北海道で初登山 カムイミンタラ 大雪山 旭岳

2018年10月06日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 6.1km
• 登り: 707m
• 下り: 697m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:14
• 休憩: 0:49
• 合計: 5:03

8:15 姿見駅
8:35 8:48 旭岳石室
10:08 金庫岩
10:17 10:53 旭岳
11:02 金庫岩
12:30 旭岳石室
12:32 姿見の池
13:18 姿見駅

天候

高曇り 時々青空がのぞき日がさしました

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト） 飛行機

大雪山旭岳ロープウェイ下のホテルベアモンテに宿泊予定だったのでそこにレンタカーを停めさせていただきました。
公営駐車場はビジターセンター新築のため一部しか使えません。トイレも使えません。500mほど下に臨時駐車場があるそうです。
また、ロープウェイの駐車場は有料です。(500円)

コース状況／危険箇所等

ロープウェイの姿見駅から「姿見の池」までは緩い登りです。コースは何本かありますが、一番右側のコースが最短距離。やや水たまりがありました。
トイレはロープウェイの山麓駅と姿見駅にあります。それ以外はありません。し尿散乱問題の解決のため、「大雪山携帯トイレ普及宣言」を出し、登山者に携帯トイレの利用を呼びかけています。
姿見の池〜山頂まではほぼ直登で、ゴーロ帯、上に行くにつれてザレた登りになってきます。ただ、整備もされているので斜度ほどきつく感じず、快適に登ることができました。
　ニセ金庫岩の手前あたりから、岩の陰に雪が残っていました。黒岳方面の縦走路、うっすらと雪がついていました。
　姿見のあたりと比べると山頂は気温も下がり、風もあるので防寒着があった方がよいです。

その他周辺情報

ロープウェイ下のホテルベアモンテで日帰り入浴可

写真

10/6 7:31

ロープウェイ駅手前

10/6 7:32

10/6 7:33

このあたりは紅葉しています

10/6 7:34

ロープウェイ駅

10/6 8:03

ロープウェイの中から旭岳

10/6 8:03

白い木々が美しい

10/6 8:06

ロープウェイの中から

10/6 8:06

紅葉している木々も見えます

10/6 8:09

山頂駅から

10/6 8:15

10/6 8:17

姿見駅前から

10/6 8:20

旭岳は噴煙を上げています

10/6 8:21

姿見の池へ向かいます

10/6 8:28

シラタマノキ

10/6 8:29

チングルマは果穂も終わりです

10/6 8:30

チングルマと旭岳

10/6 8:35

姿見の池

10/6 8:37

姿見駅方面を見下ろします

10/6 8:38

遠くの山も美しい

10/6 8:41

姿見の池のすぐ上の展望台

10/6 8:41

展望台から

10/6 8:42

姿見の池を見下ろす

10/6 8:42

旭岳山頂を目指します

10/6 8:54

この広がりはまさしくカムイミンタラ(神々の遊ぶ庭)

