山上ヶ岳 (母公堂-洞辻茶屋経由)

2012年01月07日(土) [日帰り]

• GPS: 07:19
• 距離: 14.3km
• 登り: 988m
• 下り: 987m

コースタイム

母公堂8:40-清浄大橋9:00-一本松茶屋10:00-お助け水10:40-11:20洞辻茶屋-13:15山頂・本堂-14:20洞辻茶屋-14:50お助け水-15:10一本松茶屋-15:30清浄大橋-16:00母公堂

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

母公堂前に5台程度。1日500円を賽銭箱へ。母公堂より先は冬季通行止め。手前のごろごろ茶屋は100台以上可だけど1日1000円也。

コース状況／危険箇所等

天川村の国道から県道へ分岐すると完全雪道でチェーン装着。登山ポストは母公堂前のトイレ前にあり。一本松茶屋までは数日前のかすかなトレースがあったが、その先は一人ラッセル。滑落や道迷いするような箇所はなく、雪質も軽かったので、洞辻まではアイゼン、洞辻茶屋からワカンにて概ね膝の深さ。一人ラッセルだったので、夏道だと2時間ちょっとのコースタイムに4時間半かかりました。コースの核心は、洞辻茶屋の先、陀羅尼助(だらにすけ)茶屋から鐘掛岩までの急な登り。冬山の経験で正しいルート選択をしないとラッセルで抜けるのは苦労します。あとは時間との戦いでしょう。

写真

1/7 8:37

母公堂前に駐車して出発。

1/7 8:38

母公堂のすぐ先で冬季通行止め

1/7 8:59

県道を30分ちょっと歩くと清浄大橋

1/7 9:00

夏は1日千円の駐車場。こんな山奥でもデフレ関係無しの観光地価格!バブル期のママ?

1/7 9:00

登山道の案内

1/7 9:02

女人禁制の案内版

1/7 9:03

女人結界門。ユネスコも世界遺産認定で認めた?千年超の伝統だそうです。

1/7 9:11

ずっと雪道。まだ雪質が軽いのでそれほどでもない。

1/7 9:56

一本松茶屋まで2時間。夏道なら頂上についている頃かな。

1/7 10:05

一本松の先で数日前のかすかなトレースが無くなる。ここから一人ラッセル開始。

1/7 10:29

トラバースは沈みます

1/7 10:40

ようやく中間点のお助け水。既に3時間近く。今日は洞辻までかなと弱気虫が出てくる。

1/7 11:18

何とか洞辻までは来れた。着替えをして、アイゼンをワカンに履き替えて、メシをかっこんで、2時半で引き返すと決めて再ラッセル開始。

1/7 13:13

途中、ラッセルとルートファインディングで余裕が無く写真は無し。何とか本堂位置口へ。

1/7 13:21

三角点の場所近くにある湧出岩。

1/7 13:22

GPSで最高点を確認。ここまで4時間50分。諦めずにきてよかった。

1/7 13:24

マイナス8度。

1/7 13:26

雪が降り出す。本堂へ無事の登頂を感謝して下山。

1/7 14:06

雪で半分うまった茶屋。

1/7 14:46

中間点のお助け水。

1/7 14:48

下界はちょっと晴れてきた。

1/7 15:34

清浄大橋の女人結界門へ無事下山!

1/7 15:54

登山届けは母公堂のトイレ前にあります

1/7 15:54

駐車料金500円は賽銭箱へ。

1/7 15:54

母公堂へお礼をして帰着。何とか暗くなる前に下山できた。

撮影機器：

μ TOUGH-6010 オリンパス

感想

びっとる

ヤマレコでも数個しか記録の無い1月の山上ヶ岳。それでも正月につきトレースへの淡い期待があったが、一本松茶屋にて引き返しており、そこからは単独行。毎年2日は講の人々が信仰登山をしているそうですが、新年の寒波の降雪で消し去ってしまったようです。忍耐と時間があれば登頂できる距離と標高差だと思いますが、やはり、単独ではちょっと大変でした。

コメント

kideki

BittoR さん今晩は
泥辻茶屋から先のトラバース斜面が最大の難関だっとと思います。

先日登った時、地元の人は洞辻茶屋から林業用のケーグルで下山をしていました。

お疲れさまです。

びっとる

Kidekiさん、どうもです。
まさに、洞辻から先のトラバースが難関でした。気軽に日帰りできる山ならば、間違いなく途中で引き返していたかと思います。１時間遅れで登ってきた大阪の青年は、洞辻の先で引き返していました。母公堂で最初に登頂祈願したのが、届いたのかもしれません。