甲武信ヶ岳

2012年01月14日(土) ~ 2012年01月15日(日)

• GPS: 22:30
• 距離: 48.2km
• 登り: 5,960m
• 下り: 6,006m

コースタイム

1/14　駐車場5:15〜赤沢吊橋6:45〜柳避難小屋9:25休憩9:40〜十文字峠14:45〜大山16:00〜幕営16:10
1/15　起床2:30〜撤収4:15〜尻岩5:30〜三宝山6:35〜甲武信ヶ岳7:15〜破風山9:20〜雁坂嶺10:45休憩11:00〜雁坂小屋11:40〜樺小屋13:25〜岩道場14:20〜雁坂峠登山口15:10〜駐車場15:50

天候

1/14 雪のち晴　最高気温-5℃、最低気温-19℃
1/15 晴　最高気温-5℃、最低気温-24℃

アクセス

利用交通機関：

自家用車

入川渓流観光釣場の駐車場に停めました。
駐車場まで雪・凍結はありません。
釣場開設期間(3/1〜11/30)は￥500/日のようです。

コース状況／危険箇所等

赤沢吊橋まで・・雪はほとんど無く、枯葉道です。幅広く凍結している箇所があり要注意です。
柳避難小屋まで・・細い巻道です。1カ所氷瀑で、どうしてもアイゼンが必要なところがありました。雪は3〜5�僂�らい。
十文字峠まで・・少し道が太くなります。雪量は変化なし。雪の下の枯葉で滑ることも。1日目はアイゼンを使いませんでした。
甲武信ヶ岳まで・・岩の多い道です。雪量は変化なし。鎖場2カ所あり。ここまで人の足跡なし。
破風山まで・・道がしっかり踏まれているので、雪は気になりません。
雁坂小屋まで・・雪は10�僂�らい。広くて歩きやすい道です。
岩道場まで・・ここからまた踏跡が無くなりました。日陰は雪道、日向は枯葉道。危なくない鎖場3カ所。下るにつれ雪は少なくなりますが、雪の下が凍っています。
駐車場まで・・急激に下ります。スリップ・膝痛注意。釣場入り口から20分くらい離れたところが登山口。法面工事のせいでしょうか。
温泉・・道の駅大滝温泉に入りました。￥600。19:00まで。無色無臭ですが、ツルツルのお湯でした。

写真

1/17 22:21

1/14　入川林道ゲート

1/17 22:21

休憩所
ゲートの真横にあります

1/17 22:22

ジグザグ林道にあった横道
レールでできた手摺りがある
からここかと思っちゃいました

1/17 22:23

ここが本物
写真は登山道側から撮ってます。
林道を歩っていると文字が見えません

1/17 22:23

赤沢出合

1/17 22:23

赤沢吊橋
どっしりしてます

1/17 22:23

1/17 22:24

斜めに撮ったわけじゃない

1/17 22:24

1/17 22:24

細く道が見えてます
雪が積もったらわからないでしょうね

1/17 22:24

あの稜線歩くのかな

1/17 22:25

崩壊した斜面
トラロープは掴みづらいです

1/17 22:25

氷瀑
眼下の沢までカッチカチ

1/17 22:26

ここアイゼン必須
ほんの数歩ですが、靴だけで
渡れる人はいないと思います

1/17 22:26

1/17 22:27

柳避難小屋

1/17 22:27

広いです
残置アイテムも豊富

1/17 22:28

真ノ沢林道分岐

1/17 22:28

真ノ沢吊橋
ジャンプ台のごとき立ち上がり

1/17 22:29

長〜い巻道の始まり

1/17 22:30

黄色に光る岩
写真がよくないですが、
ペンキを塗ったように黄色です
苔が光っているのでしょうか

1/17 22:30

1/17 22:31

冬山といえば霧氷

1/17 22:31

この道標多し
距離や時間を書いてくれると
ありがたい

1/17 22:32

十文字峠

1/17 22:32

十文字小屋
今回立ち寄れなかった

1/17 22:32

大山への登り
・・と思ってました

1/17 22:33

1/17 22:33

武信白岩山への登り
名の通り岩登りでクサリ付き
・・と思ってました

1/17 22:33

大山山頂
予定の尻岩幕営は断念です

1/17 22:33

夕景

1/18 20:31

1/15　白岩山山頂分岐
往復するようなのでパス
暗いし

1/18 20:31

尻岩
前後に幕営適地がありました

1/18 20:31

三宝山
ここだけ寂しいです

1/18 20:31

甲武信ヶ岳への登り
これは間違いなく

1/18 20:32

わが分身
三脚欲しい・・

1/18 20:32

1/18 20:33

1/18 20:34

甲武信小屋

1/18 20:34

1/18 20:35

西破風山
ここは撮影ポイント

1/18 20:35

1/18 20:35

2010年、この辺の木は
モンスター化してました

1/18 20:36

新しい道?
これ初めて見ました

1/18 20:36

破風山避難小屋
いつもお世話になってます

1/18 20:36

小屋前からの富士
ここは好きなとこです

1/18 20:38

1/18 20:38

1/18 20:39

東は展望があります

1/18 20:39

雁坂嶺への登り
破風山以降は、下りのみと
思ってたから・・

1/18 20:39

雁坂嶺

1/18 20:39

いい雲が出てきました

1/18 20:40

初冬のような雁坂峠

1/18 20:40

雁坂小屋方面

1/18 20:40

1/18 20:40

雁坂小屋
下山後偶然ご主人に会いました

1/18 20:41

ここからトレースなし

1/18 20:41

この道の先は・・

1/18 20:41

これです
同じ季節と思えない
しかもこの橋、「恐怖の報酬」か

1/18 20:42

危なくないクサリ場1

1/18 20:42

危なくないクサリ場2

1/18 20:42

危なくないクサリ場3

1/18 20:43

地蔵岩分岐
ここもパス(泣

1/18 20:43

樺小屋
かわいい小屋

1/18 20:43

きれいです。ストーブもあるし

1/18 20:43

倒木多いです

1/18 20:44

突出峠

1/16 22:17

岩道場
奇岩でもあるのかと
思ったんですが

1/16 22:18

怒涛の下り

1/18 20:44

1/18 20:44

雁坂峠登山口
ここから国道140号を歩きます

1/18 20:44

入川林道の注意書き
もう行って来ちゃったよ・・

撮影機器：

PENTAX K100D Super ペンタックス

感想

BBC

今年の登り初め、甲武信ヶ岳です。

今回は新アイテム、I/OデータのGPSロガー「旅レコ」を持って行きました。
ルートはその記録をそのまま上げています。
1日目は設定をいじりまわしたせいか変なことになっていますが、2日目はかなり信憑性があります。
記録設定は10秒間隔で使用しました。104728点記録できるので、1日10時間(電池寿命)で29日分記録できます。
動作温度は5〜35℃とありますが、-20℃でも動作しましたし、2日目は11時間以上経っても電池切れしませんでした(eneloop)。
防水対策をどうするか検討中です。

blk_ghostさんのレコに刺激されて、北側からいつもの逆回りルートにしました。
出発時天気はなぜか雪。今年も雨男かと思いましたが、なんとか晴れ間が見えてくれました。
しかし、谷筋の樹林道には陽射しがあまり届かず、うす暗い雰囲気でした。
実際の道筋が地図のイメージと合わなくて、かなり長い距離を歩いているような錯覚をしていました。道は分かりやすく迷うことはないと思いますが、テープは少なめです。雪が深いと危ないかもしれません。
雪は気にするほど積もっていないのですが、アイゼンを着けたほうが安定して歩けると思います。
夕方には風が強くなり、急激に気温が下がって、腕までしびれがきました。以前にも汗を吸った袖が凍っていた経験があります。
甲武信ヶ岳からの踏み跡の多さは相変わらずですが、雁坂峠までもトレースがあったのは今年が初めてでした。実際、6人の方と遭いました。東破風山の登りなど、初めて道の形を見ることができました。
柳小屋や樺小屋がきれいだったのもうれしい収穫です。下山後駐車場への道中に、雁坂小屋のご主人が声を掛けてくださり、しばし歓談できたのがサプライズでした。
暗いうちから歩いて、余裕のない行程だったため、立ち寄れなかった場所が多いのが残念でした。またの機会の楽しみにします。