記録ID: 1611547
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無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜
鹿島槍&五竜岳 〜ヨーキさんと2shot(≧▽≦)晩秋の後立山連峰縦走(扇沢→八方)〜
2018年10月07日(日) ~
2018年10月09日(火)
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体力度
9
2~3泊以上が適当
- GPS
- 50:06
- 距離
- 30.1km
- 登り
- 3,515m
- 下り
- 3,083m
コースタイム
1日目
- 山行
- 5:20
- 休憩
- 1:23
- 合計
- 6:43
2日目
- 山行
- 9:07
- 休憩
- 2:25
- 合計
- 11:32
3日目
- 山行
- 5:36
- 休憩
- 1:17
- 合計
- 6:53
天候 | 1日目:くもり→霧雨→くもり 2日目:快晴→くもり→晴れ 3日目:くもり→晴れ→くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
駐車場に車をデポして道向かいにあるバスターミナルからバス(アルペンライナー・1800円)で扇沢まで移動。乗車券は乗車時に購入。 扇沢駅から車道を15分程度下ると爺ヶ岳登山口となります。 下山後は八方池山荘からリフト3台(グラート、アルペン、アダム・計1550円)乗り継ぎ八方駅まで下りる。荷物15kg以上だと追加料金220円。 八方駅から徒歩10分程度で駐車場に戻り車を回収。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【水場】 縦走路に水場はありません。種池山荘、冷池山荘、五竜山荘、唐松岳頂上山荘で有料ですが入手可能です。沢水をポンプアップしているため、そのまま飲用可能です。冷池山荘では4時〜19時迄で150円/Lでした。五竜山荘は時間は未確認で100円/L。その他の小屋は未確認です。キレット小屋は9月いっぱいで小屋閉めなので水の購入は不可でした。 【トイレ】 種池山荘、冷池山荘、五竜山荘、唐松岳頂上山荘、八方尾根第2ケルン付近で利用可能です。今回はテント場のトイレしか利用しなかったため料金は未確認です。 【テント場】 初日は冷池山荘。小屋から10分程登ったところにあります。テント場にトイレはありませんので小屋まで戻って用を足すことになります。小屋で料金を支払い、テントを張ったら札を付けます。夕方に小屋の方が札を回収にやってきます。テント場は展望抜群ですが、水平なところが限られているため遅い時間の到着だと傾斜があるところに張らなければなりません。 2泊目は五竜山荘。小屋近くにテント場があります。こちらも展望抜群です。比較的水平なところが多く、良いテント場だと思います。 【登山道】 扇沢〜冷池山荘:特に危険箇所はありません。種池山荘の手前までは樹林帯をひたすら登ります。種池山荘からは稜線歩きも多く、晴れていれば展望が期待できると思います。爺ヶ岳は南峰、中峰(爺ヶ岳最高地点)、北峰がありますが、南峰、中峰は巻き道を通ると通過できませんので注意してください。北峰は一般ルートがありません。昨年GWに登りましたが、その時は標柱も発見できませんでした。 冷池山荘〜鹿島槍ヶ岳(南峰):特に危険箇所はありません。南峰まで登ってピストンで戻る方が大勢いますので、ここまではそこそこ混雑します。 鹿島槍ヶ岳(南峰)〜五竜山荘:この縦走路のハイライトです。鹿島槍ヶ岳(北峰)までのルートは岩稜歩きに慣れていない方は少し難しいと思われます。ここで躊躇するようなら、それより先は進まないで戻った方が無難です。経験のある方ならば全く問題ないレベルですが、キレット小屋手前の核心部(八峰キレット)は鎖に頼らないと経験者でも難しいです。五竜岳への登りは岩場はもちろん、その他にもザレ&ガレ場の急登が多く、逆ルートではあまり歩きたくない道でした。 五竜山荘〜唐松岳:序盤は整備されたハイマツ帯をハイキング気分で歩けます。早朝発&ガスガスで視界殆どありませんでしたが、迷うことなく歩けました。中盤はアップダウンがそこそこありますが危険なところは特にないと思います。終盤は山荘手前の岩場&鎖場(牛首)が難所です。八峰キレットを通過できていれば問題ないレベルと思いますが、混雑時は擦れ違いが難しいので渋滞に注意。 唐松岳〜八方池山荘:昔からの登山道(迂回路)は落石多数のため通行止めとなっています。確か冬季のルートと記憶してますが、こちらを通っての下山となります。危険なところは特にないと思います。 |
その他周辺情報 | 八方の湯(800円) 綺麗で洗い場もそこそこありますが、価格の割には肝心の温泉が少し狭いかも。 混雑していなければゆったり寛ぐことができる良い温泉だと思います。 |
写真
八峰キレットを無事通過し小屋に到着。
そこに休憩してる方がおひとり。
なんと田中陽希さんではないですか!!!
