赤岳~権現キレット周回(↑真教寺尾根↓天女山)
- GPS
- 14:01
- 距離
- 21.0km
- 登り
- 2,105m
- 下り
- 2,104m
コースタイム
- 山行
- 11:53
- 休憩
- 2:06
- 合計
- 13:59
天候 | 曇りのち晴れのち霧 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
八ヶ岳横断自然歩道を利用して周回 |
コース状況/ 危険箇所等 |
直前の台風24号の影響で八ヶ岳横断自然歩道が荒れていました。 途中沢を渡るところがありましたが、橋がなく路肩も崩落していました。 初めて通った上、日の出前のため、本来の姿がどうなのかわかりませんが、 おそらく何らかの橋が架かっていた場所と思われます。 沢に下りてみたら水量も少なく対岸に渡ることができ、ライトで対岸を探したらすぐに道を見つけられたので良かったですが、あわや山行中止になるところでした。 真教寺尾根やキレットは鎖場や岩場等多いですが技術的に難易度が高いと 感じたところはありませんでした。慎重に行けば問題なさそうです。 キレットの権現岳手前の長い梯子はステップが細いので少し怖さを感じました。 今回のルートでは結構疲れがたまったところの登りだったせいもありますが。 下山時、霧が濃く、三ツ頭から天女山までのルートで広場のような場所がいくつかありましたが、下山の登山道がどこにあるのか探すのに苦労しました。 |
その他周辺情報 | 清里周辺はリゾート地のため、様々な施設があります。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
携帯トイレ
|
---|---|
備考 | 毎回、全く使用しないトレッキングポールを非常時の為にザックに付けて持って行ってるが、今回途中で膝を痛めたため大変役に立った。なければ悪化して最悪下山が困難になったかもしれない。 |
感想
冬山になる前の最後の連休で毎度の八ヶ岳に登ってきました。
今回は台風の影響と個人的な都合と合わせて前泊日帰り登山。
ということで、本来1泊2日で計画していたキレット周回コースを
前泊日帰りで行ってみました。
マイカー登山なので、周回コースで行けるところで
キレットを通過するコースでとなると限られてくるので
地図とにらめっこして今回のコースを設定しました。
真教寺尾根から登って、赤岳・キレット・権現岳を経て天女山へ下山。
真教寺尾根が下りより登りの方が良さそうなので反時計回りに。
また、下山後に車まで戻るのが遠いのもきついので、
朝イチで天女山から羽衣池までまず移動して登るルートにしました。
しかし、このコース、山と高原地図の標準コースタイムでは日帰りで歩けるコースではない。普段、大抵コースタイムの80%くらいでいけているので計算上は行けそうだが、これだけのアップダウンと距離、行動時間の長さを考えると本当に大丈夫なのか?と不安のよぎる計画ではありました。
登ってしまったらエスケープルートも限られるので、とにかく朝早く出ようと出発時間を当初AM4:30としていたのを、支度ができたので4:10に前倒しして出発しました。
結果、赤岳登頂まではほぼ予定の時間で進めたものの、その後右膝を痛めてペースダウン(といっても標準コースタイムくらい)下山が1時間半ほど遅くなってしまいました。少しでも早く出ておいてよかったという結果です。
感想は、「俺の体力では日帰りで行くコースではない。」という結論(苦笑)
足の負傷がなければもう少し余裕があったかもしれませんが、それにしても長くて大変なコースでした。やっぱり、多少のトラブルがあっても余裕があるくらいの計画でないと危ないですね。
今回初めて歩いたルートの個別の感想としては、
<真教寺尾根>
全体に結構な登りではあるものの牛首まではそれほどでもないが、最後の鎖場の連続のところは、想像以上に連続で長かった。しかし、難易度が高いわけでないので体力さえあればどうということはなさそう。実際、かなり疲れた上にその後の行程も長いので、赤岳に行くかどうか迷ったほど。結局行きましたが。
<キレット>
赤岳からぐーんと下って、途中はアップダウンも多く、権現への登りもなかなか登る。それこそ、技術的に難易度が高いルートという感じはないが体力はかなり消耗する。今回、ガスガスでなかなか遠くまで見渡せなかったのが残念。キレット小屋の秘境感はなかなかでした。
<三ツ頭→天女山>
霧が濃くて視界が悪すぎたので先が見えず無限に続くように長く感じました。
まぁ、足を痛めてたのもありますが。
途中、いくつか広場のようなところで霧のため下山口方向がわからず、迷いそうになりました。地図と方角であたりを付けて探してなんとかなりましたが。
そんなこんなで、八ヶ岳の南北を繋げる計画の一番難易度が高そうだったキレットを繋げたのであとは、天狗⇔硫黄、縞枯⇔麦草を残すのみとなりました。
まぁ、まだまだ歩いていない登山道は数多くあるので八ヶ岳散策に終わりはなさそうです。
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