栗駒山（秣岳コース 須川温泉→天狗平→栗駒山頂→秣岳→須川温泉）

2018年10月08日(月) [日帰り]

• GPS: 08:51
• 距離: 14.5km
• 登り: 758m
• 下り: 828m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:22
• 休憩: 1:26
• 合計: 8:48

距離 14.5km 登り 758m 下り 833m

5:48 栗駒山登山口(須川温泉)
6:27 6:28 名残ヶ原
6:34 苔花台分岐
6:49 地獄谷
7:00 7:06 昭和湖
7:46 7:52 天狗平
8:11 9:18 栗駒山
9:37 天狗平
9:45 展望岩頭
9:51 御駒岳
11:28 11:33 秣岳
12:36 12:37 秣岳登山口
14:36 ゴール地点

写真

10/7 15:23

いつもなら，zerogramのpathfinderなのですが，今回は台風25号一過ということもあり吹き返しを警戒して，ステラリッジ2で。キャンプ場に設置しっぱなしで，背負わなくていいというのも，その理由。

10/7 15:24

お世話になった，須川湖キャンプ場。1泊420円です。

10/7 15:59

テントを設置し終えたら，車で移動し，大露天風呂へ。ガスっていて，何も見えません…。

10/7 16:00

いいお湯，いい色。でも，ほとんど見えません…。強風と霧雨。

10/7 16:37

おひとりさま状態なので，気兼ねなく写真を撮れました。

10/7 16:37

笠…？日差しの暑い時に使うのかな_？

10/7 16:38

大露天風呂入り口。600円。

10/7 18:41

戻ると，強風と霧雨。ご飯食って寝ました。

10/8 5:46

早朝の登山口の駐車場。夜明けとともに出発だ。

10/8 5:50

昨夕の露天風呂脇を登って行きます。ほとんど視界なし。

10/8 6:02

「旧噴火口」とあります。

10/8 6:11

賽の河原コース。

10/8 6:16

濡れた木道を歩く。

10/8 6:18

黄色の紅葉が水気を含んで，物悲しい。

10/8 6:20

紅葉のトンネルを歩く。

10/8 6:23

10/8 6:24

10/8 6:27

名残が原の看板。登山口からここまで来るのに，どのコースを通って来たのかな？などと見入ったり…。

10/8 6:27

赤の紅葉を見つけた！

10/8 6:33

苔花台。他の登山者の方が休憩中（写り込んでしまいました）熊よけにとおっしゃって，何度も大きい声で「おはよ〜」と言っておられました。

10/8 6:44

「結構，熊いるよ。」というお話を聞き，自分も，たまに大声で独り言を言ったりしながら，登ります。

10/8 6:47

地獄谷。硫黄臭が漂います。

10/8 6:52

まだ強風が吹いていて，谷底から，ガスが吹き上げられるのではないかと足早に通り過ぎます。

10/8 6:58

昭和湖手前の分岐。

10/8 6:59

「トイレ」。あ〜，苔花台の標識に書いてあったトイレだね。行って来ます。

10/8 6:59

晴れれば綺麗な色なのだろうけど，霧がかかり不気味。

10/8 7:03

トイレの但し書きです。で，レバーを動かしたら，水がピューって漏れてきて，服が濡れました。

10/8 7:12

一見，初冬の風景。

10/8 7:15

真っ赤なナナカマドの実。接写モード。

10/8 7:15

日本一の紅葉，栗駒山に，秋を感じに来たのですが，もっと太陽の光が欲しい。

10/8 7:17

太陽光がほしい。そうすれば，もっと色鮮やかなはず。

10/8 7:48

そんなことを考えているうちに，天狗平に到着。稜線上の吹きっさらし。

10/8 7:49

10/8 7:49

強風…。

10/8 7:55

いざ，栗駒山山頂へ。

10/8 7:58

こんな大岩もありました。

10/8 8:06

なんだか，右側が切れ落ちてるようですが，何も見えません…。（実は，絶景なのですが…）

10/8 8:08

初冬っぽい，水気を含んだようなナナカマド。秋を感じに来たのだけれど…。

10/8 8:08

笹と松の間を抜けて行きます。こういうところは，強風をまぬがれます。

10/8 8:10

山頂だ。

10/8 8:11

山頂，到着。まだ，朝の8時です。

10/8 8:35

結構，人がいるんです。

10/8 9:13

みなさん，記念写真撮影に夢中のようです。

10/8 9:15

おぉ，一瞬，霧が晴れるぅ。歓声が上がります。

10/8 9:16

今まで，真っ白だったところの視界が開ける。この雄大な景色。

10/8 9:17

