赤岳

2012年01月02日(月) ~ 2012年01月03日(火)

• GPS: 27:57
• 距離: 13.4km
• 登り: 1,373m
• 下り: 1,337m

コースタイム

1日目
　10:00やまのこ村駐車、出発　南沢ルート　12:30行者小屋、13:45赤岳展望荘着、宿泊

2日目
5:00起床　6:30小屋の周囲で撮影　7:30朝食　8:20出発　9:00赤岳山頂　9:45展望荘休憩　10:30地蔵尾根分岐　11:25行者小屋　11:50中山展望台　12:15赤岳鉱泉、昼食　14:00やまのこ村着

天候

1日目、曇り、雪
2日目、晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

　やまのこ村に駐車(2日分で2000円)
　八ヶ岳山荘のあたりから登山道(林道)を入るのですが、それがわからず30分ほど迷う。林道は積雪ありノーマルタイヤだとチェーン必要。

コース状況／危険箇所等

　積雪は多くないが、アイゼンは早い段階で装着。トレースははっきりしていた。

　地蔵尾根、一日目は強風と雪で歩きにくい。

写真

1/4 14:44

1/4 14:44

1/4 14:45

1/4 14:45

1/4 14:46

1/4 14:47

1/2 10:25

1/2 12:43

1/2 12:59

1/2 13:53

1/2 18:42

1/3 6:29

1/3 6:38

1/3 6:38

1/3 6:42

1/3 7:12

1/3 8:39

1/3 10:42

1/3 10:43

1/3 10:43

1/3 11:18

1/3 11:37

1/3 12:16

1/3 12:31

1/3 12:41

1/3 12:58

撮影機器：

CX1 RICOH

SP-2000 FUJI PHOTO FILM CO., LTD.

感想

shimizu

初登り。初ピッケル。初アルプス。初山小屋。

初めて尽くしの山行きが2012の登り初めとなります。

歩き初めたのは10時頃。雪が降る中、初めてのアルプスに緊張しながらのスタートでした。着替えや防寒具などでいつもよりザックがヘビーに。

さすがに沢山の登山者です。
感じたことは関西の山で出会う人達より、なんかピリピリしてるような。皆さんそれほど真剣ということでしょうか。こちらも緊張がましました。雪がやむ気配はありません。

南沢から地蔵尾根のコース。歩行距離を考えるとさほどかもしれませんが、正直こんなしんどかったことは初めてです。

あまりの寒さに足の指の感覚はなし。グローブ、ネックゲイターは凍っていて。さらに鼻毛まで凍りついてました。
尋常じゃなく息が上がり、苦しくなる呼吸。

稜線上で容赦なく吹き付ける風と雪に頬が痛くなり、それでも歩みを早めることもできず。気を失うんじゃないか、なんて不安を感じながらなんとか山小屋にたどり着きました。それはほんと天国に感じました。

翌日は硫黄岳を回って帰ろうと考えてましたが。多分無理です。(いや絶対)
赤岳山頂に立ち、そのまままっすぐ帰ることにします。

こたつで熱燗がこんなに素晴らしいなんて初めて知りました。

初めての山小屋の夜。息苦しさが収まらず、なかなか寝付けずでした。


翌朝、モルゲンロートを期待して日の出前に小屋の周りをカメラ片手にうろうろと。。完全装備で寒さ対策でも足先、指先は数分で冷たくなります。それでも夜明けの八ヶ岳にたくさんシャッターを切りました。

　朝食を終えて一息してから赤岳山頂を目指します。どうやらワタクシは高いところで酸素濃度の低下に弱いみたいです。少し登っては立ち止まり呼吸を整えました。少しずつ山頂に近づきます。

　昨日とはうってかわり、青空の赤岳山頂。富士山、アルプスの山並みが一望でした。いつまでも眺めていたくなります。
昨晩同室だった福井からの男性と言葉を交わしお互いの無事を祈りあってから下山します。

　快適な天候の下。テンポ良く歩みを進めながら、時々振り返ってはカメラを構えました。写真撮影と赤岳の雄大な姿を楽しみながらのんびり下山です。
　下山中にも山小屋でご一緒だったご夫婦とお会いし、声を掛けていただきました。一人で山に来ているとこのような出会いがとても大切でありがたく感じられます。今回の山歩きではとくにそれを強く感じました。

　初日はピリピリした雰囲気ばかり感じていましたが。そんなことなく、やっぱりどこの山でも優しい人たちと出会えるんですね。

　次回は雪のない季節に来てみたいです。そのときは硫黄岳リベンジを!
　

コメント

リカロJP🐶

shimizuさん、初めまして、謹賀新年！
ricalojpと申します。

赤岳登頂、そして、素晴らしい写真の数々ありがとうございました。

横岳方向のが特に気に入りました。

shimizu

ricalojpさん。
こちらこそありがとうございます あれからデジタル一眼がさらに欲しくなりました。

一日目はほんとに余裕をもてなくて写真どころではなかったです。

よかったらまた見てやってくださいね。