晩秋に燃える磐梯山

2018年10月21日(日) [日帰り]

• GPS: 07:05
• 距離: 12.0km
• 登り: 1,215m
• 下り: 1,210m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:13
• 休憩: 1:49
• 合計: 7:02

距離 12.0km 登り 1,215m 下り 1,215m

6:42 裏磐梯スキー場
7:34 火口原分岐
8:15 櫛ヶ峰分岐
8:38 8:51 櫛ヶ峰
9:11 櫛ヶ峰分岐
9:22 9:23 稜線分岐
9:30 黄金清水
9:44 9:49 弘法清水
10:14 11:05 磐梯山
11:29 11:34 弘法清水
11:42 弘法清水分岐
12:21 12:38 裏磐梯スキー場分岐
13:03 13:20 銅沼
13:27 裏磐梯ゲレンデトップ
13:43 裏磐梯スキー場
13:44 ゴール地点

天候

午前は曇りでガスが掛かっていましたが、午後から晴れてくれました。
日があたると割と暖かめ。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

磐越自動車道 猪苗代ICから。
裏磐梯山スキー場登山口に駐車。朝6:30で10台ほど。キャパは50台以上？
スキー場までは無舗装の道を少し走りますが、まぁ一般車でも大丈夫な道です。
ちなみにスキー場の施設は開いておらずトイレも使えません。手前のどこかで済ましておいたほうがいいですよ。

コース状況／危険箇所等

全体にコースははっきりしていて、迷うポイントもあまりなさそうでした。
稜線へ出て櫛ヶ峰へピストンしましたが、ここだけはザレていて登り下り共に歩きにくく、火口側は断崖絶壁なので慣れていない人はオススメしません。
弘法清水から銅沼にいたるルートは地面が濡れていると道が火山性の泥濘になっていて、とくに木製の段などを踏むとズルっと行きます。

