霧ヶ峰(車山・南/北の耳・ゼブラ山):半袖隊長、中央分水嶺を忠実に辿ってから上諏訪へ
- GPS
- 06:31
- 距離
- 24.9km
- 登り
- 422m
- 下り
- 1,450m
コースタイム
- 山行
- 6:11
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 6:31
累積標高(上り): 379m /累積標高(下り): 1404m
★EK度数:35.67=24,86+(379÷100)+(1404÷100÷2)
→→→判定「●EK32〜40未満 日帰りとしてはきつい」
EK度数=合計距離+(累積標高上り÷100)+(累積標高下り÷100÷2)
Thanks to murrenさん⇒
http://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=142
(標高グラフ機能の「SRTM標高」値を採用)
天候 | 晴れのち曇り 一次小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
(注1)特急あずさ(新宿7時発)を利用するより普通電車を乗り継ぐ方が茅野到着は早い。 (注2)アルピコ交通1,550円(現金のみ) 【復路】歩きでお宿へ |
コース状況/ 危険箇所等 |
★コース状況【】 全長は約25km(但し約0.4kmは道迷い)のうち次の2区間(合計で約13.5km)が道路。 ●鎌ヶ池キャンプ場跡〜沢渡(約1.8km/砂利道) ●霧ヶ峰IC〜上諏訪駅〜お宿(約13.5km/舗装路) ー峪蓋⇒車山⇒ゼブラ山⇒鎌ヶ池キャンプ場跡 車山山頂前後は広い登山道。中央分水嶺部分は長和町が観光振興で力点を置く道で道標などしっかり整備されている。笹原の中の起伏のなだらか道だが、北の耳から(ゼブラ山に向かって)下山直後の粘土質の急降下は、短区間だが、厄介である。個人的には下り用にロープ設置が望ましいと思う。 鎌ヶ池キャンプ場跡⇒沢渡 林道が主体で問題皆無。 B渡⇒霧ヶ峰IC⇒強清水BS【⇒要注意区間】 沢渡から園地を抜ける道は途中で岩場歩きが多くなったと思ったら、誘導用ロープがなくなった地点から先で道が消滅した。 どこかで誤って下り方向に進んでしまったようで、約10分ほど笹の生い茂る斜面を強引に這い上がって正規道と合流した。 霧ヶ峰ICから先は舗装された観光歩道で問題なし。 ざ清水BS⇒科の木BS⇒上諏訪駅⇒お宿 県道40号線を下れば間違いなく上諏訪駅に至るが、クネクネする分だけ長くなる。事前に3ヶ所のショートカット候補地を選定したが… (1)霧ヶ峰キャンプ場内:途中で道が途切れて、結局は強清水BSに戻った。 (2)地蔵から科の木BS:クルマも通行しているらしき林道で見通しもよく何ら問題なく歩けた。恐らく1.5kmほど短縮できたと思われる。 (3)霧ヶ峰養護園:取付き地点がはっきりせず諦めた。 上記以外は完全な道路歩きで、専用歩道はないが、クルマの通行量はさほど多くない。 ★水場:なし ★渡渉箇所:なし ★泥濘状況:なし ★蜘蛛の巣 :なし ☆半袖 タイム:出発から全行程 ★半袖 出会い指数:なし ☆半袖 驚かれ指数:なし ★入山者: ー峪鎧劃坐宛紊任魯螢侫藩用の観光客も含め多数 中央分水嶺では3組7人(ワンちゃん3匹連れのご夫婦も) B渡付近で3組5人(往路のバス同乗者1人と再会) て始下りでは出会いなし |
その他周辺情報 | ★登山ポスト:なし(コンパスにて提出) ★駐車場:車山の肩(無料・舗装…十分に空きあり) ★トイレ:奥霧小屋(休業中)近く、霧ヶ峰IC(霧の駅) ★携帯 :基本的に圏内 ★食料調達処:NewDays茅野店(茅野駅改札口) ★酒類調達処:ファミマ上諏訪駅前店 ★飲食店:寄らず ★温泉:下記宿泊先が温泉 ★宿泊施設:民宿すわ湖 http://www.suwako.net/ https://www.tocoo.jp/detail/4002470 https://www.jalan.net/yad393528/ 料金:一泊二食6,500円…一人利用(電話にて当日朝予約) WiFiあり、温泉24時間入浴可、夕食18時/朝食7時、酒類持込み自由/コンビニ1分、浴衣・大小タオルあり、洗濯・乾燥機(有料)、布団は事前に敷いてある、現金のみ |