10/6 8:57

山頂を目指します

10/6 8:57

気持ちのよい登山道

10/6 9:02

金庫岩が見えてきました

10/6 9:03

大きな音とともに噴煙が上がります

10/6 9:10

ゴーロ帯を上ります

10/6 9:17

左にトムラウシ山が見えてきました

10/6 9:23

トムラウシ山

10/6 9:30

だんだんとザレた登りに

10/6 9:37

崩落地

10/6 9:37

登ります

10/6 9:41

地糖があちらこちらに見えます

10/6 9:41

忠別湖が見えます

10/6 9:41

金庫岩が山頂脇にちょこんと見えます

10/6 9:48

姿見の池を見下ろして

10/6 9:58

ニセ金庫岩近くになると岩陰に雪

10/6 10:03

広い広い山域です

10/6 10:07

ニセ金庫岩

10/6 10:08

こちらが金庫岩

10/6 10:11

山頂が近くなってきました

10/6 10:17

旭岳山頂2290m

10/6 10:17

一等三角点について

10/6 10:18

山頂表示と一等三角点

10/6 10:18

旭岳の反対側には雪が

10/6 10:18

黒岳方面

10/6 10:36

山頂から

10/6 10:37

山頂から

10/6 10:37

山頂は広い

10/6 10:37

山頂から

10/6 10:37

山頂から姿見方面

10/6 10:37

崩落地

10/6 10:38

山頂から

10/6 10:38

山頂から

10/6 10:39

比布岳 北鎮岳方面

10/6 10:51

登ってきた方面を見下ろします

10/6 11:02

金庫岩

10/6 11:06

下山します

10/6 11:13

広い山域です

10/6 11:40

崩落地を見上げて

10/6 11:41

10/6 11:56

姿見の池に向かって下山

10/6 11:56

山頂を見上げます

10/6 12:21

姿見の池まで戻ってきました

10/6 12:30

避難小屋

10/6 12:31

避難小屋の中

10/6 12:32

姿見の池から再び山頂を見上げて

10/6 12:35

10/6 12:38

姿見の池から駅まで一回りします

10/6 12:39

大崩落についての説明

10/6 12:58

夫婦池　

10/6 13:02

すり鉢池

10/6 13:04

満月沼

10/6 13:09

姿見駅が見えてきました

10/6 13:18

姿見駅到着

10/6 13:47

下りのロープウェイの中から

10/6 13:49

ロープウェイの中から

10/6 13:51

小さな滝も見えます

10/6 13:59

駅下の無料駐車場はいっぱいです

撮影機器：

NIKON D810 NIKON CORPORATION

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ストック

共同装備

笛 ファーストエイドキット ロールペーパー ツェルト ナイフ カメラ

感想

todora5502

　初めて北海道の山へ登ってきました。
　計画では10月7日(日)に登る予定でしたが、どうも台風25号で北海道に影響が出そうなので、急遽6日(土)に前倒しをして登りました。
　午前4時半に札幌の息子の家を出て旭岳温泉郷へ向かいます。高速に乗っている時に美唄のあたりの畑から靄が上がってそれは美しい光景でした。
　忠別川に沿って登るとだんだんと木々が色づいてきます。この日はホテルベアモンテへ宿泊するので、ロープウェイ駅下のホテルに車を置かせてもらい、準備をして7:30に山麓駅に到着。少し待って8:00の始発に乗り込みました。
　紅葉はロープウェイの途中が盛り。姿見の駅から上はほとんど終わっていました。このあたりの紅葉の見頃は9月中旬といったところでしょうか。
　姿見駅からまずは姿見の池を目指します。天気は高曇りで時々薄日が差し込んできます。結構暖かい。姿見の池で上着を一枚脱ぎました。池に映る旭岳の姿が美しかったです。すぐ上の第5展望台から南の山々を眺めます。十勝岳や富良野岳が見えます。そして、足下には広い斜面が広がっています。
　アイヌ語で「カムイミンタラ」というそうです。それは「神々の遊ぶ庭」という意味だとか。まさに、神々が駆け回る姿を見られるような、日本アルプスあたりでは見られないような美しい広がりです。
　姿見の池からはだんだん登りが急になってきます。最初は石や岩がゴロゴロしているゴーロ帯、七合目あたりからはザレた登りになってきます。それでも登りやすい山道で、景色を見ながら楽しんで登りました。
　ニセ金庫岩の当たりまでくると、岩陰に雪が残っています。金庫岩を越えて山頂に出ると、風が冷たいので体が冷えてきました。上着を着て冷えないようにします。
　登ってきた道と反対側の縦走路方面にはうっすらと雪が積もっています。
　山頂は広く、ゆったりとできます。食事をして、写真を撮って下山です。
　下山の姿見の池からは、夫婦池方面へまわってゆっくりと散策しながら駅へ戻りました。時間的にも余裕があり、それほど厳しい登り下りでも無く雄大な風景を堪能しながら過ごすことができました。
　下山してくると夕方からポツポツと雨。翌7日は温帯低気圧になった元台風の通過で雨風が強く、とても登山のできる状況では無かったので間一髪、前日に登っておいてよかったと思いました。
追記：「カムイミンタラ」は直訳すると「神の庭」だそうですが、アイヌの人たちは「羆→神」ということで、本来の意味は「羆が遊ぶ場所」という意味になるとか。アイヌの人たちは、「羆がたくさんいる危険な場所」という意味でそれを伝えるために「カムイミンタラ」と使っていたという話がありました。でも、なんとなく美しい響きだと思います。