【恵那山(長野・2191m)】広河原ルート往復、10年ぶりの記憶を辿る山行
- GPS
- 06:17
- 距離
- 13.0km
- 登り
- 1,342m
- 下り
- 1,332m
コースタイム
- 山行
- 5:30
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 6:06
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
中央道・飯田山本ICから20〜30分ほど。 R153、R256、県道89号線、園原IC前、林道大谷霞ヶ原線を経て向かう。 収容台数は20台ほど、トイレ、登山ポストあり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
<広河原ルート> 駐車場〜登山口 林道の舗装路歩き 登山口〜4合目 林道から本谷川を渡って急登となる。本谷川に架かる橋が流失している。一部流木で渡された飛び石渡りとなる。増水時は渡ることができないので注意が必要 4合目〜6合目 時折振り返るとヘブンズそのはらや、天気が良ければ南アルプスが見渡しながらの笹が生い茂る緩やかな登り。 7合目〜10合目 緩急の岩場の登り |
その他周辺情報 | < 月川温泉郷 野熊の庄 月川> 〒395-0304 長野県下伊那郡阿智村智里 4092-7 TEL:0265-44-2321 FAX:0265-44-2323 大人600円 子供400円 17時頃まで(宿泊・宴会の状況により前後することがあるようです) |
写真
感想
長野と岐阜の県境にある恵那山には、4つの登山ルートがある。
長野県側からは、神坂峠、広河原。岐阜県側からは前宮、黒井沢。
今回は、2001年に新しく作られた最短の広河原ルートの往復を辿った。
山の下を貫くトンネル(中央道)はときどき使うが、山となると、特に最近は足が遠のいていた。
一番最近でも3年前、黒井沢ルートを歩いたきりだ。
広河原ルートは5年前で、周回で使っただけで、広河原往復は実に10年ぶり。
印象に残っている記憶としては、3つだけ。
登りの途中で眺めの良いところは1か所あるだけであとは樹林帯の登りだということ。
余り眺望が良くないが避難小屋裏からの眺めが良いこと。
帰りの温泉「月川」がとても良かったこと。
あとは特に印象がなく、スーッと登って、パーッと下りてこられるだろう、くらいにしか思っていなかった。
最初からドキッとすることが。
本谷川に架かる橋が流されていて、どうやって渡ろうか迷った。
流木が何となく渡されているところがあったので、飛び石で渡った。
この日は、天気が崩れることもないので、これ以上の増水はないだろう。
帰りもここを通ることができるなと思いつつ後にした。
渡渉からの先、記憶ってことごくアテにならないもので、「えーっ、こんなにしんどかったっけ?!」の連続で、思いのほか長く感じた。
以前訪れた時に比べて、駐車場では看板やトイレが新しくなっていた。
山頂までの標識も、以前はコピー用紙で印刷したものをラミネート加工して木にくくりつけていたが、立派な看板に変わっていた。
ようやく着いた山頂では、多くの人で賑わっていた。
目的地は、その先、避難小屋。
ちょうど黒井沢ルートを登って来たという人の話を聞いた。
広河原まで行ったけど橋が流されていて渡れないということで、黒井沢に回ってきたとのこと。
黒井沢ルートからの登山者が多いなと感じたが、そういうことだったのか。
しかし、広河原の駐車場はほぼ一杯だったけど…。
避難小屋よりもさらに先にある、祠の裏にあるビューポイントに向かった。
南アルプスはガスの中だったが、周囲の木々はすっかり色づいていて良い景色だった。
下りは、来た道を辿る。
足の調子がまだ戻っていないのか、思うような足運びができず、つまづきそうになることが多かった。景色が変わらねど、下りは特に体の変化をひしひしと感じる。
下山後は、「月川」に立ち寄った。
こちらも久しぶり。
佇まいも味があり雰囲気が良く、泉質もさることながら、湯の温度がちょうど良く、湯あたりせずにじっくり入れる。
久し振りの恵那山、行って良かった。
今度は神坂峠ルート、未踏の前宮ルートにも行ってみたい。
ヤブ山だけど百名山だからといやいや登る人もあるけど、小生には家のような山で、恵那山のどこか端っこにでも触れているだけで心が和むだろうと今は想像しています。貴兄が行ってくれたことを嬉しく思います。
初めて恵那山を訪れた時は、眺望がなくガッカリしたものですが、季節を変え、ルートを変え、また山の歴史に触れたりすることで新たな発見があり、下山後も周辺には楽しめる場所があって、登るたびにその魅力を感じる山ですね。
来年はぜひご一緒しましょう。
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