写真
感想
10月22〜23日に「松本⇒美ヶ原⇒和田峠⇒下諏訪」と歩き、拙宅から松本駅までの足跡(赤線)が繋がった際に、ymahaeroさんから五の一番に「祝・中央分水嶺踏破」とのコメントを頂戴しました。
そのレスにも書いたのですが、拙者の場合、車山付近から蝶々深山を経て八島湿原に繋がっているため、厳密に言えば、中央分水嶺をまだ歩いていませんでした。
そこでどんな行程で歩けるのか調べたら、なんと、そのyamaheroさんがほぼピッタリのレコを上げていらっしゃいました(⇒拙者もコメントを入れていました)。
★2016年09月03日(土) :車山・霧ヶ峰で避暑(高原散策から上諏訪駅まで)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-951983.html
「そうか…ほぼそっくりこれを真似たらいいんだ!」と思って、アルピコ・バスのダイヤを調べたら、
●春・夏・秋季ダイヤは11月4日で終了
●平日ダイヤではなく土休日ダイヤでないと歩き始めが1時間以上も遅くなる
●それ以降のダイヤでは運行本数は減便される
●かつ、車山肩BSには行かず、車山高原BS止まりになってしまう
●すると万が一エスケープする際の上諏訪行きバスがない
ことが判明しました。
11月3日は重要な年中行事(吾那神社秋祭り)があるし、行けるとしたら4日だけか( ゜Д゜)
でも、3日の夜は高校クラス会もあるので半日近くは酒漬けだし、翌朝、起きれるかなぁ(-。-)y-゜゜゜
…と思いながらも1号隊員に恐る恐る切り出したところ
「いいわよ、ワタシ、用があるから!」
とあっさりと容認されました。
お袋殿にも根回しし(⇒認知症なのですぐに忘れますが…)、迎えた4日の朝、無事に始発電車に乗ることが出来ました。
茅野駅からバスに乗ったのは10人。車山高原や車山肩で大半が下車し、残りの数人は八島湿原まで乗っていったようでした。
本計画の懸念材料は、まだ明るいうちに上諏訪駅に下れるか?でした。
yamaheroさんと拙者の計画はほぼ一緒ですが、異なる主な点は
●yamaheroさんは蝶々深山経由
●拙者はゼブラ山経由
なので、拙者の方が若干長めになりますが、それは五十歩百歩の世界です。
そしてyamaheroさんの上諏訪駅到着時刻は15時52分。
拙者でもなんとか17時には着けるかな?
もし、日が暮れても道路歩きだし…。
あれやこれや考えて決行しましたが、蝶々深山の道もゼブラ山の道も、周囲の眺望も含め、あまり大した差はありませんでした。
沢度から霧ヶ峰ICでは、正規ルートを外してしまい藪漕ぎを余儀なくされましたが、今、改めてyamaheroさんのレコ写真を拝見すると、拙者はどこかで進行方向右手に下ってしまったのがよく分かります。
ずーっとロープが張られていたのに、どこで踏み跡を見逃したのだろう?
県道40号線下りでは、なんとかショートカットしようと試みるも結果は「一勝一敗一引き分け」でした。
一勝で約1.5km短くなり、一敗で約0.4kmほどロスしたので、トータルでは約1km短縮できました。
でも…でも…上諏訪駅に到着したのはyamaheroさんより約45分遅れでした。
まだ十分に日帰りできる時刻でしたが、せっかく上諏訪まで来たんだから…といつもの(と言ってもまだ3回目)民宿でゴロゴロしてきました。
お疲れさんどした<m(__)m>
隊長
コメント
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yamabeeryuさん、こんにちは!
なんとお祭り&クラス会の2本立て宴の翌日に朝一番で茅野までとは
バスの運行上の日程だったのですね。
北の耳の下りは私もへっぴり腰どころかお尻つきながらの通過でした。
短いながらも緊張の道ですね。
沢渡から先の道
てっきり、観音沢の古道コースかと思っていたら違いました。
そちら(観音沢)だと上諏訪駅には遠くなるのですね。
上諏訪での温泉もお一人でゆっくりのんびりされたのではないでしょうか。
そして、翌日は街道歩き?
