雲取山〜紅葉は序盤でした〜
- GPS
- 27:21
- 距離
- 24.2km
- 登り
- 2,408m
- 下り
- 1,888m
コースタイム
- 山行
- 5:44
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 6:31
- 山行
- 5:32
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 6:01
天候 | 晴れときどき曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
秩父側:西武観光バス三峰神社バス停 |
コース状況/ 危険箇所等 |
鴨沢〜小袖乗越の登山道は通行止めでした。 ところどころに倒木や崩落箇所がありますが、問題なく通れます。 |
写真
感想
運良く10月連休前日に東京出張。このチャンスを逃すわけにいかないと、関東近郊での山行を計画。台風25号の針路が気がかりでしたが、2,000m級の山であれば樹林帯で強風を避けられて、紅葉も見られるだろうと三峰の縦走と相成りました。
土曜日、雨上がりの都心からホリデー快速おくたま号に乗って奥多摩駅へ。ここで山友と合流し、鴨沢西行きの臨時バスに乗り込み、30分強で鴨沢のバス停に到着。出発準備を整えていると、駐在さん?から小袖乗越までの登山道が通行止めとの案内が。仕方なく林道を歩くことにします。登山届をポストに押し込んで、バス停あたりに住まうニャンズに見送られて出発。集落内の緩やかな坂道を越えていくと、国道との間には小さな酒蔵と思しき建物が。調べてみたら、50年ほど前まで”双鴨”という地酒を醸していたようです。
小袖乗越先までは林道歩き。道にはオニグルミの実があちこちに転がっていました。実りの秋だね〜と話していたら、地元の方が林道を下ってきて、「先日クマが出たから、鈴を忘れないでね。」と。
立派すぎる登山口看板を見てから登山道へ。思ったよりも湿度が高くて汗が吹き出します。緩やかで楽なんだけど面白みのない道をひたすら登り、尾根筋に出て明るくなってきたところが堂所。ここから1時間弱で七ツ石小屋に着いて休憩。残念ながら曇り空で遠景は望めませんでした。
ここから先、巻道で雲取山を目指すこともできますが、欲張って七ツ石山を越えるルートを選択。ガスに煙る落葉松林を抜けるとピークです。着いた途端にガスが晴れ、雲取山への稜線に陽が射しました。登ってきてよかったと思える瞬間です。
ここから一気に下り、巻道と合流して緩やかに登ったところが奥多摩小屋です。すでにテント村が開村していました。この奥多摩小屋、年度末で営業終了なので、訪問記念に雲取山のバッヂを購入しました。まだ登頂していないのにね。この先の急登を登りきると小雲取山のピーク。風が強くなってきましたが、陽が射しているので寒さは感じません。雲がものすごい勢いで流れていきます。やがて頂上避難小屋が見え、展望の素晴らしい雲取山頂…のハズでしたが、台風接近のせいで南東方向しか遠望できませんでした。あとは森を下って宿泊地の雲取山荘に到着。時計を見れば16時前で、この季節の到着時刻としては遅いですね。
この日の晩ごはんは18時から。連休初日なのですが、意外と混んでません。みんな北アルプスとかに行っちゃってるんでしょうか。消灯は21時でしたが、それよりも早い時間に就寝してしまいました。夜が更けていくにつれて風が強くなり、時折突風が吹きました。
翌朝は4時前に目が覚め、外に出てみれば風が止んで薄明が始まっていました。やがて東の空が朱くなってご来光です。ちょうど朝ごはんの時間と重なり、ゆっくり見られなかったのが残念でした。朝食後、ゆったり準備をしてから三峰神社へ向けて出発です。台風一過の青空のもと、朝日が指す森を進んでいきます。足元には秋色の落ち葉と緑鮮やかな苔、いろんなキノコが彩りを添える静かな山道です。かつての山小屋跡の脇を抜けて稜線のアップダウンを繰り返して進み、三峰奥宮に立ち寄ってから下山地の三峰神社に到着しました。参拝後にお風呂に入ってさっぱりしてからバスを待ちます…が、渋滞のせいで推定12:30発のバスが遅れて14:45発に。定員60名の中型車では座れるはずもなく、西武秩父駅までの1時間半弱立ちっぱなし。これがこの山行の核心部かも。
今週になって一気に冷えてきたので、これから紅葉が綺麗なんでしょうねぇ。
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