山岳会の交流会で大峠〜雁ヶ腹摺山〜姥子山を歩く


- GPS
- 11:52
- 距離
- 15.2km
- 登り
- 1,639m
- 下り
- 1,443m
コースタイム
- 山行
- 4:30
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 5:28
天候 | 雨時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雨で視界が効かず、木の根等で滑りやすいので、転倒や滑落に注意したい。姥子山手前の岩場は濡れていると滑りやすいので注意必要。 |
その他周辺情報 | 金山鉱泉山口館に宿泊 |
写真
感想
10/14〜10/15にかけて福島県のY山岳会とM山岳会との交流山行で山梨県大月市にある雁ヶ腹摺山〜姥子山を歩いてきた。
10/14は、生憎の小雨の天気になってしまったが、M山岳会のメンバーだけで金山鉱泉の手前の恩賜林記念碑公園からサクラ沢峠を経てセーメーバンに登り、更に尾根道を大垈山へ登り、2時前に金山鉱泉山口館に下山し、山口館に宿泊し、福島県Y山岳会のメンバーと合流して1年ぶりの旧交を温めた。山梨県は、県域の34%が山林になっており、更にそのうちの40%が県有林になっており、県有林の広さは、全国第2位にあたるが、これらの県有林は、明治44年に明治天皇から下賜されたものが主体となっているため、恩賜林と呼ばれているそうである。
翌日10/15は、車で雁ヶ腹摺山登山口にあたる大峠に移動した。雁ヶ腹摺山は、大月市が選定している秀麗富嶽十二景の1番目の山で500円紙幣に印刷された富士山の原画が撮影された場所として有名な山である。このため、富士山の眺望を期待したが、この日も曇り後雨の予報で、大峠に到着して富士山方向を眺めると、裾野部分が見えたものの、5合目以上は雲海の中だった。準備体操をして8:44に登山口を出発した。途中苔が綺麗な沢を通過し、紅葉樹林の中の登山路を登った。午前中は、薄曇りの天気で雁ヶ腹摺山への登りでは結構汗をかいた。
約1時間弱の登りで見晴らしの良い場所に出ると、黒岳、白谷丸、大蔵高丸の山並みがくっきり見えたが、富士山の方向は白い雲海に覆われていた。9:37に草紅葉の平坦部から少し登り雁ヶ腹摺山の山頂に到達した。山頂からは、富士山の方向は開けていたものの、富士山および三ッ峠山は雲の中だった。山頂部で記念撮影をしたのち、9:50に次の目的地である姥子山目指して出発した。雁ヶ腹摺山と姥子山の標高は、1874mと1503mと370mの標高差があり、姥子山手前の林道まで急な下りが続いていた。林道から先は、姥子山への登りが待っており、姥子山西峰から東峰の間は、コルなっており、苔むした岩場があり、滑りやすいので注意して通過した。姥子山東峰は、山頂部が岩稜体の上にあり、眺望が開けており、ここも秀麗富嶽十二景の名所に選定されている。10:53に姥子山東峰に到着し、昼食休憩をとった。しかし、天気は更に悪化し、眺望はほとんど得られなかったため、11:25に姥子山を後にして、元来た道を引き返した。途中から雨が降り出したため、合羽を着こんで登り返し、雁ヶ腹摺山経由で大峠に13:30に帰着した。
Y山岳会のメンバーと来年の東北地方での再開を約して交流山行を解散し、帰路に就いた。
コメント
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毎年 この合同山行は雨ではないですか??メンバーに決定的雨男、雨女は居りませんかwwww。宴会の写真も見せてもらいました。、いつものように楽器演奏など楽しそうで、羨ましい限りです。アップルさん(お館様のとりなしでビッグベン様では可哀想とのことで・・私は気に入っていたのですがwww)の大好きな山の歌コーナーもあるんですか??
31日の山行で御在所の計画案が検討されたようですが、MATUSANも如何ですか??裏道から登り中道を下山なんてコースもいいですよww
いや〜、この合同山行は、本当に毎年雨になります。どーも決定的な雨男か雨女がいるようです。来年は、晴れ男のmmakiraさんにご出馬いただき、このジンクスを払拭していただきたいところです。是非ご検討願います。
余興コーナーでは、Aさんが、大量の歌集を用意してくれ、T先輩のフルート演奏、T仙人のハーモニカ演奏による伴奏で、大盛り上がりでした。来年は、こちらの楽しみもありますので、予定が決まりましたら、ご検討願います。
今後とも、よろしくお願いします。
matusanさん、こんにちは!
山梨はその名の通り山が主体なので、山ありきで生活していた時期の名残があちこちに見られます。薪に炭にキノコ、山菜とすべて生活の糧、加えて鉱山もありますし。
他会との交流兼ねて、とても深い山行になったことがうかがえて、拝読していてほっこりしました。
雨中の山行、お疲れ様でした^^
pokoroさん、こんばんは! コメントありがとうございます。
今回泊まった金山鉱泉も、名前にある通り、かっては金鉱山があったことに基づく地名なんでしょうね。また、セーメーバンは、安部清明にちなんだ山の名前のようですね。この辺りの山は、あまり歩いていないため、これからもっと歩いてみたいと思っております。
また、今回ご一緒させていただいた福島県の山岳会の方は、キノコに詳しく、これまで毒キノコの怖さで素通りしていた茸の名前を教えていただき、倒木に生えていたクリタケを採取して帰り、美味しくいただきました。
pokoroさんの花の山行記録、毎度楽しみにしております。今後もよろしくお願いします。
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