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無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
藪の果ての別天地【有明山〜清水岳〜東餓鬼岳〜東沢岳】中房から周回
2024年06月01日(土) [日帰り]
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- GPS
- 13:38
- 距離
- 15.8km
- 登り
- 1,682m
- 下り
- 1,682m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 12:31
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 13:38
2:32
3分
スタート地点
16:10
ゴール地点
天候 | 晴れ→ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
簡易トイレ使用可能 この時期はまだ駐車に余裕あり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山口〜有明山 第二駐車場の奥に登山口あり。結構な急登。道は明瞭。登り始めのすぐの沢で給水可。 ・有明山〜清水岳 序盤は踏み跡明瞭なものの次第に薄い箇所が増えてくる。所々で藪が出てきますが、ここはまだルーファイ次第で多少回避できそう。 ・清水岳〜東餓鬼岳 東餓鬼岳山頂直下の大岩を巻くと、本格的なシャクナゲ、ハイマツ藪の始まり。背丈ほどのハイマツ漕ぎの経験が無いと相当大変です。が、僅か標高差40mで天国のような東餓鬼岳の開けた山頂に飛び出ます。 残雪はこの先も支障のない位でごく僅か。 ・東餓鬼岳〜東沢岳 ずっとではないものの、膝上から背丈ほどのシャクナゲ、ハイマツ地帯がポツポツと続きます。距離の割に最も時間のかかる区間です。 ・下山の東沢登山道 沢に降り立つまではザレた滑りやすい斜面なのでチェンスバあると安心。 飛び石の渡渉は6回位。左岸に付けられた登山道を歩くことが多いです。このルート上に雪渓はありませんでした。 |
写真
手を伸ばして撮る。目の前が東餓鬼岳山頂なんだけど、始め慣れない背丈程のハイマツに戸惑った。地面はまず歩けない。枝を手で倒して足を乗せ、バランスを取りながら次の枝を手で押さえて足場を作ることを繰り返すしか前へ進むことが出来なかった(でも今思い返したらこの間僅か30分足らずだった)
もう藪の中はどこ歩いても同じ。枝を倒して足を乗せる動作を淡々とこなす。今まではこれ通れない!と思ってた藪も、この頃には要領がわかってきて抵抗感がなくなっていた。何事も慣れということか。。
感想
昨年、餓鬼岳への下山で計画していた有明山〜東沢岳間。その時は体力不足で計画変更し燕岳経由の合戦尾根で下山しました。
今回日帰りで歩いてみて、あの時の判断は賢明だったと納得。
ここはテント泊のデカザックでは、、想像しただけで目まいがしそう。。
そもそもハイマツ、シャクナゲ藪は今回で3回目。過去かなり苦しい思いをしたので少々トラウマぎみ。
地面を歩けない背丈ほどのハイマツ、シャク藪はどうすれば効率よく突破できるだろうかと。
ずっとソロだし、見本を見る機会がない。
今回枝の上に乗る動作を繰り返して、もうこれしかないなと思いました。
時間はかかるけど確実に進める。バランスが大事なので回数をこなせば慣れてスピードアップも図れるだろうと。
東餓鬼岳手前の藪が最も酷いけど距離はごく僅か。その先の東沢岳までの方がとにかく大変でした。なので東沢岳へついた時はこれで藪は終わりだーと嬉しくて。でも歩きやすい道だとすぐ飽きちゃうというワガママは何なんだろう。。
下山でもう脚は悲鳴を上げているんだから自分の限界値はやはりここまでなんだなとわかる。
今回もまた習うより慣れろ。自分の中の小さな壁を越えられたと思う。
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