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記録ID: 1644383
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ハイキング
奥多摩・高尾

倉岳山・高畑山(梁川駅〜倉岳山北東尾根〜鈴ヶ尾山北西尾根〜幡野入口BS)

2018年11月10日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
06:42
距離
11.4km
登り
1,250m
下り
1,183m

コースタイム

日帰り
山行
5:44
休憩
0:57
合計
6:41
7:04
15
7:19
7:25
111
9:16
9:39
23
10:02
10:08
3
10:11
10:12
25
10:37
10:37
3
10:40
10:48
11
10:59
11:05
16
11:21
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16
11:37
11:37
5
11:42
11:49
116
13:45
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2018年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
紅葉に彩られ始めた桂川
紅葉に彩られ始めた桂川
道標には従わずに北東尾根への道に入る
道標には従わずに北東尾根への道に入る
雲海に浮かぶ扇山
1
雲海に浮かぶ扇山
紅葉が見られる尾根上の小ピーク
紅葉が見られる尾根上の小ピーク
急斜面にはロープが張られている
急斜面にはロープが張られている
倉岳山頂に到着
富士山が綺麗な姿を見せている
1
富士山が綺麗な姿を見せている
辿ってきた尾根道は行き止まりと表示されている
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辿ってきた尾根道は行き止まりと表示されている
北側の小金沢連嶺
北側の小金沢連嶺
百蔵山の奥には秩父の主稜が見える
百蔵山の奥には秩父の主稜が見える
古の風情を残す穴路峠
古の風情を残す穴路峠
北側が開ける天神山
北側が開ける天神山
高畑山へは急坂をジグザグに登る
高畑山へは急坂をジグザグに登る
高畑山の眺望は倉岳山には劣る
高畑山の眺望は倉岳山には劣る
岩稜は巻かずに直登も可能
岩稜は巻かずに直登も可能
石仏が残る突坂峠
石仏が残る突坂峠
鈴ヶ尾山への尾根道はしっかりしている
鈴ヶ尾山への尾根道はしっかりしている
荒涼とした雰囲気の鈴ヶ尾山頂
荒涼とした雰囲気の鈴ヶ尾山頂
山頂直下の岩場
このルート唯一の手製道標
このルート唯一の手製道標
小春の陽気にツツジも惑い咲く
小春の陽気にツツジも惑い咲く
猿橋・大月へのバスが出る幡野入口に下山
猿橋・大月へのバスが出る幡野入口に下山

感想

足早に標高を下げる紅葉前線を求めて、桂川右岸の秀麗富嶽を初訪問。
梁川駅に下りると、辺りは霧が立ち込めている。甲州街道を渡った先の梁川大橋からは、両岸が色づき始めた桂川の流れを大きく見下ろせる。舗装路を20分ほど歩き、倉岳山への登山道に入る。すぐに、右に北東尾根へと向かう明瞭な踏み跡が見えてくる。
しっかりした尾根を忠実にたどる北東尾根ルートだが、やはりそこはバリエーション。2度ほどイノシシの姿を見る。山で出会うのは初めてだ。最近、九州で砂防ダムに迷い込んだり、サラリーマンに猛突進したりというニュースが続いていたため、興奮させないように立ち止まってやり過ごす。2頭目のイノシシは、こちらに気づいているのかいないのか、悠然とマイペースで歩いて行った。
急坂は滑りやすく、ロープに頼りながら登る。時折、樹間から望める扇山が、盆地に立ち込めた雲海のような霧に浮かんでいるように見える。尾根を合わせながら、紅葉の中を登り切れば、不意に倉岳山の山頂に飛び出す。北東尾根の入り口には、「行き止まり」の看板が立てられている。
秀麗富嶽の倉岳山からは、南に道志の山々から富士山にかけての眺めが雄大。北側の大菩薩や秩父方面も開けている。晩秋にもかかわらず、日差しが温かく、居心地がよい。
倉岳山から高畑山へは、穴路峠まで滑りやすい道を急降下していく。峠は、昔日の風情を残す、趣のある雰囲気だ。峠から急な登り返しを頑張れば、やはり秀麗富嶽の一角を占める高畑山頂。眺望は、倉岳山以上のものは得ることはできない。
さらに西に尾根道を進むと、岩稜が現れる。北側に巻き道もあるようだが、直登も可能。ゴルフ場を直下に見下ろす岩稜上からは、まずまずの眺めが得られる。富士山には、だいぶ雲がかかってきていた。眺望のない大桑山からは、倒木も多く、悪路となる。特に、突坂峠の車道が見えたところに大きな倒木が道を塞いでいて、道路の方に無理に降りようとしたら藪に突っ込むことになり、一苦労してしまった。
ガードレールを越えて、鈴ヶ尾山への直登ルートを辿る。赤線のない尾根道だが、しっかりとしている。途中には、古い石仏が佇んでいる。鈴ヶ尾山頂は、荒れ地の中の一角といった風の荒涼たる雰囲気。
山頂からは、破線ルートの北西尾根を下っていく。山頂直下には、ロープにつかまりながら下る岩場が待ち構えている。6方向へと放射状に尾根が伸びる小ピークからの下りは、倒木の影響もあって少々分かりにくい。尾根から尾根へとトラバースしながら、テープや唯一の手製道標を頼りに進んでいく。眺めは得ることができない尾根道だが、小春日和に誘われて赤い花を惑い咲かせているツツジが目を和ませる。
やがて両側に人家が近づいてくると、真新しい神社の建物へと下り着く。人家の脇を通って橋を渡れば、猿橋・大月へのバスが出る幡野入口のバス停だが、バス便はごく僅かだ。

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