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ハイキング
丹沢

檜洞丸

2002年05月26日(日) [日帰り]
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GPS
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距離
13.6km
登り
1,154m
下り
1,360m
天候 晴れ
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
小田急線新松田駅よりバスで西丹沢自然教室
玄倉からバスで新松田駅
シロヤシオ 別名ゴヨウツツジ
シロヤシオ 別名ゴヨウツツジ
新緑美しいブナ
玄倉バス亭のツバメの巣
玄倉バス亭のツバメの巣

感想

今回は西丹沢の檜洞丸。実はこの山行は前日クマさんに「檜洞行かねぇ?」と聞かれOKしたというなんともまあ適当なものです

西丹沢へのアプローチといえば新松田駅で、今回もそうだったのですが・・・
新松田に着いてびっくり!!
西丹沢行きのバスのバス停に人!人!!人!!!の大行列。
挙句の果てに臨時バスまで出る始末。
一体西丹沢に何が起こったのか?と思いながら西丹沢に到着。
ようやくひとごみの理由が判明。なんとこの日は西丹沢の山開きの日だったのです。

まあそんなこんなで登山開始、西丹沢自然教室から車道を少し歩き檜洞丸の登山道に入ります。
森の中の登山道をしばらく行くと明るく開けたゴーラ沢出合に到着。
ちょっと一休みして本格的な登山道に突入。さすがに1600mもある山なので結構きつい登りでした。
しかし、人が渋滞をしています。なにやらちょっと先に難所があるようで、そこが原因で渋滞が起きているようです。
山の渋滞は話には聞いていましたが、経験は初めてで結構面食らいました。

渋滞を抜けて進むと、森を抜けて開けた登山道になってきました。
そして、見所であるシロヤシオがついに出現。
綺麗だったのですが、去年も来た人の話によると今年は外れ年だそうです。
シロヤシオ以外にもヤマツツジやミツバツツジもみられました。

山頂付近ではブナの立ち枯れが目立ちました。
立ち枯れには酸性雨などが原因になっているそうです。
またシカの食害の影響でほとんどの植物が無く、残っているのはコバイケイや
マルバタケブキの毒草しか見られませんでした。
シカの食害は丹沢ではかなりひどいようです。


丹沢の自然環境を観察しながら山頂に到着。
山頂では今まで見たことの無いぐらいの人がひしめいていました。
昼飯を食べ、山頂での写真を撮ろうとすると「写真撮って撮って」と頼まれ、なかなか自分たちの番が回って来ないということも・・・

山頂から行きと同じ道を少し戻り石棚山分岐から別の登山道へ、
ここからは人がググッと減って静かになブナ林を行く登山道となりました。
山頂と比べると雲泥の差ぐらい静かで、これまた新緑のブナが美しく、これぞ西丹沢というような感じでした。

あまりにも気持ち良く、設置されてるベンチで寝転がって休んでしました。
実は、この辺りは森は西丹沢県民の森というらしく、なんと、全国森林浴の森
百選に選ばれているそうです。(どおりで綺麗なわけだ)


西丹沢県民の森を抜けると、玄倉までは長い車道を歩く登山道?になりました。
そんな登山道でもウツギなどの初夏の木の花やオオミズアオやラミーカミキリなど少し変わった昆虫も見られました。


車道を歩いて一時間半ほどで玄倉に到着。
バス停がある茶屋で休んでいると、空が真っ黒になって夕立がまさのバケツの水をひっくり返したように降ってきました。
そんな中でも、ツバメがヒナのためにエサを持ってきていました。

帰りのバスも行きと同じく混んでいましたが、新松田に向かっているうちに、
雨が上がり虹が空にかかりました。
久々に見る虹を見れて疲れも少しながら消えました。
そして終点の西丹沢に到着。
こうしてクマさんの一言で始まった檜洞丸登山は終わりを迎えました

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