燕山荘でお正月〜♪
- GPS
- 82:30
- 距離
- 32.9km
- 登り
- 2,422m
- 下り
- 2,413m
コースタイム
【12/31】7:30中房登山口〜第一8:19ベンチ〜8:59第二ベンチ〜9:50第三ベンチ
11:36合戦小屋〜13:45燕山荘14:15〜14:56燕岳15:15〜16:00燕山荘
【1/2】7:35燕山荘〜11:00中房温泉
天候 | 12/30晴れ 12/31晴れ 1/1雪時々曇り 1/2雪のち曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
1/2車(宮城ゲート〜穂高)JR(穂高〜新宿) |
コース状況/ 危険箇所等 |
宮城ゲート〜中房温泉は積雪が少なく早朝もあまり凍結していなかったため なんちゃってトレッキングシューズで歩けました。 中房温泉〜燕山荘まではワカンを使う予定でしたが 積雪が少なくアイゼンを使用しました。 合戦小屋まではダブルストックでOK。 その先はピッケルでした。 合戦小屋から先は降雪時はトレースが消えることもあるそうで 竹竿が立てられていました。 燕山荘直前のルートは斜面の右側をトラバースに行くのではなく 尾根の上を直登するようになっています。 燕山荘〜燕岳もアイゼン&ピッケル。 ところどころ地面が出ていました。 ルートは夏道とほとんど変わらないようでした。 燕山荘から中房までの下りは、下り始めの冬道が急なため、 アイゼン&ピッケルで歩幅を小さめにゆっくり下りました。 中房温泉の直前も急な箇所がありました。 中房温泉〜宮城ゲートは雨か雪の後に気温が下がったのか 最後の3Kmくらいが凍結していてつるつる滑りました。 |
写真
感想
1/30 初めて燕山荘の燕岳登頂ツアーに参加するため夜行バスで宮城ゲートへ。
ゲートに着いたのは5時。(^_^;)
仮設トイレのみで休む場所もなく、仕方なく真っ暗な道をヘッドライトを
つけて歩きました。
幸いそれほど寒くなく、同じバスで到着した人が10人以上いたので
少し安心でしたが、中房温泉泊まりなので夜行バスにすることもなかったです。^^;
道は雪が少なく、かといって凍結してる訳でもなく、なんちゃってトレッキング
シューズで歩けました。
途中で夜が明けて、空がとても綺麗!稜線は晴れているようでした。
このルートを歩くのは2回目で、前回の記憶がほとんどないのですが(苦笑)
いろいろな方がブログで書いているようにだらだらと登る道はきつかったです。
9:30に中房温泉に着いて、少し休んだらワカンで歩いてみようかと
思っていましたが、結局温泉と昼寝で終わった一日でした。(笑)
1/31 中房登山口に行くと、燕山荘の赤沼さんが中房温泉にお迎えに行かれる
途中、そして登山家の大蔵さんが点呼を取っていました。(笑)
赤沼ガイド(オーナーの弟さん)、燕山荘の支配人さんも一緒に登山開始!
赤沼ガイド、『こんな天気は10年に1回くらい?いや、2回、3回あったかな・・・?
でも一昨年も去年も吹雪で大変だったからねえ!』
気温も高いし、なんだかGWみたい・・・。(^_^;)
雪が少ないためワカンは使わず、アイゼンとストックで。
聞いてはいましたが本当にゆっくりペースで疲れず。
気温が高いため、アウターの中はフリースを着ないで長袖シャツだけでしたが
それでも暑くなってきたので長袖シャツを脱いで、中はメリノウールの
インナーだけになってしまいました。(笑)
富士山を見ながら合戦小屋へ!ここでお昼を食べ(天気が悪いと
とてもここで休憩は取っていられないそう)、一応シャツを着て(笑)
ストックをピッケルに代え、バラクラダもかぶってみましたが、
結局暑くてバラクラダはいらないくらい。^^;
稜線から槍ケ岳を見ながら燕山荘へ!
積雪が多いとトレースが消えることもあるそうですが、
竹ざおが立ててあるので迷うことはなさそうでした。
燕山荘直下はトラバースの夏道ではなく尾根を直登しました。
翌日の天気が微妙なためその日のうちに燕岳へ。
ところどころ地面が出ていました。
山頂からは真っ白な立山・剣が見えました。
支配人さんが背負ってきた鰤を飾って記念撮影!(笑)
燕山荘前ですばらしい夕日も見られて最高でした。
山荘ではお酒と年越し蕎麦も振舞われ、食堂も24時のカウントダウンまで
開放されていました。
1/1 朝から雲が多めの空。しかし富士山は見えるし、ご来光を待つ間、
雷鳥の声が聞こえて感激!すぐ側に真っ白な雷鳥がいると思うと!!!
そして雲間からご来光も見えてまた感激!
朝食は蒲鉾や伊達巻、それにお雑煮とお正月気分!
あいにく天気は雪・・・。午前中は読図や天気図の講習を受け、いろいろと
勉強になりました。
午後から外で雪上講習。ワカンの歩き方でやったラッセルは信じられない
くらい一歩一歩に時間と労力がかかりビックリ!
夜に大蔵さんが20代の頃谷川方面で4時間のルートを一日かかってラッセルした
お話を聞いてさらに気が遠くなりました。(笑)
ワカンの後は雪を掘って簡易ビバーク。(笑)
少し掘っただけで風除けになり、寒くないのには驚きました。
小屋に戻りいよいよ土間で御餅つき!
私も少しお手伝いしましたが、重〜い杵が御餅にくっついて
なかなか取れなくて大変でした。
ついた御餅はすぐに餡子ときなこをかけて振舞われました。
おいしくて3つも食べてしまいました。(笑)
夜は赤ワインをいただきながら大蔵さんの不死身話など聞き、
時間がたつのも忘れて過ごしました。
1/2 この日も雪でしたがご来光があたりを薔薇色に染めてとても綺麗!
燕山荘からの下りは急なため、歩幅を小さくゆっくり歩きました。
目の前に雲海を見ながら歩いていると、ずっとこの景色を見て歩いていたい
ずっとこのまま歩いていられるんだ!なぜかそんな気がしていました。
合戦小屋を過ぎ樹林帯に入るとなんとなく気が抜けてしまいました。(笑)
が、中房温泉の手前、急な斜面が一番危険とのことでした。
中房温泉で温泉に入った後、宮城ゲートまで歩くのがかったるく(笑)
しかも最後の3kmくらいが凍結してつるんつるん滑り怖かったです。
今回は特に中房から燕岳までが快晴だったのでソロでも大丈夫だったと
思いますが(実際にソロの方も多かったです)、ツアーならではの
楽しみも多かったのでまた参加したいと思いました。
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