたのは最近ない快挙?(笑)。
2ピッチ目で中間点まで着く。日帰りできそうなので、500mlのスポドリを一本デポする。
道標(3)2300m付近から少しづつ展望が効いてきて、また同時少しづつ樹々が色づいてくる。
烏帽子小屋着10時過ぎ。4時間で登れた。急ではあるが、下る部分がきわめて少ないのと
浮石が全くないので登りやすかった。
快晴だ。目前に見えるのは赤牛と薬師のようだ。烏帽子は前烏帽子に隠れている。
その前烏帽子を越えて、25分ほどで烏帽子岳分岐。
25年前に船窪小屋から烏帽子小屋へ向かったが、雷雨の予報に烏帽子岳は割愛。
実際に大雷雨になった。雷雨の始まった時間から見ると、寄って寄れなかった
わけではないが、それは結果論だ。
分岐から烏帽子岳へ向かうが、分岐が南に寄っていることもあって結構時間かかる。
2箇所のクサリ場を超えると山頂。完全に岩峰であって、山名標は途中に縛り付けてある。
宝剣とか権現みたいだ。
見下ろす烏帽子四十八池がなかなか見事だ。山頂でご一緒した方からも勧められたので、
帰りに寄り道した。紅葉のピークにはやや早く、3,4日後が見ごろな感じだ。
(本当に良い所まで行かずに引き返してしまった可能性もあり)
引き返し、南のピークで烏帽子岳に別れを告げ、小屋で赤牛に別れを告げる。
赤牛は今年はもう行けそうもないな。まあ、これで、新穂高から入山するという
選択肢もできたわけだ。小池新道も歩いたことがないし、双六岳のピークも百高山という
意味では踏んでおきたい。
(ただ、百高山を言いだすと、すぐ先の三ツ岳が、記憶怪しいが未登らしいのであるが...)
ブナ立尾根は下りも下りやすい。浮石に気を遣わなくて良いのは本当に楽だ。
風もそよそよと通るし、陽は大体蔭っている。休憩一回では下りきれなかったが、
最後が階段なのも、繰り返しになるが、笹山ダイレクト尾根の最後と同じで、
疲れた身にはありがたいのである。
不動沢からは、浚渫した土砂を運ぶダンプが十数台も連なって下って行く。
この土砂は浚渫が追いつかず、あと20年位で高瀬ダムは揚水発電所としての
機能を失う可能性があるらしい。また、この土砂は骨材としても使い物にならず、
埋め立ての、しかも一番下の部分にしか使えない、など、タクシー運転手の談。
1時間半と2000円のトレードオフなので悩ましいが、高瀬ダムにタクシーが居れば乗る、
居なければ歩いて下ろうと思っていた。居たので乗って下る。この時点ではさして
疲れた感じはなかったが、翌日の筋肉痛はなかなかのものだったので、正解だったか?
盛夏の間は、毎回熱中症気味で、筋肉痛になる程歩くことすらできなかったということか。
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