二十六夜山・今倉山・菜畑山(西川BS〜道志の湯BS)
- GPS
- 06:10
- 距離
- 15.2km
- 登り
- 1,466m
- 下り
- 1,354m
コースタイム
- 山行
- 5:13
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 6:09
過去天気図(気象庁) | 2018年11月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
以前、道坂隧道からは歩いたことがあるコースを逆から辿り、道志まで足を延ばす。最近になってその存在に気付いた、道志と山中湖を結ぶ季節運行のバスは、来年も走っている保証がないので、存続のためにも乗っておきたかった。
富士急の赤坂駅で下車し、始発の早い月待ちの湯行きの都留市循環バスを赤坂バス停から利用。赤坂駅近くのファミリーマートに寄る場合は、三吉入口のバス停が店のすぐ脇にある。
バスを西川で下車して集落の中の道を折れ、寂れた雰囲気の舗装路を登れば、二十六夜への登山口。最初は沢沿いの杉の植林の道。それを、かっちゃ石という大岩の手前で屈曲して外し、尾根への急な登りを取る。途中に、苔むした岩の割れ目から勢いよく噴出する「仙人水」の水場がある。
尾根筋に出れば、明るい自然林の中。二十六夜山までは気持ちよく歩いていける。引野田からの道を合わせれば、すぐに二十六夜塔の立つ山頂に出る。開けて小広い山頂からは、富士山の眺めがすこぶる良い。
下った先の林道は、右に20メートルほどで今倉山への登山道に接続する。引き続き良い雰囲気の樹林の道を登っていけば、360度の大展望が広がる赤岩の頂に着く。
赤岩から先は、岩場の急坂も通りながら、御座入山(今倉山西峰)、山梨百名山標の立つ今倉山東峰と続く道を歩く。
東峰から先の唐沢尾根は初めて歩く道。最初は明るくなだらかな尾根道だが、水喰ノ頭への標高差100メートルほどの登り返しは、三段の急坂になっていてかなり堪える。
更にいくつかのピークを通過した先が、やはり山梨百名山の菜畑山。柱と屋根が失われた東屋の跡に4つのベンチが残る。道志川を挟んだ西丹沢の山々が大きく見える。富士山も稜線越しにその姿の4分の3ほどを見せている。
急坂を下り、テレビアンテナから少しの林道歩きを経て、再び和出村への山道へ。最初は鉄塔巡視路で歩きやすいが、沢を越えると打たれた杉の枝が散乱し、荒れ気味の様子となる。鹿柵のゲートをくぐれば、すぐに舗装路。道志みちは相模原市内の通行止めが続いているが、それでもツーリングのバイクがひっきりなしに走っている。
2015年版の地図に「入浴可」と描かれていた日野出屋を探すが、それらしき旅館は見当たらなかったので、道志みちを挟んで1kmほど先の道志の湯を目指す。
樹々を眺められる露天風呂に浸かり、食事処へ。天井からの水漏れが酷いようで、それを避けるようにテーブルが不規則に配置されている。食券を買ってから食事が出てくるまで20分以上かかったが、大根の千切りに冥加と練りシソが入った「すずしろ」という蕎麦は美味。
道志の湯まで入ってくる山中湖旭日丘行きのバスに乗車。この方面の山域では貴重なバス便だが、乗客が少ないのは残念。旭日丘から新宿行きの高速バスに乗換え。外国人観光客でごった返す河口湖駅などを経由して、1時間ほどの遅れでバスタ新宿に到着した。
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