青空も，太陽の光も。これぞ，求めていた秋の景色。

10/8 9:17

あぁ〜，また，霧に隠れていく…。

10/8 9:18

社の側面に。

10/8 9:29

錦の絨毯を望遠で。

10/8 9:48

朝ごはんを食べながら小1時間ほど待ったものの，霧は晴れず。山頂を出発し天狗平に戻り，登って来た須川コースへは下りずに，秣岳コースの稜線歩きへ。

10/8 9:51

秣岳コースに入ると，人影はぐっと減り，静かな山歩きになります。オレンジの紅葉。

10/8 10:05

次第に霧が晴れて来て，遠くまで見渡せるようになります。稜線歩きのコースが一望。

10/8 10:31

小ピークをいくつか越えて行きます。やはり，遠望が効くというのはいいですね。

10/8 10:34

ピークの頭だけ。

10/8 10:37

やっと，ヤッホーな景色が見られるように…。

10/8 10:37

10/8 10:37

これから歩くたおやかな稜線の山々。「遠いなぁ」なんて思いながら…。でも，歩いてしまうんだよね。

10/8 10:37

後ろを振り返って，これまで歩いて来た道を確認する。栗駒山頂付近も，晴れて来たようです。

10/8 10:39

今回の，ナナカマド，ベストショット。

10/8 10:41

一番右端のピークが，秣岳だと思うんですけど…。遠いなぁ。

10/8 10:48

草黄葉と，錦の絨毯。いいなぁ。

10/8 10:48

ナナカマドと歩いて来た道。栗駒山山頂→天狗平を越して，次第に降りて来たことがわかります。

10/8 10:59

稜線上の草紅葉と次の小ピーク。これが夏の景色だったら，尾瀬のアヤメ平のようでしょうか。

10/8 11:03

だんだん晴れてまいりました。長閑な時間が流れます。

10/8 11:10

おぉ，下山後の入浴を予定している栗駒山荘と，須川温泉，それに路上駐車している車が見えます。

10/8 11:15

「サラサドウタン街道」？

10/8 11:18

この秣岳コース，いいですね。こういう道が好きです。もっと晴れていたらなぁ。億劫がらずに，秣コースへ回って，よかった。

10/8 11:26

駐車場もぎっしり。紅葉シーズンの休日は，このようになると事前調査で分かっていましたが，目視で確認できるとは…。自分の車も見えますよ。

10/8 11:26

須川湖キャンプ場も見える。右の建物は道路沿いのトイレ。左側は，キャンプの管理棟群。自分のテントは樹木に隠れていて目視不可。ボート遊びをしているようですね。

10/8 11:28

秣岳，山頂。

10/8 11:40

秣岳の隣の山。下山路が見えます。

10/8 11:45

秣岳山頂をすぎると，急な下り道。

10/8 11:46

こういう色を見たかったんだ。

10/8 11:51

青空と過ぎた紅葉。

10/8 11:53

青空と黄色紅葉。

10/8 11:53

10/8 11:53

紅葉トンネル。

10/8 11:56

秋探しに巡り会えました。

10/8 11:57

この標識，昔のものではないかと…。「須川湖登山口」の方向に道はない…。行ったり来たりして，探すが，ない。しょうがないから，そのまま進む。（「山と高原地図」の解説文によれば，「皆瀬村境登山口2.2�辧廚惑册察砲修里泙淇覆爐函ぁ嵜楡邯佚仍蓋�」へ導かれるようになっていました。

10/8 12:00

振り返って，秣岳山頂。こんなにも降ってきました。

10/8 12:13

秋，です。

10/8 12:13

白樺は，紅葉が終わっていますね。白い肌が青空に映えます。

10/8 12:20

いあや，まあ，美しい。

10/8 12:25

この黄色の紅葉もみじには，見とれてしまいました。立ち去り難くて…。（この写真では，その美しさを表現できていません。）

10/8 12:37

登山口に出ました。

10/8 12:42

ここまで，路上駐車の車が並んでいます。この登山口から，登った人たちの車でしょうね。

10/8 12:48

約600メートルを歩いて，須川湖キャンプ場へ。テントに戻って，昼食を食べ，コーヒーを沸かすんだ…。

10/8 13:03

ただいま。テントくん。紅葉に包まれ綺麗だね。

10/8 13:07

栗駒山山頂を眺めながら，登山を振り返ります。二人とも腕を組んでいますが，テントのそばの人がワタシ。

10/8 14:32

テントを撤収し，管理棟にデポします。車を取りに，須川温泉まで2�劼鯤發�ます。

10/8 15:52

さぁ，お楽しみの栗駒山荘の絶景温泉。混み具合を事前チェックします。大丈夫みたい。でも，駐車場は満車。車についたら，お金を持って，駐車場を横切り歩いて来た方が良さそうだ。

