位山から川上岳〜飛騨三名山の二峰を歩く〜


- GPS
- 08:22
- 距離
- 22.3km
- 登り
- 1,407m
- 下り
- 1,397m
コースタイム
- 山行
- 7:00
- 休憩
- 1:22
- 合計
- 8:22
天候 | 午前:曇り 午後:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
トイレあり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・綺麗に整備されているのでとても歩き易いです。トレラン大会にも使用されるコースであるためか、登山道脇の笹ヤブもしっかりと刈り払われています。 ・標識等もたくさんあり、道に迷う事はないと思います。 ・標準コースタイムは、『岐阜県の山』(山と溪谷社)によると、モンデウス〜川上岳往復で7時間45分〜8時間くらい(休憩含まず)のようです。 ・ダナ平林道は11月5日(月)から16日(金)まで通行止めになるそうです。 http://www.montdeus.jp/2018/10/23/%e2%97%87%e3%80%8c%e3%83%80%e3%83%8a%e5%b9%b3%e6%9e%97%e9%81%93%e3%80%8d%e9%80%9a%e8%a1%8c%e6%ad%a2%e3%82%81%e3%81%ae%e3%81%8a%e7%9f%a5%e3%82%89%e3%81%9b/ |
その他周辺情報 | 臥龍の湯。 http://www.garyunosato.jp/%E6%B8%A9%E6%B3%89-2/ 室内の大浴場は温泉ではない?(塩素臭だけした) 露天風呂はいい感じの温泉でした。 |
写真
感想
★登山ルートの感想
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スキー場のゲレンデを登り切った後は、ひたすら緩斜面という感じです。
位山〜1443mピーク(第6ピーク)
細かいアップダウンが連続します。登り下りにウンザリするが、1443mピーク前後がやや急登っぽくなる程度で、あとは比較的緩やかな斜面です。(この時点で帰りの事に思いを馳せるとゾッとします(笑))。
1443mピーク〜川上岳
引き続きアップダウンが続きますが、△曚匹梁臺僂気呂呂覆ご兇犬しました。中間部まで来ると、あとは川上岳まで緩い登りが長く続きます。
だ郛絣戞1443mピーク
この区間の下りはかなり楽です。1443mピークの登り返しがきついだけ。
1443mピーク〜位山
下りで一番きつかったのはこの区間です。登りとほぼ同じようなアップダウンの繰り返しなので、疲れた足腰にこたえます。何度も立ち止りつつ進みました。先は長いので体力を温存しつつ歩きました。
Π婿魁船皀鵐妊Ε
最後は下りオンリーです。何とか体力は温存できたので、緩やかな斜面をトレランもどきで一気に駆け下りました。走るのがとても楽しい斜面で、トレランのコースとしては人気があるのかなと思いました。大会のコースにもなっていますし。
★その他の感想
今回はコースは長いが、さしたる急登もなく緩斜面がメイン。なのでザックは通常よりもややトレラン寄りのスタイルの25ℓのもの(アルティメイトディレクション)を選択。シューズもサロモンのローカットを。結果、歩き易くて良かったと思います。
持参の水分は、ハイドレーションの水1ℓちょっと、スポーツドリンク500ml×2、保温ボトルに入れた昼食用のお湯500mlです。下山時には水場で500ml補給。でも、そのうちハイドレーション500mlとスポーツドリンク1本は残りました。
曇っている時間帯が長かったため、発汗もそれほどなく、ウェアの着脱も一切しないで、ベンチレーションの調節のみで不快感なく通せたためだと思いました。
川上岳への道は「天空遊歩道」を謳っています。確かに標高1400〜1600mの歩き易い尾根道縦走ではありますが、殆どの区間で人の背丈以上の笹ヤブが登山道の両脇を覆い尽くしているので眺望がありません(時々、白山・御嶽・乗鞍が見える所はある)。なので、ひたすらストイックにアップダウンを繰り返すのみです(笑)。
今回は距離が長い為か、とにかく行動食をよく食べました。普段はあまり食べずに済ませてしまうのですが、今回はおなかの空きっぷりが凄まじく、否応なしという感じで途中で何度か軽食タイムにしました。
翌日はやはり筋肉痛になりました。ですが、いつものように太ももではなく、足の付け根(関節)付近の筋肉がやられました。急登などで使う筋肉ではなく、長距離歩行の筋肉を酷使したのかなと思いました。
位山三山には神話(民話)があり、『飛騨の民話』(未来社)のP165〜168に「刈安のぬし」のタイトルで出ていました。それによると、川上岳は「兎の馬場山」、天空遊歩道は「鍋のつる」と呼ばれていたようです。民話自体は、川上岳の女神と船山の女神が、位山の男神を巡って競い合い、川上岳の女神が勝つという内容の話。負けた船山の女神は深く悲しんで、尾根続きだった船山と位山の間を切り崩して谷にしてしまったのが、今の無数河(むすご)の谷だとも。
★飛騨一宮水無神社「奥宮」について
『岐阜県の山』(山と溪谷社)P72やモンデウスのHPなどでは、位山の奥宮が水無神社の奥宮であると断定的に記載されているので、帰りにふもとの水無神社で参拝した折に社務所で話を聞いてみたら、「奥宮は水無神社とは関係ない」との事。確かに、水無神社のHPでは「当神社の奥宮と称しています」とのビミョーな感じの記載。
位山山頂と祭壇石と水無神社はレイライン的に一直線につながるだの、何かと相関関係にありそうな位置づけなので、いつの間にか水無神社の奥宮になってしまったのかも知れません。
下山後に立ち寄った温泉(臥龍の湯)でも、「4000年前の位山の古代文明!」的な掲示が目に付いたので、位山神秘エリアの一つとして水無神社も取り込まれているという事なのでしょう。スキー場の名前からして「Mont+Deus=山+神」ですね。
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