静かに涙 御嶽山 あの日と同じ青い空
- GPS
- 07:20
- 距離
- 7.7km
- 登り
- 951m
- 下り
- 945m
コースタイム
- 山行
- 5:42
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 7:07
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
自宅〜首都高→中央自動車道・岡谷JCT経由、伊那IC →国道361号→ 権兵衛トンネル経由、国道19号「木曽大橋」信号を高山・開田方面へ右折→御岳ロープウェイ ◯標高1,570mの鹿の瀬駅から御嶽山七合目2,150mの飯森高原駅まで ◆御岳ロープウェイ http://www.ontakerope.co.jp/ <ロープウェイ往復乗車券料金>2600円 JAF会員優待 モンベルクラブ会員特典 10%割引 今回は ★ローソンチケット 店頭「Loppi」にて 1名¥2,080…とお得価格で購入★ 駐車場は無料 1500台のキャパシティー 夜中0時に到着も、センターハウス前の第一駐車場は9割方埋まっていました 運よくセンターハウスの目の前に駐車、仮眠 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■■登山道情報(2018/10/8現在)■■■■ ○御岳ロープウェイ飯森高原駅〜七合目行場山荘 ウッドチップが敷き詰められたとても歩きやすい道。 少々下りの穏やかな樹林帯です。突き当りを右ですぐ山荘。 ○七合目行場山荘〜女人堂 樹林帯。主に木の階段を登ります。結構急。 沢沿いを進むからか足元がドロドロで非常に悪いです…。 泥付きの木道などは恐ろしく滑りやすいです。 ○女人堂〜黒沢十字路 女人堂から少し登ったあたりが現在紅葉の見どころ。 森林限界を超えると徐々に岩ガレ場の九十九折りとなります。 石室山荘近辺からはかなりの急角度です。 滑落などは無いでしょうが、転倒からの怪我に気を付けましょう。 上部は火山灰の名残あり。覚明堂は廃業、建物だけ残っています。 ○黒沢十字路〜剣ヶ峰 なだらかに山頂へと詰める。左側ゆるやかに切れ落ちています。 御岳神社奥社は噴火の被害が生々しく残っており3つのシェルターが設置されています。 なお現在は王滝頂上山荘への道は閉ざされております。 ↑↑ *ironfoot_j wrote it. |
その他周辺情報 | ◇・◆・登山ポスト・◆・◇ センターハウス内にて提出 ◇・◆・下山後の温泉・◆・◇ 木曽の温泉せせらぎの四季 TEL.0264-24-2626 http://www.kiso-spa.com/ 入浴料金/大人700円 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
ハイドレーション
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
モバイルバッテリー
筆記用具
サプリ・常備薬
日焼け止め
化粧品
ウエットティッシュ
山財布
ゴミ袋
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
|
---|
感想
・‥…━━━☆
10月3連休までも台風に振り回されて
結局またテン泊縦走が見送りに…
南アに北アへのテント泊縦走。そして楽しみだったコラボ縦走旅
ことごとくNG
今年は特にさんざんだった
やっと爽やかに晴れた3連休最終日
山を愛する者が山の噴火で尊い命を奪われた
悲しみを背負った者達をも魅了する美しい山へ向かいました
多くの犠牲者が出てしまった2014年の御嶽山の大噴火
あまりにも衝撃が大きくて
山好きの方々が恐ろしくむごい災害に巻き込まれてしまった詳細が
徐々に明確になり報道されてゆくことが辛くて悲しくて…
メディアを直視出来なくなった4年前
今も鮮明な記憶として心の中に残っています
災害に遭われた方や亡くなられた方
未だに行方不明の方がおられる現実
関係者の方のお心をお察しすると、なんともこみあげる心の痛みにより慰霊させて頂くことに、おこがましいようなためらいの感覚が…
活火山を訪れるリスク、噴火災害の恐ろしさへのメンタル的な距離なども含め、行くのを躊躇するナーバスになり過ぎる自分がいました
「13日間限定の山頂への通行規制緩和」を知り
この目で見て体感し向き合ってみようと、意を決し登拝することとなりました
山頂・剣ケ峰に登れるのは10月8日の昼12時まで…
待ちわびたつかの間のとき
そこには皆のそれぞれの思いがありました
☆★詳細は写真に添付のキャプションをご覧ください★☆
規制解除最終日には3000人も訪れたとのこと…
とにかく凄い人、人、人、
渋滞により時間に間に合わず、大勢の山頂に行けなかった方々も…
沢山の人が山頂への規制解除を待ちわび、それぞれの想いが御嶽山に向かわせたのでしょう
緑の世界から
赤の紅葉の世界
森林限界を過ぎて広がる活火山らしい山肌
青く広い空の世界
どの山とも異なる厳かで神聖な雰囲気
この日は、噴煙もなくあの大惨事をもたらした山とは思えないほどの美しい姿をみせてくれました
いつもは美しい大絶景を前にシンプルに大喜び!の自分ですが
その美しさが逆に悲しくもありました
まだまだ痛々しい頂上山荘の様子や池に溜まった火山灰に愕然
…これは現実なんだと痛感
複雑な思いと現場の状況に衝撃を受けました
噴火災害によってもたらされた傷が癒えることなくそこにあるのだということを大変強く実感しました
自分にも肉親がいて、愛する人がいる
多くの犠牲者の方々の事を思うと、言葉では絶対に表現出来ない苦しみは深刻。
今こうして元気に山に向かえる喜びと感謝の意を込めて登り
心を込めて合掌しました
