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Yamareco

記録ID: 1630574
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
東海

前黒法師岳(寸又峡第3駐車場から往復)

2018年10月28日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
07:34
距離
14.8km
登り
1,662m
下り
1,646m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:27
休憩
1:07
合計
7:34
6:38
37
寸又峡第3駐車場
7:15
7:18
17
前黒法師岳登山口
7:35
0:00
28
湯山集落跡
8:03
8:10
10
林道(廃小屋)
8:20
8:22
10
林道途中
8:32
0:00
22
林道(廃小屋)
8:54
9:00
40
9:40
9:45
17
(休憩)
10:02
10:10
19
10:29
10:33
29
展望所
11:02
11:25
37
前黒法師岳(昼食)
12:02
12:05
40
12:45
12:48
17
栗の木段
13:05
13:08
30
林道(廃小屋)
13:38
0:00
34
前黒法師登山口
14:12
寸又峡第3駐車場 ゴール!
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2018年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・寸又峡第3駐車場 500円(観光シーズンは、寸又峡温泉地区全ての駐車料金は500円徴収のようだ。
・静岡SAスマートインターから寸又峡までコンビニ無し。
コース状況/
危険箇所等
・登山路は、倒木や折れた枝・枯葉が多く、踏み跡がはっきりしない場所が多い。赤○(赤×)を確認しながら歩く。標識は少ない。
その他周辺情報 日帰り温泉 : 翠紅苑 500円(タオル付 600円)
6時15分に第3駐車場に到着。
1
6時15分に第3駐車場に到着。
寸又峡温泉街を抜けて行く。
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寸又峡温泉街を抜けて行く。
車止めから先は寸又峡プロムナード。この手前の第5駐車場は工事中で利用不可だった。
車止めから先は寸又峡プロムナード。この手前の第5駐車場は工事中で利用不可だった。
トンネルを抜けると、
トンネルを抜けると、
夢の吊橋への分岐(右)。前黒法師岳は左へ。夢の吊橋を経由しても前黒法師登山口には行ける。
夢の吊橋への分岐(右)。前黒法師岳は左へ。夢の吊橋を経由しても前黒法師登山口には行ける。
眼下に吊橋を眺める。もう散策している観光客がいる。
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眼下に吊橋を眺める。もう散策している観光客がいる。
飛竜橋。
寸又川にかかる吊橋。後は山頂は見えないが朝日岳。合地ボツ辺りだろうか。
寸又川にかかる吊橋。後は山頂は見えないが朝日岳。合地ボツ辺りだろうか。
夢の吊橋。水は濁っている。
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夢の吊橋。水は濁っている。
飛竜橋を渡ると、
飛竜橋を渡ると、
前黒法師岳登山口への分岐。夢の吊橋を渡るコースとはここで合流する。
前黒法師岳登山口への分岐。夢の吊橋を渡るコースとはここで合流する。
落石が多い林道を歩いて、前黒法師岳登山口へ。ここからすぐに急登が始まる。
落石が多い林道を歩いて、前黒法師岳登山口へ。ここからすぐに急登が始まる。
急坂を登って行くと、人工的な石垣が現れる。
急坂を登って行くと、人工的な石垣が現れる。
そこが湯山集落跡。こんな急斜面の場所に集落があったんだ。
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そこが湯山集落跡。こんな急斜面の場所に集落があったんだ。
更に急登は続く。ここまでほとんどが檜林で眺望は無し。
更に急登は続く。ここまでほとんどが檜林で眺望は無し。
林道(廃小屋)で一息つく。
林道(廃小屋)で一息つく。
朝日岳の山容が素晴らしい。
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朝日岳の山容が素晴らしい。
休憩の後、登り口を探しながら、落石だらけの林道を歩き始める。何故かここで、朝日岳を眺めながら右に行ってしまった。
休憩の後、登り口を探しながら、落石だらけの林道を歩き始める。何故かここで、朝日岳を眺めながら右に行ってしまった。
林道は崩壊している場所もあり、落石でガレている。完成から25年程経つのか。廃道となっているのに看板が白々しい。
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林道は崩壊している場所もあり、落石でガレている。完成から25年程経つのか。廃道となっているのに看板が白々しい。
更に歩くと、斜面が崩壊して林道を塞いでいる。廃小屋から10分程歩いて来たが登り口が無い。GPSで確認すると、止っている。再起動して現在地を確認。どうやら道を間違えたようだ。とりあえず廃小屋まで戻る。
更に歩くと、斜面が崩壊して林道を塞いでいる。廃小屋から10分程歩いて来たが登り口が無い。GPSで確認すると、止っている。再起動して現在地を確認。どうやら道を間違えたようだ。とりあえず廃小屋まで戻る。
廃小屋まで戻って、小屋から左に行くとすぐに登り口があった。22分間のロス。もっと早く気づくべきだった。
廃小屋まで戻って、小屋から左に行くとすぐに登り口があった。22分間のロス。もっと早く気づくべきだった。
林道の登り口からも急登が続く。
林道の登り口からも急登が続く。
少し傾斜が緩くなったところで栗の木段。ここで一休み。
2
少し傾斜が緩くなったところで栗の木段。ここで一休み。
栗の木段から白ガレの頭に向かう。登りは少し緩やかになった。
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栗の木段から白ガレの頭に向かう。登りは少し緩やかになった。
ひめしゃらの木が混じるようになる。登山口から木々に赤○と赤×で登山路が示されている。踏み後がはっきりしない場所が多く、この目印がひじょうに役立つ。
ひめしゃらの木が混じるようになる。登山口から木々に赤○と赤×で登山路が示されている。踏み後がはっきりしない場所が多く、この目印がひじょうに役立つ。
標高1,200m前後から紅葉が見られるようになってきた。