10/8 15:54

ここは，秋田県皆瀬村と岩手県一関市の境なのですね。

10/8 15:55

10/8 15:55

この時間でも，満車。

10/8 15:56

栗駒山荘へ行く前に，登山口と昨日入った大露天風呂の確認。

10/8 15:56

昨日，かすかに見えていた白いものは，これですね。

10/8 15:57

周囲は，岩が盛り上がっています。右の囲いの向こうが大露天風呂。昨日は，本当に何も見えていなかった…。それがよくわかります。

10/8 15:57

10時間前には，この階段を上っていったのです。

10/8 15:58

この小川が，足湯になっていて，みなさん気持ち良さそうです。流れに触れてみると，熱い！温泉そのもの。

10/8 16:03

この辺りは，紅葉真っ盛りですね。いい色，秋色。

10/8 16:03

こんな景色を見ながら，栗駒山荘の絶景風呂に入りました。（これは，須川温泉の駐車場です）

10/8 16:18

デポしたザックを取りに，須川湖キャンプ場へ車で戻ります。管理人さんに挨拶をすると，「今が，ベストショットだから，写真をとって行くといいよ。」と。「右下の赤いナナカマドを入れるのがポイントだよ。」と。もう，秋色全開の絶景ですね。一番左の峯が栗駒山頂だそうです。

10/8 16:19

水面に映る紅葉が美しい…。

10/8 16:19

ナナカマドの赤が映えるようにすると，背景が白っぽくなってしましました。写真は難しいですね。ボートも浮かんで，まさにベストショット。

10/8 16:20

須川湖キャンプ場の管理棟。お世話になりました。

10/8 20:16

今回ザックに詰めた物品。

撮影機器：

iPhone 5s Apple

TG-860 OLYMPUS IMAGING CORP.

装備

個人装備

普段のマット テントはステラリッジ 直火用具も持参（キャンプ場で使える） バックパック 山岳テント グランドシート シュラフ レインコート上 レインコート下 ウンイドブレーカー ソフトシェル インナー上 インナー下 長ズボン 登山靴下 登山靴 サンダル 登山用ハット 登山グローブ 登山ステッキ レインスパッツ 防寒アンダーウェア上 防寒アンダーウェア下 防寒手袋 防寒帽子 ダウンジャケット ダウンパンツ 予備電源一式 デジカメバッテリー充電器 iPhone iPhone充電コード 単３電池 携帯ラジオ 単４電池 デジタルカメラ キャンプ用クッカー キャンプ用ストーブ ガスカートリッジ小 予備着火用ライター 調理用割り箸 生ゴミ袋 トイレットペーパー ヘッドランプ テント内照明 食料（朝） 食料（昼） 食料（夜） 非常食 行動食 ドリップコーヒー 食事用水 1000ml 飲料水500ml×2 ビタミンサプリ ファーストエイド 歯ブラシ タオル ポケットティッシュ テントマット＋薄い銀マット 山岳地図 登山計画書 登山保険

感想

no_gucci

前泊…須川湖キャンプ場。台風25号一過。晴れると予想していたが，山の上は，強風と霧雨，視界ゼロ。午後3時前に到着するも，もはや薄暗い。早々にステラリッジを張り露天風呂へ。夜半も強風・霧雨は続くが，安心のステラリッジ。安眠できました。（ただし，林の中のテントサイトなので，テント自体が強風にさらされることはなかった。）
当日…早朝4時起床。風は収まっているが，やはり，真っ白。コーヒーを飲んで，アルファ米をかき込んで出発。テントは張ったまま。戻ってくるまで乾いてくれるといいな。
　登山そのものは，キャンプションに記した通り。登山前半の栗駒山頂への登頂は，真っ白で何も見えず，強風に晒され，寒い思いを。でも，山頂にいたみんなは，楽しそうなんだな，これが。ワンちゃんや小さいお子さんと登って来たり，ワイワイ嬉しい声をあげたり，記念写真を撮ったり…。あのような真っ白な霧と強風の中とは思えない，達成感からくる歓喜で溢れていた，早朝のコマクサ山頂でした。
　後半の秣岳コース稜線歩きは，秋を満喫しました。秣岳コースにいってよかった。天候が回復しないと思い，真っ直ぐ須川温泉にピストンしようかとも考えました。天気予報では，栗駒山頂は晴れ。これを信じて，秣岳コースへ。最近の天気予報の的中度は高いですね。稜線歩きが大好きです。清々しく山歩きができました。
　今回は，ザックの中身をベースキャンプに置いて行くことができた。よって，ザックは本当に軽く，身軽に登山できました。山では，軽さ＝正義　だと実感。足が攣るといったことや筋肉痛もなし。今年の登山テーマ「No 足の攣り」に答えを見つけることができました。