目を奪う俎堯.痢璽肇譟璽垢涼罐粥屡根から谷川岳を目指すが…
- GPS
- 09:59
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 1,476m
- 下り
- 731m
コースタイム
- 山行
- 9:08
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 9:39
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
谷川温泉に1台、谷川岳RWに1台駐車 駐車場は谷川岳ロープウェイ(500円/日) 4〜11月の谷川岳ロープウェイの営業時間は平日8:00〜、土日祝7:00〜で終了はいずれも17:00 料金は大人(小人)片道1230(620)円、往復2060(1030)円。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ヤマケイアルペンガイドでは 中ゴー尾根のコースグレードは中・上級で技術度・体力度ともに4/5。 ちなみに西黒尾根のコースグレードは中級で技術度4/5・体力度3/5。 登山口〜二俣 単管パイプで作った橋が2つあり、1つ目は途中板が抜けます(落ちるかと思いました)。目印はしっかりあり、迷うことはないと思います。増水しているときっと大変です。二俣辺りで10cm程度の積雪。 中ゴー尾根(ノートレース) 下部は急登で雪が中途半端に積もって登山道を覆っているため、足元が安定せず頻回にスリップ。ステップを作っても崩れることが多かった。時折ロープや鎖が雪に埋もれずにあった。 上部は積雪量が増え膝以上のラッセル。それでも木が出ているところが所々あり、やせ尾根を直登したいところだったが巻かざるを得ない状況になり、ルートファインディングにも気を遣う。 中ゴー尾根分枝〜肩の小屋(ノートレース) 中ゴー尾根上部と同様の膝上〜股下ラッセル。新潟側の吹き溜まりは深いパウダーで身動きがとりにくい。 肩の小屋〜天神平RW(トレース明瞭) 基本的に雪上。アイゼンをしている方が多かったが、なくても大丈夫なレベル。 中ゴー尾根は12月1日から2月末日までは群馬県谷川岳遭難防止条例により入山禁止になります。 詳細下記URL http://tanigawadake.ec-net.jp/jyourei.htm 今回私はピッケル、アイゼン、ワカン、スノーシュー、ストックは使いませんでした。仲間は下りでアイゼンのみを使いました。 状況は常に変わるので、適宜の装備を |
その他周辺情報 | 湯テルメ(谷川温泉) 大人570円(露天風呂工事中で100円引き) 水上インターから土合までの間にセブンイレブン、ファミリーマートの順で1店舗ずつあり。 |
写真
感想
ヤマレコの年間レコードが少ない中ゴー尾根に挑戦した。ずっと行きたいと思いつつも、チャンスはあったが後回しにしてきてやっと行ける時がきた。しかも、降雪後のベストタイミング。
誘った仲間はほとんど来られず、二人で行くことに。曖昧な記憶で集合時間を決めたのちに計画書をみると、谷川温泉〜中ゴー尾根〜谷川岳〜天神尾根〜保登野沢〜谷川温泉のCTは10時間30分。そこで予定変更を提案し、車2台で行きRWで下山ということにした。
谷川温泉から中ゴー尾根までは、橋の板が抜けるなどのハプニングがあったが順調に進んだ。
中ゴー尾根に入ってからは結構な急登で徐々に会話が減ってきた。根雪になっていないためか、ステップを作っても体重をかけると崩れてスリップすることが多々あった。途中まで登って思ったのが、もうここから降れない。というのは降る方が足元が定まらず滑落するリスクがあると感じたし、ロープもなかったから登るしかなかった。でも、登りは登りで膝上ラッセルを強いられる。降雪後というのはわかっていたが、どれぐらい降ったかはわからなかったから、足元の装備は12本爪アイゼンのみだったためツボ足ラッセルは避けられなかった。このとき適宜の装備の大切さを感じた。歩いては立ち止まり、歩いては立ち止まり呼吸を整えつつ登り続けた。肩の小屋の直下まで行くと、肩の小屋の所にいた方に「頑張れ!」と励まされつつ小屋に到達した。予定以上・想像以上に肩の小屋までの時間を要したため、予定を変更したことに安堵した。
今回は中ゴー尾根を登ることをメインターゲットにしていた私は、肩の小屋に着いた時点で気持ちは満たされた。仲間も「何度も(頂上には)行っているから」とトマノ耳にもオキノ耳にも行かず下山した。天神尾根は中ゴー尾根のような緊張感はなく降ることができた。
中ゴー尾根にしかない俎瑤侶平Г素晴らしい。登山者も少ないから、それを目にする人も必然的に少なくなるだろう。
谷川岳に向かうことができる尾根は西黒尾根・天神尾根・中ゴー尾根があるが、中ゴー尾根が最も厳しいと思った。積雪がなくてもそう言えそうな気がする。今度は装備を整えて残雪期と雪のない秋に挑戦したいと思った。
普段一人で登山することが多い私は、どんなコースに行っても自己責任なので諦められるが、今回はそうはいかなかった。こんなに苦しく厳しいところに連れてきてしまってと…登っている最中に思うようになり、仲間に「なんでこんなところ連れてきた?」って怒られるんじゃないかとも思い、申し訳ない気持ちにもなっていた。そんな思いを伝えたら「大丈夫」と笑顔で答えてくれて安心した。
今回試練のような登山をして、その経験をシェアできる仲間がいて本当に良かった。
一緒に登ってくれてありがとうございました。またお願いします。
コメント
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こんばんは、初めましてtetsurawさん。
谷川のレコを見ていましたら、素晴らしいこのレコが目に留まりました。
心が通じ合うお仲間がいらっしゃるのは良いですね。
ご存じとは思いますが、夏から秋の中ゴー尾根はヤマビルが多数おりますので、忌避剤が欠かせません。それ以上に厳しい急登ですが、左手の俎嵒や幕岩の景色は行った者しか見ることができない特別な眺望です。赤谷林道からの毛渡乗越も厳しいです。中芝新道は崩壊がすすみ整備も不確実なので来年から廃道となる予定です。
今年の残雪期に俎嵒に登頂しました。そこから見る景色も良かったです。
コメントありがとうございます。
仰る通り中ゴー尾根からの景色は素晴らしいものがありました。赤谷林道は滝などが見ることができていいですよね。中芝新道が廃道になるのは残念です。沢伝いに登っていき、谷川の奥の景色がまたいいですね。廃道になっても行けないわけではないので、また行けたらいいなと思っています。
残雪期に俎グラに行かれたんですね。羨ましい限りです。今年の冬は雪が少なそうなので、行けたらいいなと思っています。
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