あらためて
亡くなられた方々へ心から哀悼の意を捧げます
まだ見つかっていない方が少しでも早くご家族や大切な方の元へ帰れますように
自然の脅威は防ぎようがないけれど
いつでも自分に降りかかって来る、他人事では無いと言う事を忘れてはいけない…
自分なりの安全登山が出来るよう万全を心掛けたいです
活気が戻ってきた御嶽山
現地スタッフの方の尽力にも感謝してやみません
色々な思いに駆られた日
御嶽山は素晴らしい山であると再認識させられた悼む秋の登山行でした
御嶽山、自分もこの間、五の池小屋に泊まりに登りましたが、綺麗な青空になんとも言えないグレーの二の池
でも、ステキな山であることには変わりない。とってもステキな紅葉🍁
自分なりの安全登山で、今までと同様、これからも山を愛していきたいと
改めて思いました。
思いのこもったレコありがとうございました
ueharuさん、こんばんは
すっかりご無沙汰してしまいました
先日の唐松岳山行の景色、素晴らしかったですね
御嶽山、ueharuさんは、真夏に行かれていましたよね
五ノ池小屋はとても綺麗ですね、美味しいものも多い御嶽山の小屋
あたたかさ伝わります
私達が安全に山に向かうことができるのは、噴火から見事に復興された現地のスタッフの方々の尽力のお蔭、ありがたいです
感情移入しやすい自分
…少々重い記録になってしまいました
いつもメッセージをありがとうございます
初コメです。
写真とコメントを見るにつけて、あの惨事を思い起こしました。
またyukiさんの想いも良く伝わりました。
報道ドキュメントを見てるようでした。
私は噴火当日の様子はお伊勢参りの旅先で知りました。
丁度噴火一年前の同じ時期に登り、剣ヶ峰から一の池のお鉢巡り。
そして青々と水を貯えた二の池。湖畔にはまだまだ大きな雪渓が。
そして二の池本館泊。
私のpf写真はその時に地獄谷から噴煙を上げてる噴火口辺りを見渡しているものです。
もう五年も替えてません( ̄▽ ̄)
当時は報道を見るにつけ変わり果てた山頂付近、自分も歩いた場所が、、。
直視出来ない、、。、無念で悔しかったです。
二の池本館のオーナーさんが機転を利かし多くの登山者を救って、、。
宿泊時、空いてた事もあり御嶽山の色々な話を聞かせて頂きました。
余りにも変わり果てましたね。
多くの方が慰霊登山をされて、、。
それぞれの想いで登山されてると思います。
私ももう少し落ち着いた頃に慰霊を込めて再訪したいです。
はじめまして、teheさん
すみません…
想像を絶する過酷な当時のことを思い返すと、どうにもいたたまれない感情が襲い心が重いままでした
プロフのお写真素敵ですね
わかります…
自身が訪れた山は、どの山でも親近感を覚えますから
まして、1年前の同時期に美しい風景を堪能されたという記憶…
teheさんにとっては御嶽山は格別な強い思いがある山ですよね
後に知った多くの登山者を激励し下山へと導いた勇士ある方々のお話…
自身をなげうってまで人の命を救うことは尋常じゃないことであり
知った時には、二ノ池本館のオーナーさんの奮闘には感服いたしました
噴火以前の御嶽山を知る方々は、様変わりしてしまった山から感じるものは、数倍多いと思います
痛ましい爪痕には心痛みましたが、火山灰でドロドロ、一面グレーの絶望の世界であった当時から比較しますと、私が先週みた山頂からの景色は絶景で、この場所で悲惨な悲しい出来事があったとは思えないものでした
現地の皆さまにとっては登山は重要な産業であり観光資源
ナーバスな気分に平行して、噴火から見事復興し活気が戻った御嶽山のたくましさに安堵した部分もありました
御嶽山に向かい手を合わせたることが、亡くなられた方々への弔いになるのかもしれません
yukinomie さん 今晩は。
2014年9月27日11:52
あのときの衝撃は忘れられません。私はあのとき何をしていたのか思い出せないでいますが、少ししてこのニュースを聞いたときに心臓がバクバクしたのを覚えています。
後に、いろいろな山から御嶽山を眺めるたびに涙がにじんできました。
当日、御嶽山の山頂付近にいて被災された、NHKの日本百名山でもガイドとして登場していた小川さゆりさんの「御嶽山噴火 生還者の証言 あれから2年、伝え繋ぐ共生への試み 」(ヤマケイ新書)を読んでさらに、、そのすさまじさと恐ろしさを知りました。
未だに発見されず、眠っている方々もいますね。これからも、この山を目にするたびにきっと手を合わせてしまうと思います。亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。合掌。
todoraさん、こんにちは
あの日の噴火時のニュース映像
山に関わる方なら特に…非常に衝撃的で辛いものであったことと思います
肉親の安否を気遣う御家族の姿は、正視に耐えませんでした
その立場にたたれた方の計り知れない辛さを自分に置き換えた際、私もtodoraさんと同様、今でも感傷的な気持ちになってしまいます
当時者の方の話や思いは真摯に受けとめていかねばならないと思います
未だあの灰色の頂上エリアに残されている方のことを思うと本当に心が苦しくなります
日本の山の景色の豊かさは変化に富み、色々な美しさを見せてくれるゆえん、
御嶽山のような活火山の造り出す美しい風景も火山からの恵みですが、常に危険、災害と隣り合わせ、大自然の力に人間は、なすすべもなくなる事を自覚しなければならぬと実感しました
噴火災害の記憶が薄れ、忘れ去られていかぬことを切に願います
あれから4年の歳月が経過した御嶽山に登ること…
複雑な気持ちとためらいもありましたが、行って良かったと思えます
ありがとうございました
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