ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 159953
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

燕山荘でお正月〜♪

2011年12月30日(金) ~ 2012年01月02日(月)
 - 拍手
GPS
82:30
距離
32.9km
登り
2,422m
下り
2,413m

コースタイム

【12/30】5:30宮城ゲート〜中房温泉9:30
【12/31】7:30中房登山口〜第一8:19ベンチ〜8:59第二ベンチ〜9:50第三ベンチ
11:36合戦小屋〜13:45燕山荘14:15〜14:56燕岳15:15〜16:00燕山荘
【1/2】7:35燕山荘〜11:00中房温泉
天候 12/30晴れ
12/31晴れ
1/1雪時々曇り
1/2雪のち曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2011年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
12/29夜行バス(竹橋〜宮城ゲート)
1/2車(宮城ゲート〜穂高)JR(穂高〜新宿)
コース状況/
危険箇所等
宮城ゲート〜中房温泉は積雪が少なく早朝もあまり凍結していなかったため
なんちゃってトレッキングシューズで歩けました。

中房温泉〜燕山荘まではワカンを使う予定でしたが
積雪が少なくアイゼンを使用しました。
合戦小屋まではダブルストックでOK。
その先はピッケルでした。
合戦小屋から先は降雪時はトレースが消えることもあるそうで
竹竿が立てられていました。
燕山荘直前のルートは斜面の右側をトラバースに行くのではなく
尾根の上を直登するようになっています。


燕山荘〜燕岳もアイゼン&ピッケル。
ところどころ地面が出ていました。
ルートは夏道とほとんど変わらないようでした。

燕山荘から中房までの下りは、下り始めの冬道が急なため、
アイゼン&ピッケルで歩幅を小さめにゆっくり下りました。
中房温泉の直前も急な箇所がありました。

中房温泉〜宮城ゲートは雨か雪の後に気温が下がったのか
最後の3Kmくらいが凍結していてつるつる滑りました。
12/30宮城ゲートは真っ暗!
2011年12月30日 05:27撮影 by  CX4 , RICOH
12/30 5:27
12/30宮城ゲートは真っ暗!
林道の途中で夜明けを迎える
2011年12月30日 06:56撮影 by  CX4 , RICOH
12/30 6:56
林道の途中で夜明けを迎える
雪見温泉♪
お箸袋には雷鳥の絵が
2011年12月31日 05:55撮影 by  CX4 , RICOH
1
12/31 5:55
お箸袋には雷鳥の絵が
第一ベンチ
2011年12月31日 08:19撮影 by  CX4 , RICOH
12/31 8:19
第一ベンチ
第二ベンチ、まだ雪は少ない
2011年12月31日 08:59撮影 by  CX4 , RICOH
12/31 8:59
第二ベンチ、まだ雪は少ない
第三ベンチ、少しずつ雪が深くなっていく
2011年12月31日 09:50撮影 by  CX4 , RICOH
12/31 9:50
第三ベンチ、少しずつ雪が深くなっていく
富士見ベンチの手前から富士山が見えてくる
2011年12月31日 10:43撮影 by  CX4 , RICOH
12/31 10:43
富士見ベンチの手前から富士山が見えてくる
そして槍ケ岳登場!雪すくなっ・・・
2011年12月31日 12:38撮影 by  CX4 , RICOH
4
12/31 12:38
そして槍ケ岳登場!雪すくなっ・・・
シュカブラの向こうに見える燕岳
2011年12月31日 13:22撮影 by  CX4 , RICOH
1
12/31 13:22
シュカブラの向こうに見える燕岳
燕山荘到着!
2011年12月31日 13:51撮影 by  CX4 , RICOH
12/31 13:51
燕山荘到着!
燕岳からは立山・剣が良く見える!
2011年12月31日 14:56撮影 by  CX4 , RICOH
3
12/31 14:56
燕岳からは立山・剣が良く見える!
飛騨超えした鰤
2011年12月31日 15:07撮影 by  CX4 , RICOH
1
12/31 15:07
飛騨超えした鰤
イルカ岩と槍
槍、裏銀座、燕のパノラマ
2
槍、裏銀座、燕のパノラマ
2011年が暮れていく
2011年12月31日 16:31撮影 by  CX4 , RICOH
2
12/31 16:31
2011年が暮れていく
笠ヶ岳の稜線に日が沈む
2011年12月31日 16:39撮影 by  CX4 , RICOH
3
12/31 16:39
笠ヶ岳の稜線に日が沈む
お酒と年越し蕎麦
2011年12月31日 19:49撮影 by  CX4 , RICOH
12/31 19:49
お酒と年越し蕎麦
1/1ご来光!!!
2012年01月01日 06:55撮影 by  CX4 , RICOH
5
1/1 6:55
1/1ご来光!!!
山小屋の朝食もおせち料理が!
2012年01月01日 07:02撮影 by  CX4 , RICOH
1
1/1 7:02
山小屋の朝食もおせち料理が!
雪上訓練でビバーク中の大蔵さん(笑)
2012年01月01日 14:12撮影 by  CX4 , RICOH
1/1 14:12
雪上訓練でビバーク中の大蔵さん(笑)
午後からはお餅つき!!!
2012年01月01日 15:00撮影 by  CX4 , RICOH
1/1 15:00
午後からはお餅つき!!!
オーナー氏はじめみんなで餅つき!
2012年01月01日 15:18撮影 by  CX4 , RICOH
1/1 15:18
オーナー氏はじめみんなで餅つき!
つきあがった御餅!
2012年01月01日 15:11撮影 by  CX4 , RICOH
1/1 15:11
つきあがった御餅!
餡子ときなこをかけて♪
2012年01月01日 15:42撮影 by  CX4 , RICOH
1/1 15:42
餡子ときなこをかけて♪
1/2下山の日の朝は雪が染まるご来光
2012年01月02日 07:22撮影 by  CX4 , RICOH
2
1/2 7:22
1/2下山の日の朝は雪が染まるご来光
みんなで下山
2012年01月02日 08:13撮影 by  CX4 , RICOH
1/2 8:13
みんなで下山
撮影機器:

感想

1/30 初めて燕山荘の燕岳登頂ツアーに参加するため夜行バスで宮城ゲートへ。
ゲートに着いたのは5時。(^_^;)
仮設トイレのみで休む場所もなく、仕方なく真っ暗な道をヘッドライトを
つけて歩きました。
幸いそれほど寒くなく、同じバスで到着した人が10人以上いたので
少し安心でしたが、中房温泉泊まりなので夜行バスにすることもなかったです。^^;

道は雪が少なく、かといって凍結してる訳でもなく、なんちゃってトレッキング
シューズで歩けました。
途中で夜が明けて、空がとても綺麗!稜線は晴れているようでした。
このルートを歩くのは2回目で、前回の記憶がほとんどないのですが(苦笑)
いろいろな方がブログで書いているようにだらだらと登る道はきつかったです。

9:30に中房温泉に着いて、少し休んだらワカンで歩いてみようかと
思っていましたが、結局温泉と昼寝で終わった一日でした。(笑)

1/31 中房登山口に行くと、燕山荘の赤沼さんが中房温泉にお迎えに行かれる
途中、そして登山家の大蔵さんが点呼を取っていました。(笑)
赤沼ガイド(オーナーの弟さん)、燕山荘の支配人さんも一緒に登山開始!
赤沼ガイド、『こんな天気は10年に1回くらい?いや、2回、3回あったかな・・・?
でも一昨年も去年も吹雪で大変だったからねえ!』
気温も高いし、なんだかGWみたい・・・。(^_^;)

雪が少ないためワカンは使わず、アイゼンとストックで。
聞いてはいましたが本当にゆっくりペースで疲れず。
気温が高いため、アウターの中はフリースを着ないで長袖シャツだけでしたが
それでも暑くなってきたので長袖シャツを脱いで、中はメリノウールの
インナーだけになってしまいました。(笑)

富士山を見ながら合戦小屋へ!ここでお昼を食べ(天気が悪いと
とてもここで休憩は取っていられないそう)、一応シャツを着て(笑)
ストックをピッケルに代え、バラクラダもかぶってみましたが、
結局暑くてバラクラダはいらないくらい。^^;

稜線から槍ケ岳を見ながら燕山荘へ!
積雪が多いとトレースが消えることもあるそうですが、
竹ざおが立ててあるので迷うことはなさそうでした。
燕山荘直下はトラバースの夏道ではなく尾根を直登しました。

翌日の天気が微妙なためその日のうちに燕岳へ。
ところどころ地面が出ていました。
山頂からは真っ白な立山・剣が見えました。
支配人さんが背負ってきた鰤を飾って記念撮影!(笑)
燕山荘前ですばらしい夕日も見られて最高でした。

山荘ではお酒と年越し蕎麦も振舞われ、食堂も24時のカウントダウンまで
開放されていました。

1/1 朝から雲が多めの空。しかし富士山は見えるし、ご来光を待つ間、
雷鳥の声が聞こえて感激!すぐ側に真っ白な雷鳥がいると思うと!!!
そして雲間からご来光も見えてまた感激!

朝食は蒲鉾や伊達巻、それにお雑煮とお正月気分!
あいにく天気は雪・・・。午前中は読図や天気図の講習を受け、いろいろと
勉強になりました。
午後から外で雪上講習。ワカンの歩き方でやったラッセルは信じられない
くらい一歩一歩に時間と労力がかかりビックリ!
夜に大蔵さんが20代の頃谷川方面で4時間のルートを一日かかってラッセルした
お話を聞いてさらに気が遠くなりました。(笑)

ワカンの後は雪を掘って簡易ビバーク。(笑)
少し掘っただけで風除けになり、寒くないのには驚きました。

小屋に戻りいよいよ土間で御餅つき!
私も少しお手伝いしましたが、重〜い杵が御餅にくっついて
なかなか取れなくて大変でした。

ついた御餅はすぐに餡子ときなこをかけて振舞われました。
おいしくて3つも食べてしまいました。(笑)

夜は赤ワインをいただきながら大蔵さんの不死身話など聞き、
時間がたつのも忘れて過ごしました。

1/2 この日も雪でしたがご来光があたりを薔薇色に染めてとても綺麗!
燕山荘からの下りは急なため、歩幅を小さくゆっくり歩きました。
目の前に雲海を見ながら歩いていると、ずっとこの景色を見て歩いていたい
ずっとこのまま歩いていられるんだ!なぜかそんな気がしていました。

合戦小屋を過ぎ樹林帯に入るとなんとなく気が抜けてしまいました。(笑)
が、中房温泉の手前、急な斜面が一番危険とのことでした。

中房温泉で温泉に入った後、宮城ゲートまで歩くのがかったるく(笑)
しかも最後の3kmくらいが凍結してつるんつるん滑り怖かったです。

今回は特に中房から燕岳までが快晴だったのでソロでも大丈夫だったと
思いますが(実際にソロの方も多かったです)、ツアーならではの
楽しみも多かったのでまた参加したいと思いました。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1594人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら