鳳凰三山 山梨百名山、写真未登録
- GPS
- 14:34
- 距離
- 17.1km
- 登り
- 2,125m
- 下り
- 2,101m
コースタイム
1日目
地点 発着時刻 移動時間 休憩時間他 備考
青木鉱泉 05:28 0:52 0:00
中道口 06:20 2:03 0:00
2,050m 08:23 2:21 0:41
薬師岳 11:25 0:13 0:27
観音岳 12:05 1:13 0:48
地蔵岳 14:06 0:51 0:00
鳳凰小屋 14:57
移動時間合計:7時間33分 休憩時間合計:1時間56分
2日目
地点 発着時刻 移動時間 休憩時間他 備考
鳳凰小屋 06:06 0:43 0:00
五色滝 06:49 0:28 0:11
白糸滝 07:28 1:24 0:07
南精進ヶ滝 08:59 0:47 0:40
コース合流点 10:26 0:37 0:00
青木鉱泉 11:03
移動時間合計:3時間59分 休憩時間合計:0時間58分
天候 | 2日とも晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2007年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
所在地 山梨県北杜市、南アルプス市、韮崎市 危険箇所 オベリスク 累積標高差+ 2,123m 累積標高差- 2,123m 沿面距離 16.4 |
写真
感想
1日目 青木鉱泉‐鳳凰小屋
青木鉱泉に駐車し、駐車料金2日分1500円を支払い出発する。 中道登山口へは、昭文社の山と高原地図や、国土地理院の2.5万分の1地形図では、駐車場所から車道を戻り橋を渡り、小武川林道を行くようになっています。 しかし実際には、青木鉱泉の建物の前を通り、ドンドコ沢コースを300m行った所で小武川を渡渉し、小武川林道に出られます。 小武川林道の中道登山口は、手前右に小さな小屋がひとつ、直ぐ先右に大きめの小屋、この大きめの小屋の手前です、中道登山口の標識もあります。 この標識には注書きがあり、何でも中道はきつい登りなので、無理だと思われたら引き返しなさい、と言う事でした。
中道登山道は自分の現在位置が確認し難い道です、位置確認し易い箇所を挙げると、
・ 登山口から50分ほどで小武川林道を横断する。 車が入れるかは不明。
・ 林道横断点から60分ほどで岳樺の散在する開けた笹原。
・ 笹原から75分ほどで御座石(大岩)。 途中に標識あり。
・ 御座石から70分で展望ポイント。
・ 展望ポイントから25分で薬師岳。
などです。
登山道は登山口から展望ポイントまでは、上に記した4箇所しか目ぼしい場所はなく、後は樹林帯の中を淡々と登ります、傾斜自体は結構きついのですが、木の根岩角ロープや鎖に掴まる等は殆ど有りません。 周辺の木々は殆どが栂で、一部岳樺、橅、水楢、などが混じるが、標高差による樹種の変化を殆ど感じません。 薬師岳に近づくと先ず石楠花が現れ、次いで岳樺這松が現れると稜線は近い、登山道は薬師岳の鞍部で西側を巻く稜線道と合流する。 登山道は薬師岳頂上を通らないので、頂上に寄り道し途中展望のなかった分も堪能する。
薬師岳到着が11時25分、鳳凰小屋に4時前に着きたい、コースタイムは地蔵ヶ岳経由で2時間45分、まだ昼食も取っていないし急がねば、と言うわけで薬師小屋側のピークには寄らず、観音岳に向かう。 這松と岳樺の散在する快適な稜線を急ぐ、と15分で観音岳に到着、コースタイムでは45分、あまりの違いに愕然とする、薬師小屋側のピークに寄らなかったのが残念至極となる。 稜線、観音岳では手早くバチバチ写真撮影し先へ進む、稜線から鳳凰小屋への分岐点を確認した所で昼食休憩を取るつもりで歩いていると、12時前に分岐点を発見、手前の山陰にて昼食。
観音岳から赤抜沢の頭は今日はじめての岩場、少し疲れが出てきたので慎重に通過する、赤抜沢の頭直前で地蔵ヶ岳方向に道あり、何の表示もないが行先は地蔵ヶ岳か鳳凰小屋しかない、近道しようと下ると鞍部に出る手前で左上からの良い道と合流、左上の道が正しい道だ。 鞍部の稜線少し下に柱らしきものがある、近づいて見るとなんと山梨県百名山鳳凰山・地蔵ヶ岳の標柱だ。 地蔵岳オベリスクとは小さなピークをはさんだ反対側だ、鳳凰小屋から登ってきて鳳凰小屋に戻る人たちには気づかれ難い位置にある。
地蔵岳オベリスクは登れそうだが一寸手強そう、取り付き点近くまで言ってみたところ、頂上にはロープがかけられていた、登りたい気はあったが疲れとロープは結構ぼろで信頼できないので止めた、体力的にも今は無理と自分に言い聞かせる(出来ない訳けじゃないと自分を納得させる)。 鳳凰小屋へ下る、花崗岩の崩れた砂礫の道を、富士山の砂走り風に(あくまでも風である)下る、転んでも大丈夫なところだけ少し走ってみる、最近膝を鍛えている効果が出たのか何ともない。 鳳凰小屋には予定通り15時到着。
本日の予定は後ビールを飲むことだけを残して完了。
2日目 鳳凰小屋‐青木鉱泉
今日はドンドコ沢を下って帰るだけ、だけど滝見物は欠かせない。 鳳凰小屋の親父の話ではドンドコ沢の下りで事故が多い、場所は難路を過ぎた所でばかり、と御座石鉱泉に下ることを勧めていた、もっとも鳳凰小屋と御座石鉱泉は同一系列の経営だから話半分に聞いておく。 ドンドコ沢を下るといっても本当の沢下りがある訳ではなく、沢に割合近いところ道が付けられているだけで、簡単に沢に降りられるわけでもない。 鳳凰小屋から40分下ると五色滝、滝壺までいけるが私のカメラでは全体が収まらない、それより手前の方で全体像を収める、大陽の角度が良く虹が滝に掛かる.