予期せぬ展開にちょっと興奮気味(^^♪
一生の記念になりました(≧▽≦)
そこに休憩してる方がおひとり。
なんと田中陽希さんではないですか!!!
予期せぬ展開にちょっと興奮気味(^^♪
一生の記念になりました(≧▽≦)
装備
個人装備 |
テント(G-LightX)
シェラフ(MONTBEL#5)
シェラフカバー(GORE-TEX)
サーマレスト
エアーマット(EXPED)
ザック&ザックカバー&サブザック(GREGORY BALTORO65)
カメラ
ストック
サングラス
ヘルメット
カラビナ
スリング
日よけ帽子
半袖シャツ
アンダーシャツ
タイツ(CW-X)
ハーフパンツ
靴下
靴
レインウエア(上MHW・下NORTHFACE)
ダウン(UNIQLO)
グローブ
着替え
予備靴下
ツェルト
食料(アルファ米×2+他)
飲料(550mL×3)
行動食
ガスカートリッジ
コッヘル
ライター
ヘッドランプ(2個)
予備電池
携帯バッテリー
スマホ(GPS兼用)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
携帯トイレ
長袖シャツ
ズボン
サンダル
ナイフ
ダウンパンツ
テントシューズ
|
---|
感想
10月の3連休は当初仕事の予定でした。ところが諸事情により3連休まるまる取れることになり、ついでに代休を使って4連休にしました。北アルプスが雪に閉ざされる前に今夏シーズン最後のテント泊と意気込んで準備していましたが、またも週末に台風接近。土曜は難しそう。予報では日曜の午後から風も収まり晴れ間も出てくるということで、遅めの出発で南側から後立山を攻めることにしました。
初日は予報が外れて終始ノービューの世界を満喫(;^_^A
やっちまった感満載で、久しぶりの爺ヶ岳もただ通過するだけで耐え忍びました。
でも2日目は待ちに待った快晴。八峰キレットを思う存分楽しむことができました。そして何といっても田中陽希さんとの偶然の出会いに感激。歩いているときだと「こんにちは」程度の挨拶くらいしかできませんが、丁度休憩されていたタイミングで遭遇。写真撮影をお願いすると快く応じてくださいました。陽希さんグッズのテル坊をいつもザックに付けているんですが、「今日は二人目です」とのコメント頂きました。細かいところも見てるんですね(^.^)
最終日は出発時点でガスガス&ノービュー。それでも予報を信じて歩いていると、7時前からアッという間に雲が抜け、久しぶりの唐松岳も快晴で出迎えてくれました。下山して少ししてからまた雲が多くなるというタイミングの良さ。楽しみだった八方池こそ次回持ち越しとなりましたが、紅葉も見ることが出来たし、晩秋の北アルプスを満喫できました。
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無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜 [4日]
扇沢−種池−爺ヶ岳ー冷池ー布引山−鹿島槍ヶ岳−八峰キレット−五竜岳−唐松岳−不帰ノキレット−白馬岳−栂池
利用交通機関:
車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
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