記録ID: 1651249
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無雪期ピークハント/縦走
志賀・草津・四阿山・浅間
【鳥甲山】秋と冬のはざまで
2018年11月16日(金) [日帰り]
体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 07:31
- 距離
- 14.1km
- 登り
- 1,420m
- 下り
- 1,427m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山ポストあり。トイレ、水場なし。 屋敷登山口は駐車場はなく、路肩に2,3台止められるスペースがあるのみ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
これから降雪があると思いますので近々行かれる方には参考にならないと思いますが、あくまでこの日の状況ということで。 【貉平登山口-小水の頭】 急登に落ち葉が堆積してましたが、それほど歩きづらくはありませんでした。日当たりがいい斜面なので霜はほとんど融けており、融ける前の早い時間帯だったらかなりスリッピーだったと思います。 【小水の頭-白グラ】 万仏岩のクサリ場、ナイフリッジが危険個所として記載されてますが、慎重に行けば問題ないと思います。雪はほとんど残ってなくぬかるみもなく好展望の稜線歩きが楽しめました。 【白グラ-山頂】 白グラから北斜面を下りますが、薄雪が残っており、傾斜もきついので滑りました。 ルートに被さる枝葉からの降雪は防水シェルでブロック。 カミソリ岩の基部からコルまでの下降が今回の行程で一番危険を感じました。 特に岩上部のバンドをトラバースするところ(写真24)。ここは断崖に向かって外傾している上に雪がついていて滑落トラップ状態。 下りも急でクサリ、ロープなどのお助け類をフル活用しました。 カミソリ岩より先には短い戸渡りがありますが、どうってことはありません。 カミソリ岩を下ったコルから先は雪はほとんど残ってませんでした。 【山頂-屋敷登山口】 全体に急登が多く、ぬかるんでいてかなりスリッピー。特に白砂分岐からの下りが緊張しました。転倒しそうになること数回。右手は崖ですから肝を冷やしました。 いつもよりスピードを緩めて慎重に下りました。一番滑りやすかったのは稜線から屋敷登山口への下り。ぬかるみの上に落ち葉が堆積していて、慎重にゆっくり足を置いても滑ります。尻もち数回。樹林帯なので命にかかわるようなことはありませんが、非常に難儀し消耗させられました。 |
その他周辺情報 | 【下山後の温泉】 登山口から一番近い秀清館に行くとこの日はなんと休業。 しかたなく6月に行った萌木の里へ。500円。 この日は露天は休業で内湯のみ。 |
写真
装備
個人装備 |
無雪期の日帰り装備に加えてチェーンスパイクとグローブ
防寒着を余分に。
|
---|
感想
6月に計画してた鳥甲山は雨で中止。翌日に予定してた苗場山を登った時にその山容にすっかりほれ込んで、今年中に絶対に登ろうと紅葉目当てで10月に計画したのですが、膝を痛めて中止。膝が癒えたころはもう11月。今年は無理かなとあきらめかけましたが、今年は降雪が遅く、直近のみなさんのレコや天気をチェックするとまだイケそう。
リハビリを兼ねて実に3か月振りのまともな山歩きで鳥甲山へ行ってきました。
平日のこの時期で誰にも会わず、貸し切り状態。紅葉は逃してしまいましたが、好天の中晩秋から初冬へと移ろう景色と周囲の山々の絶景を静かに楽しめ、最高の山歩きを堪能しました。
鳥甲山は山容も素晴らしいですが、登山も変化があって飽きることがなく、すっかり気に入ってしまいました。
今回のように慣らしで歩くには時間も距離も手ごろで、最適。
また再訪したいと強く思いました。今度は紅葉の時期にぜひ。
この日気になった大岩山。
帰宅後調べてみると、うーむ...
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コメント
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カノスケどん、まいど。
このあたりは良く知りませんが、どうみたってマイナーですね。ボクのような天邪鬼しか登らないような感じがします。
なになに、『ふだんあまりスベることのないワタシがスベリまくり。』???? よく言いますよ! 滑ってないかも知れませんが、スベってるじゃないですか!(笑)
クマ
クマさん、お久しぶりです。
まだ近場の山メインの海グマ状態なのでしょうか?
ふだんはスベらないワタシですが、この日はスベリまくってしまいましたよ〜不覚!
クマさんが鳥甲山を知らないとは意外!
確かにワタシはへそ曲がりのマイナー志向ですが、ここ200名山ですよ?
とはいえワタシも西日本はよくわからないのでそんなもんでしょうか
秋山郷周辺は魅力的な山が多くてこれからもひとつひとつ登っていくつもりです。
関西からはアクセス悪くてなかなか足が向かないかもですが、妙高に行ってるクマさんなら軽いもんでしょ。
絶対好きだと思いますよ〜
kanosukeさん、こんばんは。
久々の山ですか、いいっすねー。
でも、世間一般の認識では、
「鳥甲山は紅葉の時期に行く山」
かと思いますが・・・
相変わらず、ヘソが曲がってますね〜
素直な私は、紅葉が絶頂な頃に、
切明温泉を絡めて行ってみたいと思ってま〜す
久々にronさんのスパイシーなコメントいただけてうれしいっす!
前述しましたように、とても素直な性格のワタシは紅葉の時期にいくつもりだったんですよってば!