ところでドンドコ沢には著名な滝は三つ、上から、五色滝、白糸滝、南精進ヶ滝、とどの資料にも記載されている、私の頭の中にも滝は三つで順序も出来上がっていました。 五色滝より30分で白糸滝に到着、思ったよりも幅広の水量も豊かな滝でした。 ところで白糸滝の入口の標識に下り方向は鳳凰の滝と書かれていました、記憶にない滝名だが下り方向だし、取り敢えず標識頼りに歩きはじめました。 メインルートと分かれて少し行くと三差路になります、鳳凰の滝は沢沿いの上流方向と標識は示しています、初めて聞く名前だし登り返すのもなんだなあ、しばらく逡巡しましたが結局パス。
道は段々と険しくなって来たような気がする、これが親父の言っていた難路なのか、確かに木の根岩角などに手をかけて下るが、所謂鎖やロープが頼りという危険ではなく、躓いたら止まれなくて滑落する危険で、つい無理をしてしまい勝ちだかららしい。 白糸滝から1時間25分南精進ヶ滝着、登山道から展望台まで50mと標識に書いてあったがもう少し遠いようだ、展望台から滝までは距離がありできればもう少し近づきたいが、丸い手がかりの無い岩なので上りはともかく下れない、滝自体の落差はあまり無いが上部は垂直に落ち、下部は滑めの、水量もあるバランスの良い滝でした。
南精進ヶ滝を出て30分燕頭山が源頭の沢を渡渉する、休むに丁度良い岩が転がっているし腹も減ったし、林の中では中々良い場所が見つけられないので早めの昼食です。 鳳凰小屋のお弁当ですが、ご飯が良く炊けていません、蒸らし不足です、朝食はまあまあだったので、お前らもっと早起きして弁当作れよと呟きながらも完食しました。 腹に物が入ると歩きにも余裕が出てきます、道の険しさも段々と薄れてきます、1時間下ると沢コースと山コースの合流点、沢コースはここからドンドコ沢に下り、山コースは支沢を越えて巻いていくようです。
沢コースを取りました、ドンドコ沢の堰堤が改装工事中で登山道が一部付け替えられています、ごく最近のことらしく工事関係者が道を整備していました。 沢に出れば青木鉱泉はもう直ぐです、30分で中道ルートの分岐点、2分で山コースの分岐点、更に2分で青木鉱泉着。 青木鉱泉からは来たときとは別の、甘利山経由で帰ろうと思う、青木鉱泉から1.5卉賄世捻折、甘利山に向かう1.8劼濃虻肱、直進が甘利山だが工事中で通行禁止、仕方なく左方の韮崎に行く。 この道は韮崎市のJR韮崎駅とは釜無川の対岸となるあたりに出る、実際の場所は神山町武田、県道12号線の武田八幡宮北側の三杉入口バス停。
国道20号線に出るには。
県道12号線を南へ600m武田八幡宮前を左折、西へ1.3卩崎西中学校先を右折、400m先の武田橋南詰を左折、武田橋を渡れば国道20号線にぶつかる。 甲府は右方向。
国道52号線に出るには。
県道12号線を南へ2.0區号甘利山入口を左折、道なりに1.8劼嚢馥52号線の船山橋南詰、左へ船山橋を渡れば国道20号線にぶつかる。 橋を渡らず右に国道52号線を行けば静岡方面。
又静岡方面なら、県道12号線を南へ道なりに行けば12劼嚢馥52号線に合流する、国道52号線は合流したら直ぐの信号小笠原橋北詰を右折し橋を渡る。
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