剣岳・早月尾根【10年ぶりの「試練と憧れ」】
- GPS
- 32:00
- 距離
- 14.8km
- 登り
- 2,409m
- 下り
- 2,409m
コースタイム
天候 | 18日=曇り後晴れ 19日=快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■登山届 馬場島荘 ■危険個所 個々の経験・技術によって違うと思うが、10年前と比較すると、必要以上に人工ホールド、鎖、ハシゴの箇所が増えて安全面に配慮されている。 【私的な感想】リスクが減った分、グレードは下がり、面白味は3割減。 |
その他周辺情報 | ■早月小屋 1泊夕食付 9000円 水=0.5ℓ400円 2ℓ1000円 ■温泉 大岩湯神子♨ 13:00〜22:00(受付は21:30まで) 外来入浴:大人500円 アクセス:上市駅より車で5分 |
写真
感想
■1日 曇りのち晴れ
「試練と憧れ」の石碑に一礼して、登山開始。
10年前の同じ9月中旬に登っているので、松尾平の平坦地や立山杉の巨木群、小さな池塘などの記憶を辿りつつ急登に耐えて登り続けた。高度を300m上げる毎に休憩を取るペース配分で登っていたが、さすがに1800mを超えてからは、200m毎に設置してある標識を目安に小休止をとるようにした。早月小屋に着く頃には雲が取れ始め視界がきくようになった。連休明けの平日のためか早月小屋の宿泊者は少なめか?それでも約25人前後?と思われる。(テントは5〜6張りか?)
■2日 快晴のち晴れ
4時起床、小屋の外で湯を沸かして簡単な朝食を済ませて5時15分出発。ヘッデン付けて歩き始めるものの10分程で明るくなってきた。小広く開けた2600m地点からは、これから辿る上部の岩稜帯が大きく迫って来て、俄然登高意欲が湧いてきた。核心部となる獅子頭付近の岩場の通過も、2回目とあって特に不安な箇所はなかった。南側が開けると、見覚えのある別山尾根分岐の標識が10年前と変わらずに立っていた。山頂はすでに20人程の登山者で賑わい、祠前の記念撮影は順番待ちとなっていた。快晴の下、しばし富士山、槍・穂高、乗鞍、御岳、薬師、白山、白馬等のパノラマを楽しむ。その後、菓子パン、ドリップ珈琲、果物を摂り、約1時間滞在した山頂を後にした。
その後、早月小屋前のベンチで着替え、水分、行動食の補給を済ませ、標高差1500mの激下りに挑んだ。下りも無理はせず、標高差400m毎に水分補給と小休止を繰り返して、ほぼ予定していた時刻に馬場島へ下山することが出来た。改めて、「試練と憧れ」の石碑の意味を噛みしめた。
※下山途中、松尾平から少し下った地点で、称名の滝から入山し大日平〜奥大日岳〜剣沢〜別山尾根〜剣岳〜馬場島を2泊3日で踏破されてきた方とご一緒しました。お互い、ヤマレコユーザーだとわかって話が弾みました。
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