また新たな赤線繋ぎの旅が続くのでしょうか
「これが最後のチャンス」(1977年/庄野真代)って歌が流行ったのですが、その通り、運行最終日に駆込んで来ました。
始発電車に乗らないと茅野発に間に合わないので、もしかして寝過ごすかもとの心配もあり、上諏訪のお宿の予約も茅野に着いてからでした。
北の耳の直下は、恐らく標高差はたかだか15mぐらいでしょうが、霧ヶ峰では「最強の下り」かもしれません。
あの粘土質の地層に加え、笹の根っこが滑り易い…でもその笹の茎を掴みながらへっぴり腰で… 難儀しましたよ、あそこは
観音沢の古道コース…って何処?
NHK放映後に、ヤマレコでもちょちょこっとレコアップされていますね。
拙者の場合、7月に上諏訪駅前の観光案内所で、霧ヶ峰から下って来る道がないか尋ねたのですが、「案内所としてはハイキングルートを把握していない」との回答だったので半分諦めていました。
そこにyamaheroさんのレコを思い出したものですから、やっぱりこれ(⇒県道40号線)しかないかと。
観音沢コースを歩く場合は、下諏訪駅から(バスかタクシーか)になりますね。
sumihiyoさんもコメントされているyo4eeさんレコのように、大平登山口までタクシーで乗り付けるのが手っ取り早いようですね。
拙者の場合、それをやっちゃうと妙な赤線の端っこが残るのでやりませんが…
今頭に浮かぶのは二つの方法ですが、それはそのうちに山行計画に落とし込んでみます。
翌日はご明察の通り(…て山行計画を公開していますが)、せっせと甲州街道で江戸方面に向かいました
隊長
吾那神社のあとで同窓会だったんですか
その次の日に茅野?!
ちょっとあり得ないですね、普通(笑)
諸種事情でクラス会は11月3日で決め打ち・通告されてきまして、あれ困ったなぁと思ったのですが、「秋祭りは昼、クラス会は夜」ですから、まぁ、なんとかなるかと
バス運行日の制約上、11月4日しかチャンスが残っていなかったので…頑張って早起きしました。
でも県道40号線の下りでは、残念ながらyamaheroさんばりには飛ばせませんでした。
yamaheroさんって速いあなぁ…と思いながら、上諏訪駅にゴールした次第です。
隊長
yamabberyuさん、こんばんは。
行きましたね 、縦横にハイクコースの走る霧ヶ峰でややもすれば取り残されがちな中央分水嶺、シマウマ両耳コース。ゼブラ君もご機嫌だった(両耳が立って見えてる・・・・=晴れて 展望が効いてた)ようで何よりです。
このややマイナーなミニ分水嶺コース、小生も昨春30年越しにやっとつないだのですが、僅か2週間で完結させるとは、流石実行力の隊長です 。
おまけに、小生は車山肩〜沢渡まで3時間半を要したところ2時間半で歩いておまけに上諏訪まで歩いちゃうとは・・・・ 。
しかしこの稜線、「分水嶺縦走 !」と気負うには、あまりにも平坦なコースですよね。でもコースの大半で展望はばっちり で、観光地霧ヶ峰にあっては人も少なめなお得なコース ?同じ耳でも、谷川岳の耳よりはるかにお手軽です。
思わず吹聴したくなりますが、人が殺到しては元の木阿弥ですので、そっと八島湿原の”葦”・・・・はないから”カヤ”か”スゲ”にでも囁きましょうか。
「お得な耳はシマウマの耳」
(↑王様の耳はロバの耳のもじりですが苦しい ?)
白樺湖近くに1号隊員の健保保養所があった頃は年に数回は通っていたのですが、今はそれもなくなり、足が途絶えていました。
思えばその頃に歩いときゃよかった のですが、後の祭り。
拙者もメジャーな蝶々深山コースは何度か歩いていたのですが、両耳・ゼブラコースは、山彦尾根までわずかながらも標高を上げるのが面倒で見送っていました。
車山山頂付近は、展望リフトに乗って来た観光客で賑わっていますが、山彦尾根は圧倒的に人が少ないですね。
でも山彦尾根を歩くと、稜線の北東側(姫木平)が気になりますねぇ。
下れば別荘地があるそうで…住民になれば、毎日半日コースの絶景ハイキングを楽しめますよ
今回で(宿泊しなくても)日帰りできると実証したので、姫木平や長門牧場などを巡る(名川町が定めた)分水嶺完結コースを考えてましょう。
ところで分水嶺で観光振興を図る長和町ですが、「長門町・和田村」が2005年に合併し、町名は両町村の頭文字より命名されたって今回初めて知りました。
さらに長門町は「長久保新町・長窪古町・大門村」が1956年に合併して、やはり3町村の名前から命名されたとか…知ってました?(⇒ここ、イチロー風でお願いしますm(__)m)
真の王様の耳を持つodaxさんならご存知かな?
