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記録ID: 1644564
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ハイキング
京都・北摂

八丁川遡行(八丁大道〜越木峠〜廃村八丁〜四郎五郎峠〜ダンノ峠)

2018年11月10日(土) [日帰り]
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GPS
05:15
距離
12.9km
登り
865m
下り
716m

コースタイム

日帰り
山行
5:01
休憩
0:15
合計
5:16
8:37
69
千谷口バス停
9:46
9:51
39
広域基幹林道出合い
10:30
10:38
96
12:14
12:14
35
12:49
12:51
27
四郎五郎峠
13:18
13:18
35
13:53
菅原バス停
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行き:JRバス、京北ふるさとバス
四条大宮 (7:02) → 周山 (8:11)
周山バスターミナルで乗り継ぎ(上川行き)
周山 (8:15) → 千谷口 (8:37)
\1180+\510

帰り:京都バス32系統
菅原 (14:23) → 出町柳 (16:13)
\1050
コース状況/
危険箇所等
鴨瀬谷林道〜八丁大道: 取り付きは不明瞭です。道らしいものは見つけましたが藪に埋もれていたので辿らずに尾根を登りました。八丁大道ははっきり掘れた古道ですが低木が邪魔をするので左右へ避けつつ進みます。

鴨瀬芦谷山〜越木峠: 比較的しっかりした踏み跡がありますが、P657の手前あたりから不明瞭になります。P657には大きな台杉が数本あるのでそれを目印に南へ降りていくと越木峠です。

八丁川: 廃村八丁手前まで道らしい道はありませんが、適当に歩きやすい岸へ渡渉を繰り返して歩きます。顕著な支流はノコギリ谷とババ谷だけで、いずれも左の本流をとれば問題なし。後半は両岸に岩が多くなり滑りやすい場所もあるので注意。

廃村八丁〜四郎五郎峠〜菅原: 危険はありませんが、ダンノ峠手前の広い谷は落ち葉で道が分からなくなるので間違った谷へ入らないように。
千谷口(せんだんぐち)から鴨瀬谷の林道へ向かいます。周囲の木々の紅葉具合が期待を抱かせる
千谷口(せんだんぐち)から鴨瀬谷の林道へ向かいます。周囲の木々の紅葉具合が期待を抱かせる
林道の台風被害を懸念していましたが全く問題なしでした。以前、古い情報をもとに取り付いたのはここ
林道の台風被害を懸念していましたが全く問題なしでした。以前、古い情報をもとに取り付いたのはここ
この辺が最近の山と高原地図で示されている場所でしょうか。道らしいものは見当たらないので適当に植林の急斜面を登ります
この辺が最近の山と高原地図で示されている場所でしょうか。道らしいものは見当たらないので適当に植林の急斜面を登ります
谷側からはっきりした道が合流してきました
谷側からはっきりした道が合流してきました
ラッキーと思いきや、道は藪の中に埋もれてしまいました。しょうがないので尾根芯を登る
ラッキーと思いきや、道は藪の中に埋もれてしまいました。しょうがないので尾根芯を登る
八丁大道に合流。結局、以前取り付いた場所より50mほど余分に登らないと合流できないのでどちらが良かったのか微妙。ペースは今回の方が良いようです
八丁大道に合流。結局、以前取り付いた場所より50mほど余分に登らないと合流できないのでどちらが良かったのか微妙。ペースは今回の方が良いようです
八丁大道では紅葉が目を楽しませてくれました
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八丁大道では紅葉が目を楽しませてくれました
朝方曇っていた空も青空が見え始めました
朝方曇っていた空も青空が見え始めました
広域林道合流手前の開けた場所
広域林道合流手前の開けた場所
正面の鴨瀬芦谷山は見た感じ落葉が進んでいるようなので、今回はパス
正面の鴨瀬芦谷山は見た感じ落葉が進んでいるようなので、今回はパス
越木峠まで林道歩きでもよかったのですが、見上げる稜線に紅葉が残っているのを見て尾根道へ。「ズ江」の看板から踏み跡が続いています
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越木峠まで林道歩きでもよかったのですが、見上げる稜線に紅葉が残っているのを見て尾根道へ。「ズ江」の看板から踏み跡が続いています
地名なのでしょうか、謎の単語
地名なのでしょうか、謎の単語
この木がそうというわけではなさそうですが…
この木がそうというわけではなさそうですが…
P657は大きな台杉が密集していますが、そのうちの一本が折れてしまっていました
P657は大きな台杉が密集していますが、そのうちの一本が折れてしまっていました
大杉を目印に南へ
大杉を目印に南へ
越木峠、ここまで少々藪を突っ切ったので林道でマダニチェックなどしてちょっと休憩
越木峠、ここまで少々藪を突っ切ったので林道でマダニチェックなどしてちょっと休憩
八丁川です。昨日雨が降ったので水量が気になっていましたが、いつもより少ないぐらい
八丁川です。昨日雨が降ったので水量が気になっていましたが、いつもより少ないぐらい
今年は狂い咲きが多いそうですね
今年は狂い咲きが多いそうですね
ここから廃村八丁への行程、前半の紅葉が特に見事でした
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ここから廃村八丁への行程、前半の紅葉が特に見事でした
両岸を見上げつつ至福の沢歩きが続く
3
両岸を見上げつつ至福の沢歩きが続く
八丁川の風景は京都北山の至宝だと思います
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八丁川の風景は京都北山の至宝だと思います
「額縁の木」は健在でした
3
「額縁の木」は健在でした
色鮮やか
黄色に包まれる
四角い岩
ノコギリ谷出合い
ノコギリ谷出合い
後半は岩が増えてくるので慎重に
1
後半は岩が増えてくるので慎重に
水は相変わらず綺麗ですが、この時期太陽が低くてなかなか水辺に日が差さない
水は相変わらず綺麗ですが、この時期太陽が低くてなかなか水辺に日が差さない
ババ谷に合流すればあとは快速の道です
ババ谷に合流すればあとは快速の道です
すぐに廃村八丁に到着、お地蔵さんに合掌
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すぐに廃村八丁に到着、お地蔵さんに合掌
周囲の紅葉、少し色あせている感じ
周囲の紅葉、少し色あせている感じ
お昼のいい時間ですが広場には誰もいませんでした
1
お昼のいい時間ですが広場には誰もいませんでした
刑部谷コースの方が風光明媚だと思いますが、今日は早めに帰りたいので四郎五郎峠を経由します
刑部谷コースの方が風光明媚だと思いますが、今日は早めに帰りたいので四郎五郎峠を経由します
こちらのコースの見どころは道が沢を離れる少し手前にある立派なトチノキ
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こちらのコースの見どころは道が沢を離れる少し手前にある立派なトチノキ
トチノキの先からジグザグに登って峠へ向かいます。植林ですが倒木は無かったです。コアジサイが黄葉している
トチノキの先からジグザグに登って峠へ向かいます。植林ですが倒木は無かったです。コアジサイが黄葉している
四郎五郎峠に到着、ペース的に14時台のバスに十分間に合いそうでほっとする
四郎五郎峠に到着、ペース的に14時台のバスに十分間に合いそうでほっとする
おや、出発前はこのあたりの紅葉が見頃だろうという読みでしたが…
おや、出発前はこのあたりの紅葉が見頃だろうという読みでしたが…
カエデ類だけは見頃の状態で残っていました
2
カエデ類だけは見頃の状態で残っていました
この立派なカエデはいつも紅葉がワンテンポ遅れるようです
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この立派なカエデはいつも紅葉がワンテンポ遅れるようです
ハウチワカエデではなさそう、オオモミジかな
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ハウチワカエデではなさそう、オオモミジかな
その傍で朽ちている大木はモミだそうです。枯れる前の姿は知りません
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その傍で朽ちている大木はモミだそうです。枯れる前の姿は知りません
名残のような紅葉も、周りが明るいのでまた良いものです
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名残のような紅葉も、周りが明るいのでまた良いものです
素晴らしい風景に感謝
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素晴らしい風景に感謝
ダンノ峠で一休み
ダンノ峠で一休み
菅原に到着、麓もすっかり秋色です
菅原に到着、麓もすっかり秋色です
いつもはバスに乗ったら爆睡ですが、花背峠までは紅葉見物しました。別所町あたりもちょうど見頃でした
いつもはバスに乗ったら爆睡ですが、花背峠までは紅葉見物しました。別所町あたりもちょうど見頃でした

