西穂高西尾根
- GPS
- 56:00
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 1,830m
- 下り
- 789m
コースタイム
12/30 テント場発7時ー2400mテント場着11時45分
12/31 テント場発6時50分ー西穂高岳頂上12時ー西穂山荘13時56分ー新穂高ロープーウェイ15時
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
新穂高からの林道は例年より雪は少なく、トレースもあり快適。 穂高平から先、牧場にはトレースなし。 西尾根の積雪量は取付き部分では少ないが、標高を上げるに従い増えていき、 十分楽しませてくれた。 |
写真
感想
新穂高から林道にトレースがあり、もしかして西穂西尾根にも先行パーティが居るのではという、期待と実際にいたらいやだな〜と思っていたら、ありがたいことに牧場から先にトレースはなし。
誰かの踏み跡を歩きたくはなかったので、ラッキー。
西尾根を我々のパーティでひとり占めできる。
一昨年に来た時は、大雪で1日で1800mにも達せず、敗退していたので、
今回は雪も少なく快適に1泊で抜けれるのではと期待する。
しかし、尾根に取り付くとそんな甘い考えはあっさり覆えされる。
気持ちは前に足を出しているつもりが、雪に足を取られ、かんじきがズボズボと
雪に埋まるだけ。その足を引き上げるのがまた一苦労。
1日で2400mまで行くのを諦め、2泊で抜けることにする。
1900mを過ぎると、広い尾根にでる。さすがに風が冷たい。
しかしまだ時間が12時と早いので、もう少し頑張ることにする。
2030mのゴロゴロ岩場を過ぎたあたりで広いくぼ地を見つけ、テントを設営。
7人用のエスパスは居住性は抜群だが、広い分整地する面積も広いわけで、
雪を平に踏み固めるのも一苦労。
初日はそのまま宴会に。ナインピッチさんのザックからは、ヱビスビールが5本と、焼酎が1升、ウイスキーが500ml。ご苦労様でした。
夕食のメニューはkadoyuさんが準備してくれた鍋。
あっさり味で美味しかった。
次の日は2400mまでなので、みんな9時過ぎまで飲んで盛り上がる。
2日目も尾根つたいに進むが、結構雪に足を取られ、難儀する。
しかし、昼にはテント場に着き、設営後時間があるので、明日の下見に第一岩峰まで行く。
笠ヶ岳がくっきりと雄姿をみせてくれ、満足する。
テントに帰って今日は何も飲むものがないのではと心配していると、今日もまたナインピッチさんのザックからはヱビスが5本と焼酎が1升ちゃんと出る。
2日分5キロ以上のアルコールを担いでラッセルしていたとは!恐ろしい体力である。次いで山ちゃんのザックからはフライパンとトンちゃん、ヱビスも2本!
彼も2日間これを担いでラッセルしていたとは、2人ともすごい体力の持ち主だ!
3日目、マイナス17℃だが風がなく暖かく感じながら第一岩峰を登る。
体は寒さを感じないが、手の指はかなり冷たく、一生懸命動かしながら歩く。
稜線に出てからは雪屁に注意しながら進み、頂上へ。
西穂山荘前には年越しのテントと、ツアー登山の人達で賑わっていた。
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