隊長
おはようございます🎵
スミヒヨさま他、皆様もコメントされてますが、秋祭りの後に同窓会?翌朝始発で霧ヶ峰?
タフですねぇ (;^_^A
全然関係ありませんが、私が小学生の頃、象印の魔法瓶水筒「タフボーイ」というのを遠足などに持参していたことを思い出しました ( ̄∇ ̄)
さて、中央分水嶺、のぺ〜っとした霧ヶ峰の分水嶺は、稜線ではなく丘のような感じでしょうか。
しかし、24時間入浴出来て2食付、6,500円とはリーズナブルですねぇ。せっかくですから、泊まらない手はありませんね!
ナイス!タフボーイ!
おつかれさまでした〜 (´▽`)ノ
スイマセン、朝から前頭葉が…
24時間戦えますか(→時任三郎調でお願いします )
ヤクルトタフマン (→伊東四朗調でお願いします )
改札口で君のこと (→野口五郎調でお願いします )
(注)3⇒4⇒5と韻を踏んでいますが、「5」は…無理矢理です
霧ヶ峰や車山高原は全体的にそうですが、特に車山〜八島湿原の間はなだらかな起伏で、かつ、道が整備されているので「切り立った感」はありません。
でも山彦尾根は(美ヶ原に向かって)左側は緩やかな笹原が続きますが、右側は意外に落ち込んでいます。
写真には載せませんでしたが、スキー場になっており、リフトも設置されているほどです。
民宿すわ湖は完全な家族経営で、某直前予約サイトだと(空きがあれば)一泊6000円とびっくり価格です。
少人数で切り盛りされているのであまり余裕はないのですが、大女将・若女将・ご主人(←と言ってもお若い)を捉まえてあれこれ話してみると…楽しいですよ
観光協会職員の方も「あそこは評判が良い」とおっしゃってましたから
隊長
半袖隊長、こんにちは。
霧ヶ峰は11月の声を聞くと、もうとっくに紅葉は終わって初冬の雰囲気ですね。
私の時は下るにつれて暑くなり大変だった記憶です。
ショーカットの林道よく歩かれましたね。
私も林道があるということは事前に察知していましたが、果たしてちゃんとショーカットできるのか、行き止まりにはならないか等心配だったので考えませんでした。
滑走路付近で山道を発見できず、「さっさと道路下って帰ろう」の気分でした。
中央分水嶺はまだ大門峠を越えて延々と続く訳ですが、とりあえず終わりです。
大門峠を越えたら、赤線が宙ぶらりんで佐久まで繋ぐハメになりますからね。
霧ヶ峰は標高2000m弱。
足下は笹の葉で青いものの、木々はほぼ落葉していました。
冬枯れになるのはあっという間ですね。
県道40号線歩きが短くならないか……。
地形図を拡大して、候補先を抽出しました。
yamaheroさんが素直に40号線をそのまま歩かれているので、やはり何か事情(障害)があるのかなぁ…と思ったり。
ただ山高地図にも二本線の道として載っているので、それなりの道かもと思ったり。
拙者も途中で引き返すかもリスクを考えるとかなり躊躇していましたが、現場に立ち、立派な轍のあるしっかりした林道を前に暫し思案。
クルマの往来も相応にありそうな道だ、行けそうだ との判断となりました。
結果オーライでしちた。
大門峠から長門牧場まで北上するのは簡単なのですが、その先を見通せませんよね。
そのまま北上して御代田方面に出て、佐久平へ展開するか?
拙者は踵を返しで、蓼科山7合目登山口と無理やり接続させる手もあるかなと思いますが、7合目からどうするの?って課題は残ります。
もっとも赤線繋ぎに無縁の方にはどうでもいいことですね。
半袖隊長
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