紅葉は逃したものの、貸し切りだったし、この日はこの日でなかなかオツでしたよ
切明温泉は6月に泊まりました。
雪あかりって宿、おすすめですよ。
ここに泊まって、佐武流山、鳥甲山などに連荘しては?
ronさんはランニングシーズン突入ですかね。
減量順調ですか?
ちなみにワタシもアイラ系モルトが好きで、一時期アードベックにはまってたこともありますが、最近はブルイックラディがお気に入りです。
kanosukeさん初めまして。
私も今年の秋分の日に貉平から登りましたが、あまりの急登で息が上がり、猛暑で体調に不安を覚え、白目前かというところで撤退しました。過去の記録を見たら今の時期は雪山になっていましたので、貴方の記録を見て羨ましく思いました。流石に今度の3連休には雪山になっているでしょうかね。来年のうちには何とか登頂したいです。
masa177さん、初めまして。コメントありがとうございます。
体調不良での敗退、残念でしたね。
ワタシも今年はもうダメかな〜と思ってたんですが、前週のレコとその後の天気を確認するとほとんど雪はなさそうだったので行ってみました。
核心部のカミソリ岩に残った雪がイヤらしかったもののなんとか歩き通せてラッキーでした。
もうちょっと雪がついてしまうと難しいでしょうね。
今週末はもうだめかと...
来年ぜひリベンジしてみてください!
確かに中途半端な時期でしたネ。
おはようございます、kanosukeさん!
私が鳥甲山を訪れたのは3年前の9月前半で、秋色にはまだ早い中途半端な時期でした。
白グラまでの斜面は、赤くなる葉が多いので、紅葉最盛期の写真を見ると本当にきれいです。
もう少し早い時期ならよかったのにネ...
kanosukeさんのレコを読みながら、笑ってしまいました。
わずか3mの戸渡りにクサリが架けられたのですネ。
たしかに両サイドは切れ落ちているけど
私も屋敷登山口への下降は参りました
濡れていたこともあるけど、滑りまくりで地獄の下りでした
そうでしたか、最近ハードな山行がないと思っていたら、膝を痛めていたのですか。
もうすっかり回復でしょうか。
またガッツリ山行期待しています
hottenさん、こんにちは。
ホント、紅葉の時期に行きたかったですね〜
また来年以降訪れてみたいと思います。
鳥甲山はとても気に入りましてマイ100名山に登録しました。
クサリをつけるなら3mの戸渡りじゃなくて、カミソリ岩の上部にしてほしかったですね。
ここは本当に緊張しました。
屋敷登山口への下降、そうですか、hottenさんも滑りましたか〜
ほかのレコを見てみると、みなさんここで難儀してるみたいですね。
hottenさんが鳥甲山で出会った、ムジナが化けたオネーサンが現れることを期待してたんですけど...
初冬のうらぶれた林道歩きはわびしいですな〜
kさん、こんばんは。
鳥甲山に行かれていましたか。
さすが渋い山をチョイスされてますね。
と言いますか、私も密かに行きたいと思っている山だったりしますが。
私も苗場山から見た山容に惹かれたくちですが、来年あたりにはトライできるといいなぁと思っております。
しかし、皆さま「スベる」という言葉に敏感に反応されているようで
kさん、確信犯的に仕掛けたのですよね
あ、私は滑らない季節に行ってみようと思います。
cさん、こんばんは〜なんかお久しぶりですね〜
確信犯...
さすがは気象予報士、天気だけではなく私の心まで読むとは!
しかしホント、笑っちゃうほどスベります、屋敷登山口への下り。
静かに足を置いても滑るので、ばたばたしっぱなし。
思わず斜面に向かって悪態をついてしまいました。
これまでで一番滑る斜面でした。
滑らない時期といわず、このスベリ加減をぜひ体感してくださいませ
苗場山から見る鳥甲山はホントかっちょいいですよね。
だれもが惹かれると思います。
遠いですが、cさんなら5,6時間で歩けると思うので遅い出発でもOKですし、しばらく山に行ってないな〜なんてときにうってつけですよ〜。
でも久しぶりの山なのに奥秩父のロングをさくっと歩いてしまうcさんには関係ないか
ワタシは林道でヨレヨレでしたよ
レポを読ませていただきありがとうございます。
先月半ばに同コースを歩いてきました。
カミソリ岩の外傾バンドのトラバースの箇所ですが、雪がない時でも、
もしもスリップしたら一大事が確実な箇所。
目前にして躊躇っていたら、手前に右手に降る道がありました。
ロープが設置されていなければ登山道かどうかを疑う程の急下降ですが、
おかげでトラバース箇所の相当下部を無難に巻くことができました。
安全第一の人はそちらを通った方がいいと思います。
ちなみに屋敷への急な下り坂では、転倒した拍子に止まらず、
(登山道を踏み外した訳でなく)登山道に沿って
数メートルほど滑落しました。
それ位、滑りやすく急な道ということですね。
macoponさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
外傾バンドに捲き道があるんですね。気が付きませんでした。
ここは足を滑らしたら即アウトですのでかなり緊張しました。
ワタシは下手でもクライミングをやってる分、一般の人よりは岩慣れしてるので躊躇いはありませんでしたが。
屋敷への下り、macoponさんもスベらされましたか。
ここは静かに丁寧に足を置いてもまず滑りますから、滑落する準備をして臨んだ方がいいかもですね。
樹林帯なのでお尻からうまく滑っていけば大事になることはないでしょうから。
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