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標高1,200m前後から紅葉が見られるようになってきた。
標識,魏瓩ると、
標識,魏瓩ると、
濁った水溜まり。鹿のヌタ場だろうか。
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濁った水溜まり。鹿のヌタ場だろうか。
また傾斜が急になってくる。間違い易い場所には、赤×印がある。
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また傾斜が急になってくる。間違い易い場所には、赤×印がある。
時々現れる紅葉を眺めながら、標高を稼いで行く。
2
時々現れる紅葉を眺めながら、標高を稼いで行く。
栗の木段から2番目の標識のすぐ上には、
栗の木段から2番目の標識のすぐ上には、
イワカガミの群生地。
イワカガミの群生地。
辺り一面にイワカガミの葉が群生している。花の時期は綺麗だろうね。(花の時期はヤマビルの時期?)
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辺り一面にイワカガミの葉が群生している。花の時期は綺麗だろうね。(花の時期はヤマビルの時期?)
イワカガミの群生地を過ぎ、緩やかに登って行くと、
イワカガミの群生地を過ぎ、緩やかに登って行くと、
白ガレの頭。
山名の通り、南側は急峻なガレ場だ。
山名の通り、南側は急峻なガレ場だ。
遠くには蕎麦粒山だろうか?
遠くには蕎麦粒山だろうか?
白ガレの頭を後にして、前黒法師岳へ向かう。根こそぎ倒れた木が、登山路を塞ぐ。
白ガレの頭を後にして、前黒法師岳へ向かう。根こそぎ倒れた木が、登山路を塞ぐ。
痩せた稜線の道を登って行くと、
痩せた稜線の道を登って行くと、
展望所の標識があったので、寄ってみる。
展望所の標識があったので、寄ってみる。
ここが展望所。前の木が邪魔をして、この木の株の上に立たないと眺望出来ない。
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ここが展望所。前の木が邪魔をして、この木の株の上に立たないと眺望出来ない。
左端は光岳だろうか。とすると右奥は聖岳??眺望出来たのはこの角度のみ。でも展望所で展望が出来たのだから良しとしよう。
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左端は光岳だろうか。とすると右奥は聖岳??眺望出来たのはこの角度のみ。でも展望所で展望が出来たのだから良しとしよう。
展望所からも急登が続く。風が冷たい。かなり標高が高くなったのだろう。
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展望所からも急登が続く。風が冷たい。かなり標高が高くなったのだろう。
傾斜が緩やかになると、
傾斜が緩やかになると、
前黒法師岳!お疲れさまでした。登山口からここまで誰とも出会わず。ひじょうに静かな山歩きだった。
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前黒法師岳!お疲れさまでした。登山口からここまで誰とも出会わず。ひじょうに静かな山歩きだった。
静岡の山でよくみかける、お団子型標柱。山頂からの眺望はないが、静かでいい雰囲気。
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静岡の山でよくみかける、お団子型標柱。山頂からの眺望はないが、静かでいい雰囲気。
山頂は狭い。風が冷たいので、陽当たりのいい場所で昼食休憩。昼食後は、登って来た道を下るのみ。
山頂は狭い。風が冷たいので、陽当たりのいい場所で昼食休憩。昼食後は、登って来た道を下るのみ。
展望所はスルーし、
展望所はスルーし、
紅葉を眺めながら、只管に下って行く。
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紅葉を眺めながら、只管に下って行く。
短く緩やかだが、復路で唯一の上りを登りきると、
短く緩やかだが、復路で唯一の上りを登りきると、
白がレの頭。小休止の後、更に下り続ける。
白がレの頭。小休止の後、更に下り続ける。
イワカガミの群生地を抜け、
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イワカガミの群生地を抜け、
紅葉が見えると少し立ち止まる。
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紅葉が見えると少し立ち止まる。
鹿のヌタ場を横目に、
鹿のヌタ場を横目に、
目印を頼りにどんどん標高を下げて行く。
目印を頼りにどんどん標高を下げて行く。
栗の木段まで来ると、登山口まであと少し。
栗の木段まで来ると、登山口まであと少し。
先週はカラマツの林をこのアングルで写真を撮った。今回は檜で同様に。
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先週はカラマツの林をこのアングルで写真を撮った。今回は檜で同様に。
途中足を止めて、朝日岳を望む。次はあの山を登ろうかな。
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途中足を止めて、朝日岳を望む。次はあの山を登ろうかな。
朝日岳から南に続く山々を眺める。ここで今日始めて登山者に出会う。若い男性だ。時間的に遅いので、前黒法師までは行かないそうだ。
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朝日岳から南に続く山々を眺める。ここで今日始めて登山者に出会う。若い男性だ。時間的に遅いので、前黒法師までは行かないそうだ。
林道(廃小屋)でひと休み。朝の道間違いを思い出す。
林道(廃小屋)でひと休み。朝の道間違いを思い出す。
ここから、登山口までが最後の急な下り。転倒しないように気を引き締めて下って行く。
ここから、登山口までが最後の急な下り。転倒しないように気を引き締めて下って行く。
急坂を慎重に下り、
急坂を慎重に下り、
一気に登山口へ。
一気に登山口へ。
後は、林道を経て駐車場まで戻るのみ。
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後は、林道を経て駐車場まで戻るのみ。
ひじょうに多くの観光客に紛れて、寸又峡プロムナードを下って行く。予定より早く駐車場にゴール!お疲れさまでした。
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ひじょうに多くの観光客に紛れて、寸又峡プロムナードを下って行く。予定より早く駐車場にゴール!お疲れさまでした。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ

