「有明山」の空を飛ぶ⁉（日本二百名山）［有明温泉からピストン］

2018年10月08日(月) [日帰り]

• GPS: 04:46
• 距離: 6.7km
• 登り: 962m
• 下り: 970m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:42
• 休憩: 1:02
• 合計: 4:44

8:12 市営第３駐車場
9:47 9:47 有明山分岐
10:03 10:04 有明神社
10:05 10:09 有明山
10:16 10:19 中社
10:27 10:30 奥社
10:37 11:09 中社
11:13 11:26 有明山
11:28 11:32 有明神社
11:47 11:47 有明山分岐
12:47 12:49 有明山裏参道登山口
12:56 市営第３駐車場

（標準CTは、他の山に比べ10％程度ゆったりな印象有り）

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

【安曇野市営第3駐車場を利用】
・朝8時の時点で第1、第2駐車場は満車、第3駐車場に2台のみ空きがあった。
・駐車スペースは、第1：50台、第2：40台、第3：30台の計120台程度のスペースがあるが、繁忙期は満車になる可能性が高い。
・繁忙期は、穂高駅周辺の穂高駐車場、安曇野の里駐車場、宮城駐車場に駐車し、路線バス等を利用したほうが良いかも。
・山麓線から登山口までの車道は約14�劼瞭擦里蝓８�道であるが、道幅が狭いので対向車に十分注意が必要。

コース状況／危険箇所等

★登山道整備度：1〜3（良5・4・3・2・1悪）階段や木道、鎖等の整備度
★体力難易度　：2.5（難5・4・3・2・1易）歩行距離、累積標高差、急登等
★技術難易度　：2（難5・4・3・2・1易）鎖場等の頻度や時間等
★登山道の眺望：2（良5・4・3・2・1悪）
★山頂の眺望　：4.5（良5・4・3・2・1悪）


●すれ違った登山者の数：約15人


◆登山道の状況
・標高1350mの登山口から標高1800m程度まで急登の連続となり、一部区間に梯子やロープが設置されている。急登区間は特に危険性は無いが、下りはスリップに注意。
・標高1800m付近から標高2170mの有明山分岐までは、南斜面のトラバースが多くなり、鎖区間が2〜3箇所あった。特段、難易度は高くないが、足元を確認して慎重に通過しよう。
・有明山中社（中岳）から奥社までのルートは、踏み跡は明瞭なものの、藪ぽい区間もあり歩き難い。また、東側が切れ落ちている地点もあるので注意が必要。
・ほぼ全区間、樹林帯歩きとなり眺望は悪い。山頂も360度の眺望はなく、北岳（有明山神社）、三角点ピーク、中社だけは、東側と西側が見渡せる場所がある。奥社は東側のみ。
・黒川沢に沿って進む表参道は、白河ノ滝から妙見ノ滝の間が崩壊のため通行禁止となっていた。登山口にも入山禁止のテープがあった。

◆紅葉情報
・有明山は、シラビソ等に針葉樹の林帯が大半であるため、紅葉はイマイチ。標高1800m付近では、色付いた木々も点在していたが、紅葉狩りには向かいない山かと思う。

写真

10/8 8:12

市営第3駐車場に駐車。
（第1、第2は満車、第3は辛うじて2台空いていた）

10/8 8:13

第3駐車場奥の登山口（標高1350m）から出発！

10/8 8:13

当初、中房温泉から自転車で下り、表参道を黒川沢から登り周回する予定だったが、現在、入山規制のため、急遽ピストンに変更。

10/8 8:19

では、シラビソの森を登っていこう！

10/8 8:29

木製の階段を登る。

10/8 8:45

序盤から急登の連続。

10/8 8:56

急登区間は登山口から標高1800m程度まで続いた。

10/8 9:07

標高1850m付近からトラバース的なルートとなる。

10/8 9:09

南西方向には大天井岳から東天井岳までの稜線が見えてきた。

10/8 9:14

標高的に紅葉を期待していたが、大半が針葉樹の森で紅葉に出会えない。

10/8 9:18

壊れた階段。

10/8 9:18

崩壊箇所は桟橋が設置されていた。

10/8 9:23

徐々に紅葉が見られるようになってきたが、イマイチだね〜

10/8 9:36

少しだけ高度感のある岩場の鎖場を通過。

10/8 9:38

お〜、ようやく美しい紅葉を発見！
でも、今回はこれだけだった。

10/8 9:44

再び、急登。
ほんと、ドS的なルートだ。

10/8 9:52

標高2170mで主稜線に乗る。
ここから緩やかな登山道になった。

10/8 10:01

山頂が近づくと眺望が開けるスポットが多くなる。
北側を見渡すと、雲の上に、

10/8 10:02

鹿島槍？の頭だけ顔を出していた。

10/8 10:04

ようやく北岳に到着。

10/8 10:04

北岳にある有明山神社に参拝し、

10/8 11:28

山頂標識は北岳の神社脇にあった。

10/8 10:06

三角点のある山頂に到着。

10/8 10:09

とりあえず、タッチ！

10/8 10:08

山頂から西側を眺める。
雲が上がってしまい、稜線は見え難くなってきた。

10/8 10:06

雲の隙間から大天井岳を撮影。

10/8 10:11

次は中社へ向かう。

10/8 10:15

中社に到着し、再び参拝。

10/8 10:15

中社から西側の大天井岳から燕岳の稜線を見渡す。
西側の眺望は中社が一番良い感じだ。

10/8 10:16

お〜、ようやく燕岳のトップ（右）が雲の隙間から出てくれた。

10/8 10:16

燕山荘も良く見えるね〜

10/8 10:20

最後は奥社を目指す。
ルートは分かるが、薮っぽい区間が多い。

10/8 10:22

樹林帯の中を進むと、

10/8 10:27

奥社に到着。
奥社からの眺望はイマイチで、東側のみスポット的に開けている。

10/8 10:43

再び、中社に戻り昼食。
西側は雲海が多い。

10/8 10:43

中社から北西側にある2283mピークを眺める。

10/8 11:07

なかなか西側の雲が取れず、セルフ撮影で遊びながら眺望回復を期待して待機。

10/8 10:48

40分ほど待機して、ようやく切れ間から撮影。

10/8 10:49

大天井岳の左側に大天荘も見えるね〜

10/8 11:25

三角点の山頂に戻り、東側を眺める。

10/8 11:31

有明神社の鳥居は避雷針を兼ね鉄製。

10/8 11:36

北岳直下から北側を眺める。

10/8 11:36

眼下には安曇野市街が見えるようになってきた。

10/8 12:13

では、下山しよう！
再び、鎖のトラバースをしたり、

10/8 12:35

急登の階段を下っていると、

10/8 12:36

燕岳の岩稜が見えた。

10/8 12:37

帰りは、三段の滝に立ち寄ってみよう。

10/8 12:41

沢沿いの道を分岐から10分弱下ると、

10/8 12:47

三段の滝に到着。
なかなか美しい滝だね〜

10/8 12:49

滝から2分ほど歩くと、市営第2駐車場に到着。

10/8 12:50

気持ちの良い青空を眺めながら、第3駐車場に戻る。
お疲れさまでした！

撮影機器：

PowerShot G3 X CANON

感想

Joker

本日は、秋深まる北アルプスの燕岳を眺めようと有明山に登ってみました。

終日、秋の青空を期待していましたが、夏のように昼前には雲が上がてしまい、眺望はイマイチ。
でも、晴れるまで待とうホトトギス的に、山頂で暫し待機し、雲の隙間から辛うじて燕岳を拝むことができました。

ドS的な急登には少々疲れましたが、秋の爽やかな風を感じながら気持ちの良い山歩きができました。