八ヶ岳(小淵沢-海尻)
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- GPS
- 10:42
- 距離
- 32.7km
- 登り
- 2,682m
- 下り
- 2,624m
コースタイム
02:30 道の駅小淵沢
06:00 権現小屋
07:50 赤岳
09:40 硫黄岳
10:50 本沢温泉
12:40 稲子登山口
13:10 海尻駅
天候 | 快晴 風強い |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
これを逃すと 海尻駅15:09 - 16:12小淵沢駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
チェーンスパイクとバイルは使わなかった。 |
その他周辺情報 | 下山後の温泉はスパティオ小淵沢。食事もここで。 920円と高めだが熱いサウナに冷たい水風呂、露天もまあまあ良かった。wi-fiは遅い。 |
写真
感想
晴れそうな八ヶ岳へ行ってみよう。
前日移動で小淵沢へ。スパティオ小淵沢で温まったら道の駅で車中泊。
気温は氷点下でクルマの窓がパリパリに凍っていた。
2時起床の2時半出発。月が眩しい。空は雲ひとつない快晴だ。
出だしはランニングシューズだがブーツも背負っているので荷物は多い。
ぺたぺた早歩きで牧場を抜けると登山道に入っていく。
スタートの道の駅から1,000m近くあるので少し登れば2,000m超えの青年小屋着。
テントが3~4張り。今晩は冷えて寒かろう。でも月も星も綺麗で楽しそうだ。
2,000mを超えると足が冷たくなってきたのでブーツに履き替えて再び標高を上げる。
月に照らされる権現岳がどっしりとそびえ立っていた。圧巻だ。
そろそろ東の空も明るくなってきた。富士山がくっきり見えて嬉しい。
権現岳を過ぎれば目の前に阿弥陀岳と赤岳が見える。ここから見ると双耳峰のようだ。
赤岳を過ぎると西面から登ってきた人とスライドしたり追い越したり賑やかになる。
とは言ってもハイシーズンに比べたら空いているだろう。夏の八ヶ岳はヤバいらしい。
硫黄岳へ続く尾根はそこそこ強烈な西風が吹いている。顔が冷たい。冬って感じだ。
夏沢峠へ降りたら時間を確認した。海尻駅の電車は13時か15時。
天狗岳へ足を伸ばすことも考えたが13時の電車に乗りたいのでやめた。
この先はまたの楽しみにとっておこう。
来年の晩秋にでも小淵沢から蓼科へ1日で抜けてみたい。
本沢温泉は本当に温泉宿だった。こんなクルマの入れない場所に宿があるなんて驚きだ。
ここから海尻駅までひたすら下り。距離はそこそこあるが足は勝手に前に出る。
稲子登山口まで来ると下界。コンビニも商店も無い。
田舎、というのは言葉が悪いか。カントリーって感じ。良い雰囲気の町だ。
ぺたぺた歩いて国道を渡れば海尻駅ゴール。10分ほどで電車が来た。完璧だ。
窓から八ヶ岳を眺めていると1時間弱で小淵沢に着いた。
小淵沢から道の駅まで30分ほど歩く。
左後方には甲斐駒ヶ岳、前方には八ヶ岳、右手後方には金峰山と山ばかり。
小淵沢は良いところだ。いつか自転車で来てみたい。八ヶ岳をぐるっと、とか。
八ヶ岳縦走は楽しかったがそれと同じくらい稲子登山口から小淵沢へ戻るまでの
町歩きからの小海線乗り鉄タイムが超楽しかった。
山登りをやっていなかったら絶対に立ち寄ることの無かった海尻駅。
小海線がJR最高地点ランキングを総ナメしていることとか知らなかった。
山登りの魅力は山そのものや山に登るという行為自体の楽しさはもちろん、
山麓の町や人や文化や歴史など自分の知らなかった景色に触れることなのだと
改めて実感した。山と同じくらい旅が好きだ。
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