写真

10/21 5:46

磐越自動車道から表磐梯の勇姿が見えてきました。そこそこ天気も良さげ。

10/21 6:43

スキー場に車を駐めて出発。しばらくはゲレンデ登り。

10/21 7:01

ここから山道に入ります。まずは噴火口方面（左）へ。
太陽電池パネルの施設は登山者カウンターでしょう。

10/21 7:05

まずはこんな感じの森歩き。しばらくは傾斜も緩やかです。

10/21 7:08

シダ的な植物が大きい。ジュラシックパークか？

10/21 7:12

小さな沼が木々越しで見える。磐梯山噴火時にできたのか。

10/21 7:14

弘法清水（磐梯山頂上下の小屋があるところ）まで2キロか。あんまりないな。

10/21 7:24

樹林が低くなり噴火口がみえてきたが、稜線の上の方はガスってる。下は木々が紅葉していてミレーの色彩。

10/21 7:30

シラタマノキが群生? 磐梯山山頂方面や銅沼のあたりでは見かけなかったので、このルートを選択した人だけの特典らしい。

10/21 7:33

河原のようなところへ出てきました。土石流の跡なのか？

10/21 7:36

磐梯山山頂方面の山肌には噴煙（水蒸気？）があがっていて、火山が活動しているのがよく分かる。

10/21 7:36

やたらめったらターゲットマーク…

10/21 7:39

この辺から等高線が詰まってくる急登ポイント。

10/21 7:54

逆U字型の手すり？ところどころ浮いてるのであまり頼らないように。

10/21 8:14

櫛ヶ峰分岐の稜線へ出ました。桧原湖（ひばらこ）が見渡せる。明治21年の磐梯山噴火時に出来た湖なんですね。

10/21 8:21

ちょっとロープを越えて櫛ヶ峰へ登ってみます。片道20分ちょいですがザレてて地味に疲れる…

10/21 8:39

櫛ヶ峰山頂！気象庁の磐梯山火口監視用カメラが設置されています。

10/21 8:41

山頂でおにぎり休憩。ガスは出たり消えたり。

10/21 8:44

これは猪苗代町方面。山間に田んぼが広がっているのが見える。

10/21 8:44

磐梯山山頂。

10/21 8:59

櫛ヶ峰を下る。右の火山口斜面は断崖絶壁。

10/21 9:10

櫛ヶ峰分岐のコルについた頃にはガスが晴れいい天気に！

10/21 9:14

磐梯山への稜線。荒涼とした感じがカッコいいぞ。

10/21 9:14

沼ノ平方面。あっちから登ってくる人はあんまりいなかったような。

10/21 9:15

10/21 9:19

10/21 9:20

風向きによっては硫黄の匂いが漂ってきます。

10/21 9:39

八方台登山口との分岐。八方台から来る方は山頂に登ったあとここまで来て登山口へ戻るのかな。

10/21 9:39

山頂に近づくと人が増えてくる法則。この辺から賑わってきました。

10/21 9:45

弘法清水です。美味しい水。

10/21 9:45

岡部小屋と奥は弘法清水小屋。なんで2つも小屋があるの？

10/21 9:47

これはおそらくウラジロナナカマド 。赤い実は他にもあったのですが、後から考えると別種類だった模様。

10/21 9:55

岡部小屋の向こう側から磐梯山山頂へ。
山頂までは急登が続きます。この時間は霜で地面が凍っている所もあり、下りが心配。

10/21 10:12

来たね。

10/21 10:14

三等三角点をタッチすると…

10/21 10:18

磐梯山山頂でございます！

10/21 10:19

しばし360°の絶景に絶句する。

10/21 10:19

10/21 10:20

10/21 10:20

猪苗代町方面。

10/21 10:20

10/21 10:20

安達太良山とかこっちの方向？

10/21 10:24

猪苗代湖を背景に撮っていただきました。
この後はランチタイム。

10/21 11:00

山頂標はちょっと下がった所にあります。標高1816Mが後付なのは訂正の後か？

10/21 11:01

すごい人だかりになってきた山頂を後に下山にかかります。
が、弘法清水まではものすごい渋滞…。いや、磐梯山は本当に大人気なんですね。

10/21 11:35

分岐まで降りてきました。

10/21 11:38

もう一度ウラジロナナカマド。

10/21 12:07

さらに桧原湖。
さて下山下山。

10/21 12:24

途中、中の湯にちょっとよってみました。1990年代までやってたらしい小屋は絶賛崩壊中。乳白色の露天風呂は気持ちよさそうなんだけどなぁ…

10/21 12:46

晩秋の紅葉の道。

10/21 13:02

銅沼に到着。まさかここが今回の山行のハイライトになるとは思いもよらず。。。

10/21 13:04

息を飲む絶景にしばし絶句…

10/21 13:08

10/21 13:09

10/21 13:10

逆さ磐梯山。

10/21 13:11

10/21 13:13

10/21 13:17

銅沼からは櫛ヶ峰から磐梯山に至る稜線が見渡せるのですが、ここへ来て今回櫛ヶ峰を逃さず登ってきて本当に良かったと思う。

10/21 13:18

いや、銅沼は涙が出るほどいいですね。
でも景色のスケールが大きすぎて全景が広角側でも入り切らず号泣…

10/21 13:27

スキー場まで戻ってきました。

10/21 13:31

スキー場はススキヶ原。

10/21 13:31

名残惜しいですが今回の山行も終わってしまいました。

撮影機器：

E-M5MarkII OLYMPUS IMAGING CORP.

装備

個人装備

ザック 登山靴 シェル フリース 長袖シャツ ズボン Tシャツ タオル ソックス グローブ 帽子 コッヘル バーナー チェーンアイゼン 水筒 お尻マット コンパス ファーストエイドキット 雨具 ツェルト ヘッドランプ ロングスパッツ トイレットペーパー ナイフ 簡易トイレ ライター ストック 熊ベル モバイルバッテリー リップ 目薬 日焼け止め 手帳 筆記用具 時計 地図（地形図） サングラス 老眼鏡 鏡 スペアコンタクト 財布 昼ご飯 飲料 行動食 予備食 携帯

感想

ミハラシ

　晩秋の磐梯山へ行ってきました。これまで関西と関東甲信越の山々だけだったので自分にとって「初」東北の山。
　関西出身・埼玉在住の自分にとって北関東の栃木とか福島以北はあまり馴染みがないのですが、いい山が多いですね。特に火山。今回、噴火後の荒々しい山肌と晩秋の紅葉の色彩の取り合わせにゾクゾクしながら山歩きを楽しむことが出来ました。
　そして銅沼。今回行くまで全く知らなかったのですが、なんですかこの風景美！この季節にそこに居合わせることができたことは本当にラッキーだと思います。