感想

春に歩いた時、秋もまた絶対来たいと待ち構えていた八丁川遡行です。バス利用での越木峠へのアプローチが面倒ですが、小塩行きのバスがあったとしても長い林道歩きがあるのでこれでいいかもしれません。いずれにしても京北ふるさとバスの週末ダイヤはもう少しハイカーの利便も考えていただけると少しは客が増えると思うのですが(今日も当然のように乗客私一人)。

越木峠からの八丁川、春は流れる水の清らかさに心を奪われましたが、秋はやはり周囲の紅葉が素晴らしくて四季折々の魅力が楽しめる大好きなコースです。台風による倒木などの被害も軽微で安心しました。
これまで山で見た紅葉の鮮やかさでは2017年の岩籠山、2016年の廃村八丁が素晴らしかったです。今年は台風の影響が大きくて一歩及ばない感じもしますが、カエデ類の赤ならこれらに引けを取らない今年ベストの紅葉が見られて大満足です。

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コメント

廃村八丁
field8us さん、こんばんは。
これは、機会があれば、ぜひ歩いてみたいコースですね。
廃村八丁は、昔、白壁に銀座の風景と言われる落書きがある有名な土蔵がまだ建っていたころに、行ったことがあります。今は、もう跡形もないそうですが。

「今年は狂い咲きが多いそうですね」については、私も感じています。
2018/11/11 19:28
Re: 廃村八丁
コメントありがとうございます(返信が遅れてすみません)。

八丁川は沢登りの装備などは必要ないのでどなたでも楽しめると思います。
車があれば小塩から越木峠の下まで入って(現在の林道の状況が不明ですが)、八丁からババ谷を遡り広域林道を越木峠まで戻るのが一番手軽です。バス利用だと広河原まで抜けないと京北側は帰りが不便です。夏はヒルがたくさんいるでしょうが、新緑の頃は水の美しさも際立ってよろしいかと思います。

私は登山歴が浅いもので八丁の土蔵は見たことがありません。今は「土蔵跡」の小さな標識がかかっているだけですね。手持ちのちょっと古い(1990年代)ガイドブックに木造の作業小屋の写真が載っていましたが、これも現在は無くなっていて、村が自然に還ってゆく姿を目の当たりにしているようです。
2018/11/13 12:48
プロフィール画像
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