記録ID: 1593089
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アルパインクライミング
谷川・武尊
谷川岳(東尾根〜中芝新道)
2018年09月23日(日) [日帰り]
体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 10:03
- 距離
- 15.1km
- 登り
- 1,463m
- 下り
- 1,452m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 9:15
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 10:04
4:36
17分
スタート地点
14:40
ゴール地点
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
東尾根(バリエーションルートかつ谷川岳遭難防止条例の危険地区に該当) 日本の岩場では1級となっていますが、草付きの悪さ、しみ出しの濡れ、岩のフリクションの悪さ、踏み跡の不明瞭さを考えると、相当なバリエーション経験が必要なルートで、安易に立ち入るのは危険です。 .泪船沢:大滝からシンセン沢までは登攀的な登りが続く。ホールドはしっかりあるが、濡れている場所があるので注意。シンセン沢へは流れのある所ではなく、その先の明確な沢地形の所から登る。通常流れはない。目印が無いので通り過ぎないように。 ▲轡鵐札鸞堯二股までは涸れ沢を登る。困難な涸れ棚もなく問題ない。二俣から右俣へは、流れに沿っては草が繁茂し、踏み跡もないのでまず歩けない。途中まで左俣の左岸を登り、上部で略奪点に向かってトラバースするのがいい。このルートにしても濡れている微妙な草付きスラブで悪い。クライムダウンはかなり厳しいので左俣を登り過ぎないように。略奪点へはルンゼから草付きの踏み跡をたどる感じになるが、脆いのでしっかり踏み跡を踏むようにしたい。略奪点を越えると踏み跡をたどるように左のルンゼを詰める。所々残置ハーケン有。ここも濡れたところが多く、シンセンのコルまで嫌らしい登りが続く。 E貳根:シンセンのコルから右に回り込んで岩場に登ると後方にシンセン岩峰、前方に第2岩峰が望める。第2岩峰は左凹角で卦蕕世、岩が濡れて滑りやすく、慎重に登る。観倉台への登りもそれなりの岩場で、残置ハーケンが点在する。第1岩峰は卦蕁椶如△笋簇錣辰討い襪ほんのワンポイント。但し結局右側の草付きルンゼに降りることになるので、無理に登らないでルンゼから巻いてしまってもいい。(ルンゼも嫌らしい感じだったが)全般的に踏み跡が薄いというか、笹や草がかなり生えていてルートがわかりにくい。しかも草付きのルンゼを回り込んで迂回するような箇所がかなり多く、ルーファイは重要。草付きを始め濡れた箇所が多く、しかも濡れるとフリクションが全く効かない岩が多いので、足の置き場、置き方に慎重さが求められる。 中芝新道 ほぼ廃道に近いくらい笹に覆われて足元がほとんど見えない。特に一ノ倉岳から堅炭尾根に乗るまでは地形がはっきりしないこともあり酷い。堅炭尾根の途中からは幽ノ沢の下山ルートになっていることもあり、踏み跡はやや濃くなるものの、笹で覆われていることに変わりない。なおかつ、岩場の下りも出てきて、これがことごとく濡れていて、しかもものすごく滑るので要注意。芝倉沢に出るまでは辛抱の下り。芝倉沢に出てからは一部崩落個所があり、山腹をトラバースする部分があるが、さほど歩きにくくない。(上が酷すぎてそう感じるのかも)いずれにせよバリエーションルートとさほど変わらないくらいの悪路なので、一般登山者は立ち入らない方がいい。 |
写真
撮影機器:
感想
この連休は剱岳八ツ峰の予定が天候不良で中止になったため、日帰りでバリエーションが楽しめる谷川岳に行ってきました。悪い草付きが多いこと、全般的に濡れていたこと、藪が繁茂していたことなどから、なかなか嫌らしい箇所が多く、存分にバリエーション感を楽しめました。谷川岳山頂は9時半くらいでしたが、その時間でもかなりの登山者がおり、今日は相当多くの人が登ったようでした。
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