感想

今日は寸又三山の一つ、前黒法師岳。
久しぶりに2週続けての山歩きである。
昨年秋より、寸又三山に登ろうと計画はしていたのだが、なかなか機会に恵まれずに春が過ぎた。ヤマビルの活動時期は避けたので、計画から1年経ってやっと実現となる。

新東名を静岡SAスマートインターで降りて、寸又峡に行くまでに、コンビニで昼食のおにぎりを買う予定だったのだが、何と途中にコンビニが全く無かった。仕方なく、出発点の寸又峡第3駐車場で、非常食として携帯しているフリーズドライのエビピラフのパックに水を入れてから出発する。(水を入れておくと、昼には食べ頃になっている。)

標高差1,400m程、急な登りの連続という山なのだが、このところ持病の膝痛が出ないので、何とかなるだろうと歩き始める。ひんやりとした空気が清々しい。
朝7時前なのに、夢の吊橋に向かう観光客が結構歩いている。夢の吊橋を経由しても登山口に行けるのだが、脚への負担を少しでも少なくしようと思い、夢の吊橋は省く事にした。

前黒法師登山口からの登山路は、倒木や折れた枝・落葉で踏み後がはっきりしない所が多かったが、登り下りとも見易い位置の木々に赤ペンキで○×が示されており、ひじょうに判り易かったように思う。

登山口から急斜面の道を登り、林道(廃小屋)でひと息ついた後、登り口を見逃し、痛恨の道間違いをしてしまったが、それ以外は何とか順調に前黒法師岳山頂まで辿り着く事が出来た。
眺望が殆んど無く、只管急坂を登り続けるこの登山路は、昨年登った笹山(黒河内岳)を思い出させるものであった。

標高1,200mを過ぎた辺りからは、紅葉を楽しむ事が出来たし、森の木々に包まれて歩く気分を堪能出来たと思う。また、登山口からの往復で出会った登山者は一人のみで、ひじょうに静かで楽しい山歩きとなった。

登山口に下山後、飛竜橋から駐車場までの道は、ひじょうに多くの観光客に紛れて歩く事になる。人混みと喧騒にどっと疲れてしまったが、予定より少し早く、無事駐車場にゴール!
これから、11月に入り寸又峡が紅葉で染まる様になると、更に混雑するのだろう。(夢の吊橋を渡るのに1時間待ちが出来るそうだ。びっくり!)

下山後は、駐車場のすぐ前にある、翠紅苑の日帰り温泉に入る。ぬるぬるとした湯は、疲れを癒すにも最高であった。

今日も、安全に山歩きを楽しむ事が出来た。ありがとうございます!!

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コメント

お久しぶりです。
標高差1400mお疲れ様でした。
前黒法師岳最初から急登で楽し辛い山ですよね。
私が登った時も林道(廃小屋)で右に行き迷っていた方がいました。
maychan2さんはここのところ快調にあるかれていますね。
膝の調子がよいようでなによりです。
また、ご一緒できる機会があれば是非誘ってください。


2018/10/30 20:32
コメントありがとうございます。
ご無沙汰しています。
昨年の12月に忘年山行して以来、ご一緒していませんね。
年内に何処か一緒に登りましょう。登りたい山はありますか?

前黒法師岳は、miwama5さんの記録を参考にさせて戴きました。
膝痛は出なかったのですが、帰ってからの筋肉痛が大変です。
次は朝日岳と沢口山に行きたいと考えています。しかし静岡から山越
えの運転が、結構大変ですね。麓のキャンプ場でテント泊して、二つ
の山とも登ってしまおうかと検討中です。

今年も残すところ2ヶ月。あと4〜5回は山に行きたいですね!
2018/10/31 7:30
プロフィール画像
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