塔ノ岳・鍋割山 〜困った時の丹沢頼み
- GPS
- 07:29
- 距離
- 19.1km
- 登り
- 1,515m
- 下り
- 1,503m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■登山ポスト: 大倉登山口、二俣 にあり ■雪の状況: (大倉尾根) 花立より下はなし 花立〜頂上はアイゼン推奨 (金冷し〜鍋割山) アイゼン推奨 (鍋割山〜二俣) 頂上以外は登山道に雪なし |
写真
感想
前回(http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-163373.html)の八ヶ岳雪上訓練では天狗岳山頂を踏めなかったので、どうもスッキリしていない。
1月最後の日にピークを取るため、「困った時の丹沢」で塔ノ岳から鍋割山へ回ることにした。
直近のヤマレコの記録をザッと読むと、頂上付近を除けば雪はかなり減っている様子。
一応12本爪も持って行くが、手軽なスパイクで事足りるだろうと踏んで出発。
朝、家を出てみるとスッキリとした快晴。
6時半に大倉の駐車場に着くとさすがに平日のせいか先に止まっていたのは2台だけ。
車の中で朝食と準備を済ませ、7時に歩き出す。
昇ってきた朝日が登山道脇の杉の林を照らし、地面に縞模様の影を映す。
別のところに車を止めたのか、数名の登山者が次々に後からやってきて追い抜いて行く。
堀山の家辺りまでは歩く道に雪は殆どないが、ところどころ泥の下に凍った雪が眠っている。
堀山の家では富士山もきれいに見えていたが、花立に着いてみると富士山には雲が出始めている。
花立から上にはある程度まとまった量の雪が着いているようだが、アイゼンが必要なほどの深さでもないのでスパイクをここで装着して進むことにする。
歩いてみると、気温が低い割には硬く凍った着雪ではなく、サクサクとした感じなので道の細い箇所や急な坂でもさほど恐怖を感じることなく進む。
塔ノ岳頂上には10人ほどの先行者。気温は低いが、風が殆どないのでひどい寒さは感じない。
小屋に入るとやはり数名の先客がいる。コーヒーを頼んでアンパンを食べ、簡単にお昼にする。
30分ほど休んで小屋を発ち、大丸・小丸を経て鍋割山へ。
鍋割山稜もよく歩かれていて踏み跡がくっきり付いている。
御殿場演習場の砲声が絶え間なく響く中、小刻みなアップダウンに閉口しながら1時間ほど歩くと鍋割山に到着。
山荘は営業しているようだったが、今日は少し面倒な気分だったので鍋焼きウドンはパスした。
外には4,5組のパーティが休憩している。
富士山はこの時点ではすっかり雲に隠れていた。
テルモスから暖かいお茶を呑み、Garminの電池を交換してから下山を開始。
頂上から少し下りるとすぐに雪はなくなり、下から登ってくる人に聞いてももう雪はないとのことなのでスパイクを脱ぐ。
後沢乗越を過ぎ、四十八瀬川を渡るところまで1時間足らず。
ここからは西山林道を5kmも歩かないといけないが、これがいつもかなりツライ。
今回は大倉に近づいたところで勘違いから大きく道を誤って15分ほどロスしたので、1時間半ほどもかかった。
民家の近くになると、蝋梅が咲いていたり、木々の芽が膨らみ始めていたりとそろそろ春の気配。
鍋焼きウドンを食べなかったのでお腹が空き、大倉の駐車場の隣の蕎麦屋さんに初めて入って暖かい蕎麦を貰う。
これがおいしい出汁でとてもうまかった。
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